
きょうの「NIKKEIプラス1」の“何でもランキング”では、
~訪ねてみたい文人ゆかりの地~
というテーマでランキングされていました。
堂々の1位は「太宰治と青森・五所川原」。
宮沢賢治の岩手・花巻を抜いての1位です。
太宰作品が好きで朗読する小野紫ですが、
一度も斜陽館を訪ねたことがありません。
いつか必ず!
迫って参りました、3月31日の【いちまるに】朗読ライヴでも
太宰治の「畜犬談」を上演します。
「文学者」の昭和14年8月号の発表された「畜犬談」は、
いわゆる太宰文学中期の作品。
「中期の作品は、前期、後期の作品に観られるような反逆的、破滅的なはげしさは、
直接的にはあらわれていないが、その代り、太宰の文学的、芸術的才能が
のびのびと発揮され、豊かに開花している。
時代は戦争に向って激動するもっとも困難な時期だったにもかかわらず、
太宰の精神や生活は生涯の中でもっとも安定し、専ら小説の創作に向けられていた。」
奥野健男・新潮文庫解説より
抱腹絶倒の話の中に、やはり太宰ならではの自分を投影させてゆくところが興味深い
「畜犬談」。
さて、朗読で聞くと、どうなりますかーーー。
お楽しみに。
娯楽的朗読発信処【いちまるに】ライヴは、
今月、3月31日土曜日、
場所は荻窪ルースター・ノースサイド
昼の部 13:00開場 13:30開演
夜の部 17:30開場 18:30開演
チャージ 前売 2500円+1drink
当日 3000円+1drink
となっております。
夜の部に十分お席がございますので、お待ち申し上げております。
ご予約は荻窪ルースター・ノースサイドまで。
お店のサイトにあるメールからお申し込みができます。