(つづき)
富士登山、七号目迄下山してきました。
右側の金時山は明瞭に見えていますが、中央の丹沢山系は雲に隠れているようです。
下山道の傍らには、幾つもの巨岩が転がっています。
現在でも巨岩などの落下の危険が有り、シェルターが3個続いて設置されていました。
登山ツアーでは必ずシェルター内を通過するように指導されています。
一個目のシェルターを通り
二個目のシェルターに入ります。
シェルター内は20cm以上の段差が有り、歩き難いです。
特に最終の階段差は50cmも有り、今回の登山ガイドの小山さん達が、
近くの岩を移動し、足場として下り易くされたそうです。
出口の砂も流出してしまっているようです。
厚い板で、これからの流出を防いでいました。
眼下に河口湖、河口湖大橋や河口湖町などが良く見えるようになりました。
山梨県には海が無く、左側に浮かぶ うの島 は山梨県唯一の島だそうです。
河口湖・山中湖や忍野八海など 案内してくれた、優しい相棒の甥です。
高尾山には何回も一緒に登りました。
三つ目のシェルターを通過中。
森林限界を下りて、ダケカンバ の林の中に下りてきました。
次の角の木陰で休憩しました。
早くも ナナカマド が一枝のみでしたが、真っ赤になっていました。
ここでも山野草や富士山の伝説など、たっぷりお話を聞きました。
タカネバラ
馬が登っていました。お呼びが掛かったのでしょうか?
白いシャクナゲが咲いていました。
シラカバと似ているダケカンバ、樹皮が剥がれやすく、少しオレンジ色を帯びているのがダケカンバ。
ダケカンバは森林限界辺りに多く、シラカバはそれより下で多く見られるそうです。
五合目から六合目までは なだらかな直線コース。
富士山頂が覗いています。吉田ルートの頂上の白山岳です。
落石防護柵が続いている、登り専用道路
六合目、この道標の分岐で下山道専用道路が終了。
これからは、登ってきた登山道をそのままに下りて行きます。
閉鎖中の山小屋雲海荘別館穴小屋前を通過。
富士山安全指導センターが見えて来ました。
吉田口登山道一合目から五合目はこちらから下山です。
私たちは富士スバルライン五号目方面へ。
六号目では、大勢が休憩していました。これから登るのか、下りるのか?
六号目富士山安全指導センターの前を通過。
これから登山する登山者の為、お天気や地図などの情報が得られます。
指導センターで見た輸送用建機?
この後、富士スバルライン五号目方面へ帰ります。
(つづく)