りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

酔拳。

2015-10-17 | Weblog
BSで、ジャッキー・チェンの「酔拳」を放送していた。



懐かしさの余り、思わず見入ってしまったのだけど、ワタシだけでなく、高校1年生の娘も一緒に見ていた。

娘は、真剣に映画を見ているワタシとテレビ画面を交互に眺めていた。
「いったい、この映画の何が面白いの?」といった不思議そうな表情で。

確かに、それは仕方がないのかも。

今見ると、脚本は稚拙だし、演技も大仰だし、対決シーンは、キレのいい盆踊りみたいだ(笑)

何よりも、娘はジャッキー・チェンを知らなかった。

最初は、日本人だと思ったらしい。
・・・まぁ、年齢を考えれば、それも仕方がないことか。

だけど、この映画、お父さんが子どもの頃は、凄い人気だったんだぞ。
ワタシは映画を見ながら娘にざっくりと説明した。

小学生の頃は、半年に一度くらいの割合で、頻繁に地上波で放送されていたこと。
おかげで放送翌日の教室には、ガキのくせに千鳥足で酔拳の真似をしている同級生が、必ずクラスに数人はいたこと。
指先で胡桃を割るジャッキー・チェンに憧れたけど胡桃は中々手に入らないから、胡桃の代わりに落花生を割って真似したこと。

「ふーーーーん」

明らかに興味が全くないことを示す「ふーーーーん」だった。

そんな娘が唯一、反応したのが、映画冒頭の食堂のシーンでこの人が出演した時。



次長課長の河本のギャグ「お前に食わせるタンメンはねぇ!」の元は、この人なんだと教えた瞬間、娘はとんでもない宝物を見つけたような表情になった(笑)

休み前日の夜。

まだ見ていない刺激満載の映画を見るのもいいけど、あらすじも台詞も何もかも知っている、予定調和満載の昔の映画を見ながらアルコール片手にまったりと過ごすのも悪くない。

一週間、お疲れ様でした。
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