林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

ハリーポッターの読み方

2009年04月02日 | 英語学習
ハリーポッターの話題をだしたので、ちょっとこの本の読み方について書いておきます。

ハリーポッターは英語力のない中学生や高校生でも読むことができると言われたりもしますが、私の考えではやっぱりそんなに易しくはありません。英検2級くらいの語彙力では、到底歯が立たないのではないのでしょうか。もちろんそれで楽しければそれで良いので良いのすが。

ハリーポッターが難しいのは次の2点の原因です。

①日本の英語学習者には馴染みのない英単語が沢山出てくる点。
②登場人物が非常に多い点。



小説だから語彙が豊富ですね。また、ハリーポッターの特有の単語も多いです。また、 I don't knowをdunnow みたいに書いている場合もあります。

ではどうしたらよいのか。私はやはりハリーポッターの英語解説の本を購入するのが手っ取り早いと思います。単語の意味がそのまま書いてある本もありますし、単語の意味はそれ程丁寧ではないですが、章ごとの内容の解説がある本もあります。私自身は、後者のタイプの本を購入した事がありますし、こちらの方を勧めたいですね。ベルトンの『ハリーポッターが英語で楽しく読める本』(第4巻と第6巻)。

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② 
登場人物がどういう人だかわからなくなるのは、一番辛いですね。そんな時助かるのは、やはりインターネットのハリー・ポッター関係のページです。私の経験で一番役に立ったのは、 Wikipedia の英語版です。ほとんどの登場人物の詳しい説明が載っていますから、誰が誰だか判らなくなったら、すぐに見てみましょう。

なお、前日のハリーポッター解説本にも、簡単な人物紹介が本の後に載っていました。