2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

■LUMIX DMC-GF1 が写したロンドン2010-1

2010-06-27 | ■LONDON 2010
(C)Ryo

  本日より、このブログとTwitterとの連動を一時停止しました。Twitterはあくまで140字のつぶやきにすぎず、やはり長い間つづけてきたこのブログの存在意義とは異なるものだと思ったからです。ただ、時おり140字ちょうどでつぶやくゲームとしてのTwitterはつづけるつもりです。

  さて、昨日は浜離宮朝日ホールで行われた河合優子さんの演奏会に行ってきました。ショパンのナショナル・エディションによる全曲演奏会の第10回めにあたるもので、ピアノ協奏曲の1番と2番を弦楽四重奏との協演で聴くという珍しいプログラムです。

  ソロは言うまでもなく河合優子さんですが、カルテットはワルシャワ国立フィルハーモニーのメンバーで、ショパンのピアノ協奏曲を過去に数え切れないほど演奏してきた人たちです。

  ショパンのスコアのオーケストラ部分を弦楽四重奏にアレンジしたのは、このカルテットのコンサートマスターを務めるヤン・レフタク氏ですが、このアレンジが傑出したもので、ピアノ協奏曲というよりは、最良のピアノ五重奏を聴く思いでした。

  通常のピアノ協奏曲の場合とは異なり、カルテットがピアノの前に配置されるという構造は、音響的にもショパンのスコアのディティールを浮かび上がらせる効果があって、久々に感動的な演奏会に出会うことができました。この日のことは、いずれ詳しく書くとして、本日からLUMIX DNC-GF1が写したロンドンと題した連載を開始します。

  6月半ば、仕事でロンドンに行きましたが、少ない時間の合間をみて撮影してきました。本日の写真は夕暮れのナショナル・ギャラリーです。ロンドンでは古楽を二晩、セント・マーティン・イン・ザ・フィールドとウィグモア・ホールで聴きましたが、このときのリポートも登場します。

  カンヌ同様、優れた性能のカメラが切り取ったロンドンの一瞬をお楽しみください。

  

  
コメント
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