王位戦第5局 羽生王位が勝って防衛! 2012-08-23 21:50:59 | プロ棋界 95手で後手・羽生王位の勝ち。4勝目をあげて王位を防衛しました。 80手目の感想で「詰めろが来ないことを期待したんだけど」ということでは、後手に勝ち目はなかったのでしょう。
王位戦第5局 羽生王位、藤井システムに対して新手 2012-08-22 21:02:02 | プロ棋界 王位戦第5局、羽生王位対藤井九段戦は羽生王位の先手。 後手・藤井九段が藤井システムを採用。先手は▲3六歩~▲5五角~▲3五歩と先攻する順を選びました。 後手は先手の右銀を3四に呼び込み、△4四飛と当てる対応。ここで先手に▲1六角と打つ新手が出ました。後手は長考の末、封じています。 新手まで前例が2局あるようですので、両者とも研究しているはず。後手の封じ手が非常に注目される局面です。
竜王戦挑戦者決定戦 第1局 丸山九段、勝利 2012-08-16 22:26:27 | プロ棋界 竜王戦挑戦者決定戦3番勝負第1局、丸山九段対山崎七段戦は、107手で先手・丸山九段の勝ち。 後手の一手損角換わりから難解な中盤戦となりましたが、攻め合いを先手が一手勝ち。 2局目は9月6日の対局予定です。
王位戦第4局 羽生王位、勝って3勝目 2012-08-09 22:18:05 | プロ棋界 112手で後手・羽生王位の勝ち。3勝1敗としました。 先手の角交換型四間飛車対穴熊、藤井九段がおそらく研究手順の角打ちでリードを図りましたが、攻め合いに踏み込んだ後手が逃げ切りました。 64手目の底歩△5一歩が最後まで残ったのが後手の勝因に思えます。79手目▲5二香成、80手目△4九銀の攻め合いは、まだまだ難しい変化があったようですが、本譜の順は後手が一手、勝っていたようです。 第5局は22日からの対局予定。
王位戦第4局 羽生王位、穴熊に 2012-08-08 21:35:59 | プロ棋界 王位戦第4局、羽生王位対藤井九段戦は藤井九段の先手。 藤井九段の角交換四間飛車。。対して羽生王位は珍しく穴熊に。先手も、穴熊を誘うような動きで、虚虚実実の駆け引きがありましたが、先手が歩得を狙う角打ちから局面をリードしにいきました。 34手目を羽生王位が封じました。先手に手が広いところにも思えます。
ひねり飛車 2012-08-07 22:55:23 | プロ棋界 今日のC級1組順位戦で、ひねり飛車が3局。「昭和の戦法」が復活しているようです。 機動部隊にもひねり飛車を得意とするメンバーがいます。得意形で戦えるのは楽しいですね。 一方で後手のゴキゲン中飛車は1局のみ、振り飛車党の後手番の苦戦は続いているようです。
竜王戦決勝トーナメント 丸山九段、勝利 2012-08-06 23:04:30 | プロ棋界 深浦九段対丸山九段戦は120手で後手・丸山九段の勝ち。 一手損角換わりからバランスよく指した後手が、リードを保って勝ちきりました。 挑戦者決定戦は丸山九段対山崎七段となりました。豊島七段、飯島七段を破った山崎七段と三浦八段、深浦九段を破った丸山九段。どちらも好調です。
王位戦第3局 羽生王位が勝って2勝目 2012-08-02 20:41:08 | プロ棋界 99手で羽生王位の勝ち。7番勝負を2勝1敗としました。 局面をリードしようという40手目△5五角にやってこいという▲5六歩、ここからの振り換わりをどちらが読み勝っていたのかわかりませんが、55手目、1時間半近く使って指された攻防の▲1六角からは先手が少し良かったように思えます。角交換型振り飛車の命運を角打ちの差が分けた1局でした。 第4局は8日からの対局予定。
王位戦第3局 藤井九段、封じる 2012-08-01 20:33:26 | プロ棋界 王位戦第3局は羽生王位の先手。 先手の異飛車に対し、後手は角交換型四間飛車。この戦型独特の細かな折衝が続き、封じ手の局面は手が広く変化の深いところに差し掛かっています。ここからはねじりあいでしょうか。
王位戦第2局 藤井九段が勝ってタイスコアに 2012-07-25 22:05:03 | プロ棋界 王位戦第2局は115手で先手・藤井九段の勝ち。1勝1敗となりました。 8筋で手を作った先手に対し、3筋方面で後手が反撃しましたが、横からの攻めを先に間に合せた先手の制勝。これは藤井ワールドだったでしょうか。 第3局は8月1日からの対局予定。