今暮らしているこの家をボクが購入したのは、今から
7年前のことだっだ。
当たり前のことだが、それは生まれて初めての出来事であり、
これも当たり前のことだが、生まれて最も高額な買い物だった。
家を購入されたことがある方ならよ~くご存知だと思うが、
家が自分の所有物になるまでの道程は、もう本当にとにかく
嫌になるくらい面倒で面倒で面倒で・・・。
不動産屋と金融機関に何度も何度も何度も足を運んで、その度に
数えきれないほどの書類にサインと押印を繰り返して繰り返して。
そんなことをしているうちに、いつの間にか、まるで自分の
価値を値踏みされているような錯覚に陥っていった。
(たぶんそれは錯覚ではなく、事実だったのだろう)
“どこにでもあるようなこんな小さな家のために、
なぁ~んで、こんなに振り回されなきゃいけないんだよっ!?”
ある日、ボクのマグマはついに爆発した。
それは一人で車を運転していた時だった。
クルマを運転しながら、大声で意味不明の言語をボクは絶叫し続けた(笑)
その時、カーコンポから流れてきたのだ。この歌が。
初めて聴く歌だった。
歌手の名前も、歌のタイトルも知らなかった。
でも気がつくと、ボクは年甲斐もなく号泣していた。
あれからずいぶん年月が過ぎて、歌の主人公よりも2歳年下だった
ボクも、とっくの昔に40歳を過ぎてしまった。
それと反比例するかのように、この歌を聴くことはなくなっていったのだけど、
今日、本当に久々に聴いてみた。
分かっているのだ。
この歌を聴きたくなる時のボクは、少し日常に疲れている(笑)
でも、負けないからな。
間違っても勇敢な冒険者じゃないけど、風に立ち向かってやる。
「人生という名の列車」馬場俊英
7年前のことだっだ。
当たり前のことだが、それは生まれて初めての出来事であり、
これも当たり前のことだが、生まれて最も高額な買い物だった。
家を購入されたことがある方ならよ~くご存知だと思うが、
家が自分の所有物になるまでの道程は、もう本当にとにかく
嫌になるくらい面倒で面倒で面倒で・・・。
不動産屋と金融機関に何度も何度も何度も足を運んで、その度に
数えきれないほどの書類にサインと押印を繰り返して繰り返して。
そんなことをしているうちに、いつの間にか、まるで自分の
価値を値踏みされているような錯覚に陥っていった。
(たぶんそれは錯覚ではなく、事実だったのだろう)
“どこにでもあるようなこんな小さな家のために、
なぁ~んで、こんなに振り回されなきゃいけないんだよっ!?”
ある日、ボクのマグマはついに爆発した。
それは一人で車を運転していた時だった。
クルマを運転しながら、大声で意味不明の言語をボクは絶叫し続けた(笑)
その時、カーコンポから流れてきたのだ。この歌が。
初めて聴く歌だった。
歌手の名前も、歌のタイトルも知らなかった。
でも気がつくと、ボクは年甲斐もなく号泣していた。
あれからずいぶん年月が過ぎて、歌の主人公よりも2歳年下だった
ボクも、とっくの昔に40歳を過ぎてしまった。
それと反比例するかのように、この歌を聴くことはなくなっていったのだけど、
今日、本当に久々に聴いてみた。
分かっているのだ。
この歌を聴きたくなる時のボクは、少し日常に疲れている(笑)
でも、負けないからな。
間違っても勇敢な冒険者じゃないけど、風に立ち向かってやる。
「人生という名の列車」馬場俊英