笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

13日の金曜日で大雨警報のオマケ付だった2022年の誕生日

2022年05月16日 00時15分39秒 | 日々雑記
身内の集まりがあり、13日の週末に大阪に出かけました。
ついでのお墓参りを考えていたのですが、当日の予報は「警報レベルの大雨」。
「無理しなくてもいいわよー」、という母親からの天の声もあり(^_^;)?、お墓参りはなし。昼過ぎに梅田で散会になったものの、お天気はいつ雨が降っても不思議ではないくらいの"超曇天"です。宿泊も梅田だし、ここは無理せず梅田界隈で時間を過ごすことにしました。

まずランチ。
前からチェックしていたお店、梅田スカイビルの「きじ」でお好み焼きを頂きました(^^)b

左がご店主お勧めの「モダン焼き」。中にはずっしりと焼きそばが詰まっているのですが、外側が柔らかくて口当たり最高。
右は「豚玉」。豚肉が美味しい、で、とろとろ玉子とソースがイイ感じで混ざっていてこちらも美味し~い(^^)v
 


今度はイカ玉食べに行きます。ごちそうさまでした!

そしてお誕生日ですから、やはりケーキは必要でしょ。ということで、これもあらかじめチェックしていた阪急百貨店の「五感」で苺ケーキと米粉のロールケーキをお持ち帰り(^^)b


米粉のロールケーキ、最高♪


翌日は妹殿と京都へ。
今回は河原町のゑびす神社と建仁寺そしてランチ、というミニミニ観光プランです。
寺社建築や霊獣をじっくり見たいな~、という気持ちもあったのですよね(^_^*)にわか

京都ゑびす神社



なかなか精悍なお顔の阿形(口を開けている方)の獅子。
口を閉じて(吽形)角のある方が犬(狛犬)なんだそうです。初めて知りました。φ(..)フムフム
(これから狛犬を見る時は、獅子か犬かを確認せねば、、)

奥の鳥居には扁額ではなく「熊手を持ったえびす様」(^o^)。

熊手の中にお賽銭を投げ入れている参拝の方もいらっしゃいます。
面白いですね~。


建仁寺に向かう途中の摩利支天堂にも立ち寄りました。


摩利支天はイノシシの背に乗る唯一の神さまで、護身、勝利、開運などをつかさどるのだとか。イノシシに乗って素早く移動し、しかも姿が小さく実体が見えない。すなわち傷つきにくいことから戦場の護神として武士や忍者が信仰し、江戸時代には蓄財福徳の神として大黒天や弁才天とともに人気があったそうですよ。また、イノシシの背中に乗っていることから、亥年の守り神とも言われているそうです。
なので、狛犬ならぬ狛猪。


境内で一番大きな阿吽のイノシシ


さて摩利支天堂にはどんな霊獣が隠れているのでしょう。。。。



向拝頭貫(こうはいかしらぬき)の木鼻彫刻(阿吽の獅子)


※向拝(こうはい):向拝とは、建物の正面の階段を覆う庇(ひさし)のこと。またその庇の下の空間のことを指して向拝ともいう。向拝の第一の役割は正面の階段を雨から守ること。
※頭貫(かしらぬき):柱と柱を上部でつなぐために柱の頭部に用いる横木のこと

頭貫上の透かし彫りの蟇股(かえるまた) イノシシに松?


そして、なかなかイケメンの鬼瓦


その後、建仁寺へ

(左)勅使門・(中)望闕楼(ぼうげつろう)・(右)法堂(はっとう)


建仁寺は京都五山3位のお寺です。俵屋宗達作の「風神雷神図」(国宝)を所蔵していて、そのレプリカを見ることができるのです。今回はそのレプリカと法堂の天井画が見たかったのです。





このレプリカはCanonの技術を活用した「綴(つづり)プロジェクト」で作成されたものなんだとか。
----------------------------------
<「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)>とは
キヤノンならびに特定非営利活動法人 京都文化協会が共同で行っているプロジェクトです。日本古来の貴重な文化財の高精細複製品を制作し、オリジナルの文化財をより良い環境で保存しながら、その高精細複製品を有効活用することを目的としています。

<高精細複製品の制作>
屏風・襖絵を始め、日本古来の貴重な文化財をキヤノンのデジタル一眼レフカメラで撮影し、そこで得られた高解像度なデジタル画像データにさらにキヤノン独自の高精度な色補正処理を施した上で、キヤノンの大判プリンターを活用して原寸大に印刷。これに、必要に応じて金箔や表装を施すなど、デジタル技術と伝統工芸を融合させ、オリジナルの文化財に限りなく近い高精細複製品を完成させます
------------------------------------
その他、方丈障壁画(襖絵?)なども同じ技術で複製されています。



妹殿大絶賛の海北友松(かいほう ゆうしょう)雲龍図襖


そしていよいよ法堂の巨大な天井画と対面です!



よく見ると、この双龍図も阿吽の構図


ちなみにこれを作成した小泉淳作という日本画家は、鎌倉五山の1位建長寺の法堂天井画「雲龍図」を描いた方でもあるそうです(おぉ~、それわ今度見に行かないとね~)。

ゑびす神社から建仁寺までは徒歩10分くらい。本当に狭いエリアでの観光でしたが(私的)見所いっぱいで、と~っても楽しかったです(^^)v

観光の締めは、河原町「うなぎ 徳 京都店」で鰻重を頂きます♪



ごちそうさまでした!


ちょっと贅沢だった今年のお誕生日。
来年も元気でよく歩け、よく食べられますように!(^^)/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする