笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

最近のお気に入り、NHKの番組をふたつ ~やるね、NHK♪

2018年08月09日 14時46分44秒 | テレビ

ほぼNHKとテレビ東京しか見てない我が家(^_^;)
まぁ、時間的な制約もあるし、CMがウザイ、ということもありますが。
勿論「半沢直樹」とか「下町ロケット」とか「陸王」とか見てましたけどね。

さて最近のお気に入りは何といっても「チコちゃんに叱られる」。


徐々にネットでも話題になり始めているようです。金曜の夜家族とまったり過ごしながら楽しめる番組だと思います。
先日、結構硬めの、それも労働政策学者の先生のブログで「ぼーっと、生きてんじゃねーよ」という文章を見かけ、吹き出してしまったのですが、そのくらい、広い範囲(世代)からの支持もあるようです(^_^;)。

そのうち、かの「この紋所が目に入らぬかぁ!」くらい有名な台詞になっちゃうんじゃないかと期待してます。
ちなみに私は、"あの"森田美由紀さんが「なーんちゃって」などと言っているのに萌えております。。
民放風の肩の凝らなさと公序良俗ラインを超えないNHKの安心感が相まった久々のクリーンヒットだと思います(^^)/
「チコちゃんに叱られる」公式WEBはこちら


もうひとつは、これはもう"ザッツNHK"的な番組「奇跡のレッスン」
海外の各界の有名コーチに、日本の子供たちを"コーチ"してもらいその成長を感じよう、という教育番組です。
もともとNHKBSの番組だったのですが、木曜夜10時からEテレで2回に分けて再放送されています。
子供たちの"劇的ビフォー・アフター"を観て、コーチたちの生き方を知り、涙目になっちゃうこともあります。

日本語の「先生」は、"先"に"生"まれた人のこと。先に生まれたんだから、あとに生まれた人より知識も経験もあるはず、だからモノを教えることができるんだよね、という"立場的な意味"に近いでしょうかね。尊称的(敬称的)な意味合いもあります。
英語の「ティーチャー」は「わからないところを教えてくれる人」がもともとの意味。

「コーチ」は、教えることはもちろん、相手の才能を引き出したり、具体的な技術指導をしたり、と、その道のプロである"職業的な意味"のボリュームが多い言葉でしょうか?

「奇跡のレッスン」のコーチたちは、子供たちひとりひとりの適性や才能をよく観て評価し、それを具体的に伝え、子供たちに自信と「やってみよう」という勇気を持たせます。
この手法が実に様々なんですよね。でもこれはまねてできるものでは決してないと思うのです。ティーチングやコーチングには、その人の"価値観や生き方"が関わってくるから。だからコーチたちは自分の背景まできちんと相手に伝えているのです。

先日観た「管弦楽編」で、コーチのドイツ人のダニエル・ゲーデさんは子供たちに聞きます「この楽曲の作者について知っている人は?」


知っている子供は誰もいませんでした。
それだけでも、曲への理解の仕方が大きく違ってくるはず。。ですよね。

興味深いのは、どの回でも子供の姿が面白いほど似ていることです。
真面目・自分のパートはきちんとこなせる・素直。    その反面として、
遊びがない(感情表現が乏しい)・全体を見ていない・自分の意見を言わない。。

これって、大人の世界でも同じ気がします。

「奇跡のレッスン」は子供を持つ親や学校の先生だけではなく、世の中で働く大人にも見て欲しい番組だな、って思います(^^)/
「奇跡のレッスン」公式WEBはこちら
コメント
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