りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

国難。

2010-08-27 | Weblog
小沢一郎氏が、民主党の代表選に立候補を表明した。

党内だけでなく、国内が賛否に大いに揺れているが、
その是非は横に置いといて、ついに立ったか、という
感じだろう。

おそらく。

おそらく、来月の民主党の代表選挙では、小沢氏が勝つと
個人的には思っている。

これで民主党も1年間で3人も代表が変わることになる。
それを思えば、3年間で3人も変わった自民党総裁が
長持ちしたように思えてくるから皮肉なもんだ(笑)

だけど。

今のこの国において、この人が最後の切り札であることは、
もう誰も否定できない事実だろう。
たしかにきな臭い話が、この人にはある。
好感度も決してよくない。
でも、そういう人が表に立たなければいけないということが、
今の日本がどれほど金属疲労を起こしているかということを
如実に表しているような気がする。

今は、国難の時代なのだ。

明治維新、終戦直後のような大転換の時代の渦中だということを、
国民に徹底的に認知させる時が来たのかもしれない。
だからこそ、小沢氏のような、本来裏方で動くことが本懐のような
人物が表舞台に出ざるえなくなったのだ。

考えてみれば、明治維新の時も、終戦直後も、この国のリーダーは
めまぐるしく変わった。
黒船来航から明治改元までのわずか15年の間に、徳川将軍は4人も
変わった。
先の大戦の終戦の年、昭和20(1945)年だけでも、たった1年間
で、内閣総理大臣が、なんと4人も変わっているのだ。

だから。

今、私たちは節目の時代にいるのだ。
きっと、後世まで歴史に残る時代を生きているのだ。
この国が、この時代がどう変わってゆくのか、五感をフルに使って、
しっかりと自分の身体に刻み込もうではないか。
コメント
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