林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

ドイツ語情報に注目(その2-Wetter and Klima) [放射性物質の拡散予報]

2011年03月28日 | 教養英語
ドイツ語情報巡りのもう一つの成果は、ドイツ語のHP(Wetter and Klima おそらくは、Weather and Climate という意味でしょう)の発見です。非常にヴィヴィッドな放射性物質拡散予報図がでています。みなさん必見ですよ!

Wetterlage und Ausbreitungsbedingungen in Japanが重要です。とりあえず、2011年3月28日(今日だ!)と明日の3月29日の画像をアップしておきましょう。しかし、必ずリンク先をクリックしてください。

今日(2011年3月28日)は関東地方全体には、うっすらとですが放射性粒子が飛び散る予報です。マスクは絶対にした方がよいでしょうね。ただし29-30日になると収まります。(福島や宮城南部となりますと、29日には北に向かうので、より高濃度の放射性物質が出回ることになるようです。ただし、地図からははっきりと場所までは読み取れません)。


ドイツ語情報も読んでみよう(その1ーDer Spiegel) [原発関連報道]

2011年03月28日 | 教養英語
私のブログは本来は塾・教育関係のものなので、そろそろ原発問題についてはひとまず中止を検討しているところです。しかし、その前に幾つか書いておきたいことがあります。それは原発事故のような国家の一大事にも関わるような重大問題を考えるときに英語で情報収集する事は大変大事ではありますが、英語だけを過信してはならないということです。世界には、英語以外にも様々な言語があり、様々な文化や情報が存在し提供されているということ事です。英語を勉強する人は、ついつい米英中心に文化・情報インプットとしようという傾向がありますが、それ以外の英語圏だとか、英語以外の言語を軽んじてはまずいだろうと思うのです。

今回は、福島原発事故の影響で反原発運動がおきているドイツ からの情報を調べてみようという気になりました。二つの成果がありました。


私はフランス語は多少読めるのですが、ドイツ語はほとんど全くできません。だからいつもGoogle翻訳で英訳したものを少々ながめる程度にしか読んだことがなかったのです。しかし、高級週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)のHP をのぞいてみます。緑の党の勝利(Die grune Revolution)  が報じられていますが、そればかりではなく、無料のオンライン英語版 http://www.spiegel.de/international/があり、かなり情報満載なのです。私的にはとくに英語は難しいとは思いませんでした。(塾生に使えるかほど易しいかというと、ちょっと微妙な感じではありますが)。

たとえば、German Nuclear Plants Not Immune to Security Risks  とくに新しい視点は見当たりませんでしたが、ドイツ事情が分り面白かったです。ただし、日本には「英雄的な作業員」が存在していると想定しており、「ドイツには日本のような英雄が存在するのだろうか」と論じているあたりは、甘さを感じさせられました。

Helmut Kohl Weighs in on Reactor Debate  これはドイツの元首相コールの選挙前の原発継続論の紹介です。中身は、読まなくても見当つく議論ばかりでした。が、おそらく我が国でもこのような議論はすぐに出てくるでしょうから、軽く眺めておいても悪くはありません。(続く)