こんにちは、松岡です。映画とか観て、なんだかゆったりとした時間を過ごしています。
夏公演が終わりましたからね。
新入団員が入ってきてくれて本番になるまでが早かった! 時間がこんなに早く過ぎるなんて、なんて不思議なことでしょう。みんなもそう感じているのでしょうか。それとも私だけ年を取っていて早く感じるのでしょうか。最近は普通にしてても”おじいちゃん”と呼ばれるくらいですから。私だけおじいさんになっているのかもしれません。
今公演では自作の脚本で上演してもらえました。私のわがままに付き合ってくれた人たちに感謝です。ほとんど自分の思い描いていた通りに仕上がりました。しかし、自分で書いたものを誰かに見てもらうというのは嬉しくもあり、少しむずむずと恥ずかしくもあります。自分で書けることは自分の頭の中にあることだけですから。つまり、今回の劇で登場した人物たちはすべて私の中の一側面であったというわけです。え、恥ず。
最初は純粋にホラーを書こうと思って書き始めたのですが、いつの間にか恋愛系の要素が強くなり、ホラー要素がおまけみたいな話になっていました。なんでそうなったのかは忘れました。書いている時期には団員の人と舞台作業しながら恋愛観について語り合ったりしました。突然そういう話を振ったわけですから、たぶん気持ち悪がられていたと思います。いや、自分で振り返ってみてもキモイ。そしてなんやかんやで完成したのが今回の作品でした。
そんな作品を楽しんでいただけたでしょうか? 話の内容は明るいとは言えませんでしたが、作る側も見る側も、みんなが楽しく思える公演だったなら私はとても嬉しいです。個人の想いはその個人にしかわかりませんが、私は楽しかったと思います。
終わりというのはいつも少し寂しいものですが、夏公演はこれにて終了です。ありがとうございました。次回の公演にご期待ください(泣)。
……さあて、夏だ夏だ! 遊ぶぜ、ひゃっほーい!
そうして私は夏を楽しむのであった(完)。