りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

最後のCD・・・かも。

2013-01-25 | Weblog
ミュージシャンの佐野元春が、今春新しいアルバムを発表。

オリジナルアルバムとしては、6年ぶり。
最近では、キャリアが30年、40年選手のミュージシャンは、これくらいの
スパンが当たり前のようになって来た気がする。
もっとも長年のファンも同じように時間を重ねているわけだから、昔に比べて
時間の感覚が早くなっているので、さほど長い時間待たされた気がしていない
のではないだろうか。

そういえば、ボクが佐野元春を聴きはじめたのは、30年前のちょうど今ごろだった。
中学1年生で13歳。
陸上部員で、駅伝大会が間近に控えていて、寒風の中、いつも頭の中で「スターダスト
キッズ」や「ハッピーマン」を歌いながら走っていた。

そうか。もう30年も経つのか。

そんなことを思い出したら、何だか感傷的になってしまったのか、新しいアルバムを
反射的に予約してしまった。
予約先は、AMAZON。
だいたいCDやDVDはAMAZONで購入しているのだけど、そういえば、CD自体を購入
することも最近はホントに少なくなった。
昔ほど貪欲に音楽を聴かなくなったこともあるけど、それよりも何よりも、圧倒的に
ダウンロードで済ますことが多くなったもの。

今にはじまったことではないし、何を今さら・・・と言われるかも知れないが、
CDにしろ、DVDにしろ、本にしろ、どんどん“実体”というものが無くなっている。
便利であることは事実だけど、その一方で少し虚しさを感じてしまうのは、ボクも
古い世代の人間になってしまったからだろうか(笑)

それでも、この動きはこれからどんどん加速してゆくのは間違いがないわけで。
もしかしたら、CDというモノを購入するのは、ボクにとってはこれが最後になるかも
しれないなぁ。

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