りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

マイ・ホーム・タウン。

2011-11-27 | Weblog
昨日は午後から広島に行ってきた。

いろんな人に会った。

再会もあれば、新しい出会いもあった。

1日に会う人の数としては、僕の中ではちょっと許容量を

超えるくらいの人数だったかもしれない。

別に人疲れをしたわけではないけど、

夜、帰る時、妙にテンションが上がったままだった。

少しヒートダウンさせて帰った方がいいな・・・。

そう思ったけど、どうすればいいか分からない。

しかも勝手なもんでたくさんの人に会って、いきなり

帰り道は1人になったからか、妙に人恋しい気持ちもある。

・・・・そんなわけで、帰る前に広島の流川に寄った。

祭りでもないのに、溢れるような人ゴミでごった返す、

中四国随一の歓楽街を1人で徘徊。

きらびやかなネオンと人並みの中をブラブラしながら思った。

僕にとって広島は、たぶん故郷になっているんだろう・・・と。

20歳前後の6年間を過ごしたこの街。

人生で最も多感で感受性が強い時期をこの街で過ごした。

辛い出来事や悲しい出来事や惨めな出来事も、数えきれないほど

この街で経験した。

でも、今ではそんな出来事の記憶はスッポリと抜け落ちるように

消えて、楽しかった記憶しか残っていない。

結婚して以来、家族で訪れることも多くなった。

しかし、妻や子どもたちには申し訳ないが、この街には今回のように

1人で訪れた方が僕は落ち着く。

もしかしたら、それは妻や子どもたちと出会う前の、若く無知で

意味のないプライドしか持っていなかったあの頃の僕が、今も街の

いたる所にひっそりと息づいているからかも知れない。
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