(つづき)
1月24日(金)
安芸アルプス縦走登山を目指し、JR呉線の矢野駅に集合しました。
金ヶ燈籠山から洞所山・天狗防山までの行程です。
ここから12名で出発し途中で1名追加します。
まだ寒い中での出発でした。
矢野川に架かる新真地橋を渡りました。
暫く矢野川に沿って歩きます。
出雲神社と云う小さな祠が有りました。
神社前の大きな石碑は、明治40年豪雨による洪水で64名が死亡した人の名前が彫られた水害の碑。
黙とう
続いて、立派な長慶寺の前を通りました。
道路の両側には古い大きな屋敷が並んでいました。
江戸、明治時代に栄えていたような通りを通過。
豪商だったような立派なお屋敷が残っていました。
古代野間氏の城下町以降、かもじや牡蠣等の産地として矢野の中心のこの周辺は 特に栄えていたそうです。
矢野安浦線の旧道(県道34号線)近くで、ここから参加する山女子と合流しました。
東方向には、金ヶ燈籠山と思われる稜線が見えていました。
道路の傍の民家の庭に、ロウバイが満開でした。
まもなく愛宕神社(愛宕権現)の参道入口の案内の通りに進みます。
それに、地元の参加者がいるため、安心です。
メギ でしょうか?見たことの無い赤い実の木です。
小さなお堂が有りました。 新城山観音堂でしょうか?
大きな堰堤が正面に有りました。
下流の矢野の町は洪水に何回も見舞われていましたが、もう大丈夫でしょう。
右側へ迂回して大年川堰堤の上流へ登ります。
安芸アルプス縦走コースの南側の起点、
愛宕神社、金ヶ燈籠山登山口 です。
安芸アルプス縦走のスタートです。
愛宕神社への旧参道の為、崩れている名残りの石の階段を辿りながら登って行きます。
参道とはいえかなり勾配が有りました。
道幅も広く登山道としては立派です。
何度か休憩しながら登り続けます。
愛宕神社が近づいたようです。
大きな石灯籠や石の鳥居が見えて来ました。
注連縄をくぐると長い長い石の階段が続いています。
階段の途中からでも矢野の町並みから海田湾、黄金山やマツダ等素晴らしい景色が見えました。
長い階段の先にやっと 愛宕神社の真っ赤な社(やしろ)が見えて来ました。
対の狛犬に迎えられて愛宕神社(愛宕社)に着きました。
愛宕社(愛宕神社・愛宕権現)の謂れ
愛宕社から北方を見ると海田駅方面陸上自衛隊海田駐屯地も見えました。
ゆっくり景色を楽しんだ仲間だけでの集合写真。
愛宕社前には年配参拝者に嬉しい椅子が用意されていました。
真っ赤な外装の愛宕神社(愛宕権現) です。
絵下山からの発喜山・矢野城址経由の下山中に愛宕社が見えたことが有ったと思います?
(つづく)