ここなのです。
1929年(昭和4年)に完成。
太宰治が目にした姿ほぼそのままに現存する貴重なものでしょう。
駅から線路沿いに西に歩いて5,6分。
三鷹には車庫があるため線路が何本も走っているので
かなり大きな跨線橋です。
足下を電車が走ったりしまして
鉄道マニアならずともちょっと興奮します。
アタシは南側の階段からのぼりましたが、
階段の下に、ちょうどそこを降りる太宰の写真があります。
ちょっとゾクっとしました。
太宰は、この跨線橋にのぼって
津軽の方角をよく眺めたんだとか。
アタシにはどうしても太宰が本当に死にたかったとは思えないんですよね~。
なんの根拠もないんですけれど(^^;
晩年の作品は冴え渡ってるし
作品が映画化だ舞台化だと人気の作家だったし
からだの具合は悪かったようですが
それにしても・・・
まぁ、あれこれ想像させてくれるお方です。