2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

六月の句会は休みました!

2009-07-15 | ■俳句
  あまりの忙しさに、六月の句会は休んでしまいました。とはいえ、五月の句会の顛末も書いてませんでしたね。お待たせいたしました。かいつまんで記しておきます。

  まず、季題は「薔薇」「烏賊」「初夏(はつなつ)」でした。

  この中で、何と今回は私の句を特選にしてくださる方が現れました。その方は、バリバリに仕事が出来る女性です。やはり、女性ならではの細やかな感性が、この句を特選に導いてくれたのでしょう。

  別れ歌 薔薇のつぼみの 内に聴く

  私は音楽を業としているので、毎回かならず音楽に関わる句を詠みますが、これを特選としてくれた方がいたのは本当に嬉しかったです。ちなみに、その方はジャズピアノを趣味としています。

  佳作として先生が選んでくれたのは次の句。

  朝の陽に 初夏の潟 ゆるやかに

  誰も選んではくれませんでしたが、自分では面白いと思っているのは…、

  古伊万里の 紋様透かす あおり烏賊

  我ながら、川柳だか俳句だか分からなくなったのは…、

  江ノ島へ イカ焼きの香り 人を呼び

  それやこれやで、次回七月の句会は八月初旬に設定されました。季題は「トマト」などなど。乞うご期待!
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