私の知り合いの着付けの先生は
『装賀きもの学院』の先生なのですが、
いわく、先日創立30周年の記念行事があったそうです。
私も昔一度、某きもの学校のイベントに呼ばれたことがあり
きものショーや帯の形を競うコンテストなどを初めて拝見し
圧倒された記憶があります。
先生から『装賀きもの学院』のイベントの模様を伺っていると
“きものまい”
という言葉が飛び出し、気になってたずねますと、それは
“着物舞”
といって、ステージに50人ほどの女性が白の長襦袢姿で登場し
曲に合わせて全員シンクロしながら留袖を着てゆく・・・
というパフォーマンスのことでした。
今回は「さくらさくら」の曲にのって着付けていったそうですが、
フォーマルな留袖ですから、ステージ上は白と黒のコントラストが映えて、
また50人が動きをピタリと合わせて着物をはおったり紐を締めたり
するのですから、そりゃあもう、その華やかさは想像できます。
今はいろんな学校でこうした着物舞を行うそうですが
『装賀きもの学院』はそれを取り入れるのが早かったそうです。
へぇ~、そんな世界があるんだと
しきりに感心した私。
是非次回は誘ってくださいと先生にお願いしました。
ちなみに先生の教えてくださる着付けはとてもシンプルで、
道具をほぼ使わず自分の体のかたちを活かした着付けだなぁと思います。
畏まらず普段から着物に馴染ませてくれるような教えです。
シンプルですからポイントを押さえてテンポ良く着ないと
うまく着られないのですが、
「完璧な仕上がりなんて、私もそうないのよ」
などと先生は私たちの気持ちを楽にしようと(笑)仰います。
なかなかうまく着られず、でも自分が心地よい着方を探って
今度はここをこうしようあそこをああしようと
あれこれ考えながら着物に触れるのが良いようです。
そういえばウチのおばあちゃんの着物の着方って
程良く“ゆるみ”があって、一方でからだに馴染んでいて
しかもかっこよかった!
学ぶところ多し、です。