名人戦第5局、森内名人対羽生挑戦者戦は102手で後手・森内名人の勝ち。4勝目を上げて名人位の防衛となりました。
相矢倉の序盤。60手目の△6五歩、62手目の△3七銀から難解な形勢だったようですが、森内名人が勝ちきりました。
羽生挑戦者は力を出し切れなかったでしょうか。それではおかしいと思います。
名人戦第5局、森内名人対羽生挑戦者戦は102手で後手・森内名人の勝ち。4勝目を上げて名人位の防衛となりました。
相矢倉の序盤。60手目の△6五歩、62手目の△3七銀から難解な形勢だったようですが、森内名人が勝ちきりました。
羽生挑戦者は力を出し切れなかったでしょうか。それではおかしいと思います。
王位戦挑戦者決定戦、佐藤康九段対行方八段戦は143手で先手・行方八段が勝ち、挑戦者となりました。
後手の一手損角換わり。角を取り合う定跡から一転、△1四角や▲5八金▲5七金▲4六金、といった力戦調の手順が繰り出され、この両者らしい戦いに。難解なようでしたが、最後は先手が寄せきりました。
かつて竜王戦の挑戦者決定戦で対決し「羽生に勝っていい女を抱く」という名言を残した行方八段、ついに羽生王位とタイトル戦を戦います。第1局は7月10日の対局予定。
名人戦第4局、森内名人対羽生挑戦者戦は93手で先手・森内名人の勝ち。対戦成績を3勝1敗としました。
相矢倉ながら力戦形。先手の早囲いから難しい戦いとなりましたが、中央に厚みを築き、飛車と馬の交換から決めに出た先手の構想が勝った結果となったようです。
第5局は5月30日から対局予定。
名人戦第4局、森内名人対羽生挑戦者戦は森内名人の先手。
初手▲2六歩は相掛かり指向と思えましたが後手は△3四歩。しかし先手がノータイムで▲2五歩と突き、これはかなり予想外の展開となりました。先手は2手目が△8四歩でも△3四歩でも▲2五歩の予定だったのでしょうか?
後手の居飛車指向に先手が矢倉模様に組み、結局相矢倉。しかし先手は早囲いを目指し、定跡形とは少し違う力戦調となっています。
先手の玉型が整う前に後手が△7五歩と仕掛け、先手も▲3五歩と反発したところで封じ手となりました。2日目は開始から激しい順となるかもしれません。
名人戦第3局、森内名人対羽生三冠戦は91手で先手・羽生三冠の勝ち。対戦成績を1勝2敗としました。
65手目の封じ手▲1三香成から先手の攻めが続き、そのまま勝ちきってしまいました。これは羽生三冠の研究手順だったのでしょうか。
第4局は5月21日からの対局予定です。
名人戦第3局、森内名人対羽生挑戦者戦は羽生挑戦者の先手。
角換わり腰掛銀。55手まで前例のある形で、そこから実戦例の感想ででてきた変化に突入。
65手目を先手が封じました。ここからは激しい変化になりそうです。
棋聖戦挑戦者決定戦、渡辺竜王対郷田九段戦は135手で先手・渡辺竜王の勝ち。羽生棋聖への挑戦権を獲得しました。
▲7六歩△8四歩から角換わりに。腰掛銀から後手が△3五歩の新手で先攻。先手は手にのりながら馬を作り、後手が9筋を絡めた攻めに対して馬の利きを生かして切らしにかかる展開に。先手からの玉頭攻めに、後手も攻め合いましたが、少し細かったようで、最後は▲8二飛から横の攻めを足した先手が勝ちきりました。スリリングな攻め合いが続いた名勝負でした。
渡辺竜王は羽生棋聖と三冠同士の戦いとなります。棋聖戦第1局は6月4日の対局予定。