ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

三段峡渓谷トレッキング(8)  黒淵荘迄

2014-08-02 | 日記

(つづき)

三段峡渓谷トレッキングは大渕迄下りてきました。

大渕が良く見える休憩所から黒淵方向へ向かいます。

 

大渕の両岸には山が迫り、日中でも薄暗い。

大渕付近より上流にかけてブナなどの原生林が増してくるのだそうです。

 

南峰橋という、吊橋を渡ります。

 

南峰橋は非常に丈夫に作られていましたが、中央部分では揺れていました。

 

吊橋の中央から渓谷の上流側を見下ろしました。

 

同上、下流側

 

蛇杉橋・南峰橋の案内板

 

続いて蛇杉橋を渡ります。

 

橋の傍に有ったという蛇杉は、すでに倒れてもう姿は有りませんでした。

 

 

 

 

 

危険な部分の迂回用に作られた二つの吊橋を渡り、元の遊歩道側へ戻りました。

 

 

 

蛇杉橋と三段峡渓谷

 

 

 

この辺りの高さ500mに及ぶ破砕帯の谷は、大渓谷の岩石の源だそうです。

 

 

 

 

 

遊歩道は崩落した岩石などで壊れたのか、補修工事が行われていました。

 

 

 

 

 

 

 

階段状の滝が現れてきて、

 

下の方は岩が真っ赤になっていました。

微生物(珪藻類)の影響で真っ赤になった岩場は苔のように滑りやすいので要注意。

 

鉄が酸化したように見えましたが全く違う、不思議な植物の現象のようです?

 

渓谷側は、岩壁が崩れ、流れ落ちてきた岩石が転がっています。

 

早瀬で甲高い金属音が聞こえてくるという 鉦(かね)ヶ瀬 辺り?

 

 

 

激しい音を立てて落下している 雄滝 

 

渓谷の左上部に仏岩が見えています。

 

仏岩の標識(幹の中央)

 

静かに流れ落ちている 雌滝

 

雌滝

 

渓谷の中には大木が倒れずに残っていました。

上流側に有る巨岩が護っているように見えます。

 

黒淵が近づいてきました。

 

分岐に出会いました。

右方向は黒淵を船で渡ります。

左方向は陸路で黒淵を迂回できます。

 

黒淵渡船の運行状況を調査に向かいました。

 

かなり傷んでいる吊橋を渡ります。5分待ちということで大半は船便を利用。

 

2名は陸路、残り11名が船便で黒淵を渡ることになりました。

 

黒淵の上流ぶに架かる吊橋を渡り、黒淵渡船乗場へ向かいます。

 

 

 

深く青い黒淵で遊んでいる子供たち。

黒淵は100mに及ぶ切り立った絶壁と原生林、エメラルドグリーンの水面が神秘的な雰囲気をたたえています。

(安芸太田町観光交流課作成の資料 森羅万象 参考)

 

国内有数の秘境に有るお食事処 黒淵荘 

若いおかみさんが、色々サービスしてくれています。

奥の座敷ではフランスのカップルがゆっくり寛いでいました。

 

(つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする