リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

夏休みが終わってしまった…?

2019-09-27 21:04:10 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
お久しぶりです!1回生の衣装・小道具班の宇佐川です。私事なのですが、最近時が過ぎるのが異様に早いです…。あれだけ楽しみにしていた夏休みも振り返れば一瞬で、夏休み初日がまるで昨日の事のように思い出せます。「とりあえず、アルバイトを適度にしてお金をためて、あとは大学生らしく遊ぶぞ!」なんて言っていたにも関わらず夏休みはほとんどアルバイトだけで終わってしまいました…。夏休み初日の自分に言いたい…「週5の8時間バイトは適度な量じゃないぞ🥺」

そんなこんなで、リツゲイにもほとんど顔を出せずだったのですが、久しぶりに恐る恐る現れた私に優しくしてくれる先輩達や同級生はとてもいい人達だなぁ…。本当は今回の公演には参加するかかなり悩んだのですが、今までお世話になった先輩達の卒団公演ということもあって「これは出ないわけにはいかないか!」と思ったのです。あとは単純に私がみんなの演技を見たかった(笑)リツゲイのみんなの演技には見た人に「もっとこの劇見たい!」と思わせる力があると思います。あまり演劇を知らなかった私に演劇の楽しさを教えてくれたのもみんなです。なので、卒団公演はそんなリツゲイを引っ張ってくれた3年生の先輩達に感謝の気持ちを忘れずに最後までお手伝いできたらと張り切っています!

ビラ配りもちょっとは慣れました!少しでも多くの人に見に来てもらえるように、私が出来る事をやり遂げようと思います💪
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優しい世界にトリプルピィィス

2019-09-25 18:46:03 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
⚠️ツイッターのタイトルのやつは嘘です。ごめんなさい釣りです。しっかり釣れましたかね?リツゲイの公式の日記なんで、嘘だってバレバレですかね?ともあれ、せっかく開いていただいたので、どうせなら暇つぶしに見ていただければ幸いです。あ、ツイッターから来てない人はスルーでお願いします。

(≧∀≦)この記事は片山の腹時計で五分程度で読み終えることができます。

こんにちは。今回、舞台、宣伝美術として参加させていただいております1回生の片山です。

前回までのリツゲイ!(あの、読まなくても大丈夫なところです。僕なりの厨二脚色が入っているので)
だいたいの2、3回生男子+片山:こ、これが伝説の剣、、!?
作業場に突如現れた八本の剣、しかしそれは呪われし剣であり作業場にいる男衆はことごとく洗脳されてしまったのであった。厨二心を刺激され剣の切っ先を合わせ儀式を開始する6人の男達。その儀式に誘われるように続いて剣の虜になる某二回生女子、この世の終わりかと思われたその時、作業場のドアを開く音が、、
某三回生:おーい、もうそろそろ帰りの、、、はっ!?
この無益な儀式に終止符が打たれるかと思いきや、某三回生、彼もまた剣の凶刃に敗れ悲しい傀儡となり剣を構えるのであった。彼が加わり八本の剣が重なった時、たぶん一同は考えただろう『自分達は何をしているのだろう』←いや、僕もわからない。
しかし一つ確実に言えることは今日もリツゲイはお腹がネジ切れるほど面白かった。




夏休みも今日で終わりですね!明日からは秋学期!!僕と同じ一回生の方は春学期の頃よりは新生活には慣れて落ち着いてきたのではないでしょうか?という僕も朝4時に起きるくらいには余裕ができました(朝の5時ごろだと学校の門って開いてないんですよ?知ってました?知らなかったです)。えと、何が伝えたいかというとですね、秋学期に入って心機一転、リツゲイに入ってみませんかね?ということです。楽しいですよ!楽しいです!!
楽↑し↑い⤴︎⤴︎ですよ!ってやってると胡散臭いですね。
《ここからが本題》
ということで、今回はリツゲイの雰囲気をお伝えしようと思います!
リツゲイって演劇のサークルじゃないですか、演劇って聞くと忙しいとかイメージあるじゃないですか?あ、僕があるだけかもですが。でもリツゲイのいいところは自分の予定に合わせて関われるんですよ!という僕も前回の公演では部署三つと役者でガッツリやってましたが、本公演では前より忙しくなってしまったため部署二つに減らしたりとしました。演劇興味あるけど、自分の私生活が圧迫されるかも?って思ってる方、一度見学に来ていただけたら嬉しいです。
あ、肝心な雰囲気を書いてないですね、えっと、とにかく僕は楽しいですし先輩達もいい人達ばかりです、もしかしたら単に僕が性善説的な考えを持ってるからかもしれませんが、いい人達です。。この楽しさを表現するには僕の語彙力と最後まで書く気力がないので、、、
とりあえず今回は僕からみた三回生の先輩達(男)の事を書いていきますね!


三回生の先輩達(男)


・松岡さん…本公演の演出で体の表現がむちゃんこ上手いナイスガイ。優しい先輩。基本は物静かだけど、急にセンスのありすぎる事を言って周りを笑い殺しにしようとしてきます。テンションが上がるとジブリのモノマネをしてくれます、最後に聞いたジブリは《その者蒼き衣を纏いて金色の野に降り立、、》

・中村さん…見た目ヤンチー、中身はキング牧師。優しい先輩。松岡さんがアイスクライマーの青いやつだったら、この方はピンクの方ですね。すっっんごい仲良いです。僕のアホなノリにつきあっていただいてます。意外に照れ屋とか、お酒が弱いとかギャップの集積所みたいな方です。よく悩みを聞いていただくこともしばしば。

・宇高さん…僕がリツゲイ入ったのは宇高さんの丁寧な勧誘のおかげです。優しい先輩。実は僕のお兄ちゃんにすごい似てる。僕が困っている時にアドバイスをくれたり、裏方で遅くまで残って作業してる人に差し入れをくれたり、毎度涙が出そうなくらい感謝しています。通る声の持ち主です。羨ましいです。

・北田さん…僕は直接話す機会はあまりなかったのですが、他の三回生の先輩達のボケにツッコミをいれたり、と思ったらいきなり予想外のボケをされたり、面白い方です。優しい先輩。っていうのも北田さんは小さな事でも気づくとすぐに労いの言葉をかけてくれます。それが実は結構嬉しかったり。

なんか、僕は先輩達にホントにお世話になっていますな。感謝ですね。

あ、少しばかりはリツゲイの雰囲気を感じていただけましたかな?こんな感じで毎度和気あいあいとしております。これで少しでもリツゲイに興味を持っていただけた方で公演日に空いている方がいましたら、観に来ていただけましたら幸いでございます。
興味がない方々も今回は三回生の先輩方の卒団公演ということで頑張りますので是非お越しください。


読んでいただいてありがとうございました。


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感謝ばかりです。

2019-09-25 00:04:51 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
こんにちは。
今公演に照明、宣伝美術、役者として参加している1回生の佐野帆南です。


本日、仮仕込みが終わりまして、疲れ果てています。
夏休みにダラダラしてしまったつけがまわってきた感じがします…
そして、なんと仮仕込みが終了し本番まであと3週間ほどになってきました!
はやい!あっという間ですね!
まだまだやらないといけない事が盛りだくさんで、間に合うだろうかと少し焦っています。
なんとかせねば…



そして、今回の公演はなんと3回生の先輩方の卒団公演なんですね…
寂しいです…
まだまだ3回生の方々と公演をしたいなぁと、もっと一緒にいたいなぁと思うのです。
先輩方は私にとって憧れの方々で、そんな方々と一緒にいられることが幸せで、リツゲイにいる時がすごく楽しくて…
素敵な先輩方にめぐまれて、私は本当に幸せ者だなと感じるんです。
だからこそ、この公演を絶対良いものにしたい!という気持ちも寂しいという気持ち以上に強いんです。

大好きで尊敬する3回生の方々が、笑顔で満足して卒団できるような、卒団公演にできればなと思います。
そのために、自分にできることを精一杯していこうと思います。

この卒団公演かならず素敵なものにしてみせます!
素敵な3回生方の卒団公演、是非足をお運びください!!



以下、公演情報です。



劇団立命芸術劇場2019年度卒団公演
「ダムの見える町」
作・演出: 松岡悠河

【日時】
10月17日(木)      18:30~
10月18日(金) 13:00〜 / 18:30~
10月19日(土) 13:00~ / 18:00~
※開場は開演の30分前です。

【料金】
無料カンパ制

【場所】
立命館大学衣笠キャンパス
学生会館1F小ホール

【あらすじ】
ある田舎の町に「やりたいこと」がある若い女がひとり。彼女はあと一歩を踏み出せずにいた。町に引っ越してきた2人の若者は彼女のことを応援するが、住民たちは何かを隠していた。
彼女を進ませようとする若者たち、引き止める町の人々。それぞれの想いが、噛み合わないまま……。
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もうすぐ新学期だー!

2019-09-23 21:33:52 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
お疲れさまです。3回生の吉本です。
人生最後から2番目の稽古場日誌です。
もうすぐ最後なので前からずっと気になっていることを書こうと思います。すごくしょうもないことなんですが…

学生のみなさん、履修登録の時期ですね。
リツゲイにはいろんな学部の人が集まっているんですけど、私と同じ学部の人はずっといないんですね。だから授業でリツゲイの人と会ったことがないのです。
1回生の時からずっと、一緒に作業をしているみんなが普段どんなふうに授業を受けているのかめちゃめちゃ気になっています。授業中の姿勢、座り方、ノートの取り方とか勉強の仕方とか!
直接聞けばいいんですけど、なんか本人から聞くよりも実際に見てみたいんですよね…
なんとなく「サークルの友達」って響き、特別感ありませんか?
そんな子と一緒に授業受けてみたい…!
けど結局3年間リツゲイの誰とも同じ授業を取れずに終わっちゃいそうです。

学部が違うということもあって、みんな大学生なん?って思う時も多々あります。だってボックスと小ホールでしか会わないから。みんなのことを、演技したり舞台を作るためだけにここに集まっている人たちのように感じてしまうんです。
みんな一体どんな学生生活してるんですかー!?

大学生って高校生までと違って、人によっていろんなことに挑戦してるじゃないですか。しかもそれって本人から教えてもらわないとなかなか知る機会がない。

だから中学生のときからやってることがあまり変わってない自分は、ずっと15歳のままでガキだな〜と思ってしまいます。
そんな私ですが今公演で卒団なんですね。信じられません。
手伝うことありますか?って気遣ってくれる後輩のみなさま、私の知らないところでたくさん苦労して頑張ってくれている同回生のみなさま、いつもありがとう…
卒団するとみんなに全然会わなくなるんだろうなと思うととても寂しいです。

というわけで今公演も頑張ります。なんと、3回生の松岡くんが書いたオリジナルの脚本です。私も観るのが今からすごく楽しみです!
一日お疲れさまでした。

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次回予告「リツゲイ…文化祭…あれ、松岡さん!?」+僕なりの恩返し

2019-09-21 01:01:52 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
はいどうもこんにちはこんばんは、最近日本語能力が衰えてきて、精神年齢5歳疑惑が出てる3回生舞台班の中村です。

気がつけば最後の公演になってしまいました。正直1回生のときからこのサークルに入っていれば…と悔やんでも悔やみきれません。日本語が合ってるかはさておき。

某後輩Kの「〇〇…文化祭…あれ松岡さん⁉︎」(ヤバいところは〇で隠してあります。)これがもう聞けないとなると正直悲しいです。最後まで松岡と俺をいじっていけよ。これは先輩命令や笑

舞台班は今日も大忙し。某道井はよく働いてると思います。一人で立派なキャビネットを作りました。本当に素晴らしいと思います。こんなかっこええ後輩たちを持った自分を誇りに思います。僕の分はまだ完成してないので頑張って完成させます。詩さん迷惑かけてごめんね涙

話は戻るんですが、最近ホンマに一回生からこのサークルにいれば良かったなって思うことが多いんですよ。いろんな人に「中村くんは良い意味で異質や。」とか「中村くんが一回生のときからいて欲しかった。」って言われてめっちゃ嬉しいし、僕自身大学中にこのサークルにいるときが一番楽しいんですよ。この感覚をもっと味わいたかったな…笑

でも、時は戻らないし、今は最後の公演を良くすることだけ考えて頑張ろうと思います。

僕は2公演しか参加してませんし、何か後輩に舞台班の技術として教えられるものがあるのかといえばありません。

なので、僕から後輩たちに今公演以降、実用的に使えるプレゼントを二つ用意しようと思っています。一つは確定しました。もう一つはまだ分からないけど、なんとか君らのために用意しようと思います。

そんな大層なものではないですが、これは僕から後輩たち・リツゲイを築いてきた先輩方たちへの恩返しです。楽しみにしていてください。

こんな僕をリツゲイに暖かく迎えてくれたことに本当に感謝します。最後まで頑張るぞ!
そうやんな!松岡!
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私の家も今日は2日目のカレーだからいいもん

2019-09-19 22:47:41 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」

こんばんは。
今公演卒団する3回生(!)の井上です。舞台装置班、制作班として参加しています。

月並みですが、私もう卒団なのかと時の早さにドン引きしております。何ひとつ先輩らしいことをしていないような気がして、私なんかの後輩になってしまって残念な子たちね!と思いながら日々舞台作業に勤しんでいます。

少し前までは女ばかりの舞台班でしたが、今回はチーフの私を除いてみんな男の子なので少し寂しいです。でもみんなとても優しくて気が利きて面白い人たちでうれしい。彼らは毎日恋話に花を咲かせています。事件が起こり焦っている子、今日はなんだか心が荒んでいる子、周りを羨む恋を知らない子、苦笑いしつつ黙々と作業を進める子がいて、今日もそれはまあ満開でした。みんな幸せになってくれな。
今日はみんなで手作りカレー会をするようです。私は明日早朝からインターンに行くので泣く泣く家に帰り、日誌を書いております。

制作は私はあまりいる意味もないようでしたが、みんな嫌わないでいてくれてるかしら。今日はなんだか思考が暗いです。最後くらい、たくさん仕事したいです。制作は舞台班と違ってあまり学校で顔を合わせるわけではないからちょっと寂しいな。

残り数週間で公演は開演し、すぐ卒団公演は終演してしまいます。サークルをかけもちしていたことなどもあり個々で遊んだりすることもあまりなかったことが心残りだなあと今とても思います。卒団までもう少し、いっぱいみんなとご飯食べに行かなくちゃ。
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次回「ふくらはぎ 死す」

2019-09-19 00:11:40 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
デュエルスタンバイ!

どうもお久しぶりです、3回生の川崎です。
お久しぶりすぎて自分からやろうと提案した基礎練にまんまとやられています。どこいった私のヒラメ筋。

卒団公演と銘打っておきながら、呑気なもんですわ。
実際、後輩たちが育ってきてるので私は座ってるだけでも色々な物ごとが決まってゆきます。つい先日予算会議があったんですけど、ちゃんと納期から計算して消費税10%で見積もってくれるんですよ!ハァー!優秀すぎか…他にも沢山あるんですけど、全員分書いてたらひとつの記事に収まりきらないので泣く泣く割愛します…すごいなあ君たち…
そろそろ仮仕込みですので、そんな愛すべき後輩パイセンたちにびしばししごかれたい所存です。



稽古場日誌やのに稽古場のことおのれのヒラメ筋事情しか書いてないわ。

何を話そうかな…
今回の脚本、個人的にやってみたかったことが偶然つまっていたので毎日楽しいです。
その中の一個が方言のある役です。脚本自体もそうなんですが、実際にいろんな役者さんと掛け合ってみるとその場の雰囲気が、いつもと違う…なかなか歯ごたえのある…なんというか、滋味ぶかいような…


いい感じに仕上がっております! (語彙力)


心なしか稽古場の雰囲気もいつもと違うざわめき方をしています。…なんか、こう…


いい感じに仕上がっております!!!!!


ここちよい座組やよ、ほんまにね。いつもありがとう。
ただ、今は稽古が始まったばかりですので、これから元の脚本に負けないようにもっといい感じにしていくんですがね。これがなかなか難しい。けど楽しい!少しだけ、演劇を始めた頃のことを思い出しました。
現役で立芸の役者やれるのは最後やし、できることやり尽くして終われたらええな。

本当のところ、実際はどんな感じのお話なのかは語彙力よりあなたの五感で判断してください。ぜひとも。学生会館小ホールにてお待ちしてます。
それではまたー
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脱・〇〇

2019-09-17 23:21:59 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
どうもこんばんは。今回は舞台監督、情報宣伝、役者で参加している、3回生の宇高です。
まさか僕が卒団することになるとは、なんとも時の流れは早いものですね。入団したのがつい先週のように感じるくらいなのに。それは言い過ぎか。
こんかいは少し自分語りをば。ほんとにこいつ自分語りしかしないな。

自分の稽古場日誌では、自分が演劇をやった理由について、自分のことが嫌いだから、という理由で演劇をしている、というようなことを書きました。なぜそうなるのかと言いますと、自分のことが嫌いだから、早く違う自分になりたいのです。役になりきっている間は、僕は宇高ではなくなり、その役になれます。……そんな旨を書いていました。そのモチベーションのまま、ここまでずっとやってきました。しかし、僕はある時気付いてしまいました。

どんなにやっても、僕は宇高洸陽のままだと。

そうなんです。僕は宇高洸陽にしかなれませんでした。僕は、強盗にも、サラリーマンにも、煎餅屋の店主にも、新人小説家にも、怪談好きな男にも、ディレクターにも、和食の割烹料理人にも、気の強いお爺ちゃんにも、なれませんでした。僕は宇高洸陽でした。
いや、役というものになれない、というのは、演技していないから、というのもそんなんですが、残念ながら僕は演技をしているときにも、自分が宇高である、という認識を捨てられず、他の人も同じように思っていると思います。周りのみんなはその役に見えるのにね。なんでだろうね。みんなうまいんです。こんなんじゃないものねだりみたいになっちゃうんですけど。

そうは言っても、僕は演劇をやるのは楽しいことだと思っています。苦しかったりも、勿論しました。先程述べた役柄の数々は、全て僕が過去にやった役です。この卒団公演でも役者をやります。10回ある公演の中で、9回も役者をやらせてもらえるのは、自分としてはとてもありがたいことなんです。僕、全然舞台映えしないし。優しくしてくれた先輩の顔を忘れられないまま、ずっと舞台に立っています。あまり良くないことかもしれませんが、あの人はどうするだろう。この人ならどんな演技をするかな、とか。考えながらやっちゃいますね。

この際、僕が宇高洸陽だということはどうでも良いことなんですが、この卒団公演の役柄が一番つかみにくく、一番宇高洸陽からかけ離れた役になっていると思います。もしかしたら、脱宇高した宇高洸陽を見られるかもしれませんね。脱宇高。良い響きです。


卒団、ということで、少しばかり早いですが後輩にずっと思っていたことを先に。
君たちはよくこんな先輩を慕ってくれたね。お世辞にも、自分は良い先輩では無かったけど、後輩たちみんな素直で良い子だぞ。多分打ち上げの席でもおんなじようなことを言うぞ(気が早い)

先輩方にも優しくしてもらいました。コミュニケーションに不安がある自分を弄りながらも愛してくれた(?)先輩方には感謝しかありません。先輩方があって、自分があります。ありがとうございます。

そして愛しき同期たちよ。ただただありがとう。感謝は伝えられる内に伝えておかないと、明日の我が身は保証できないので。ほんとにありがとう。あまり仕事のできないやつですまなかった。ナイスフォローナイス(なんやこれ)

リツゲイってこんなに楽しいところだったのか、と。思いました。伝えいことは山ほどありますが、楽しい、の一言に尽きてしまうあたり、自分も満足していたのでしょうか?いえ、まだですね。まだ卒団公演が終わっていませんから、満足するには気が早い。

僕たちの集大成、ぜひ見に来てください。








あ、ちなみにここまでラスト稽古場日誌ぽいことを書いておきながら、僕はもう一度登場します。ただ、ネガティブな内容を含んでいたので1回目でちょっとしんみりしたのを書きました。最後の稽古場日誌では、明るく楽しく書いて終わる予告します。やったね!!

それではまた!失礼します!


以下公演情報です。

劇団立命芸術劇場2019年度卒団公演
「ダムの見える町」
作・演出: 松岡悠河

【日時】
10月17日(木)      18:30~
10月18日(金) 13:00〜 / 18:30~
10月19日(土) 13:00~ / 18:00~
※開場は開演の30分前です。

【料金】
無料カンパ制

【場所】
立命館大学衣笠キャンパス
学生会館1F小ホール

【あらすじ】
ある田舎の町に「やりたいこと」がある若い女がひとり。彼女はあと一歩を踏み出せずにいた。町に引っ越してきた2人の若者は彼女のことを応援するが、住民たちは何かを隠していた。
彼女を進ませようとする若者たち、引き止める町の人々。それぞれの想いが、噛み合わないまま……。
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知ってても知らなくても

2019-09-14 22:47:28 | 2019年度卒団公演「ダムの見える町」
こんにちは、今公演では演出を務めさせていただきます、3回生の松岡です!


最近あったことといえばリツゲイの合宿です。場所は滋賀県の長浜市に行ってきました。
長浜で黒壁の町を散策して楽しんでいたのですが、街並みがそれはもうお洒落で。あれ、すごく舞台の参考になりそう、と思って写真を撮ったりして、なんだか合宿っぽいなーと感じていました。
2日目には船に乗って竹生島にも行きました。伝統とか文化とかをたくさん感じた合宿になりました。
楽しいことたくさんあったんですけど、書き始めたらきりがなさそうなので、今回はやめておきます。もしかしたら今後の稽古場日誌で誰かが詳しく書いてくれるかも。

今回は1年ぶりに創作脚本で上演することに決まりました。昨年の夏公演の「幽霊をきっかけに」以来ですね。
自分の書いた脚本が舞台になっていくのが楽しみです。
松岡のことを知っている方は「あいつの頭の中、どうなってんだろう」と思ってぜひ見に来てください。
松岡のことを知らない方も「松岡? そいつは知らんが、どんな脚本を書いたんだろう」と思ってぜひぜひ見に来てください。

それでは失礼します。
今後の稽古場日誌もお楽しみに!
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