リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

「焦らず無理せず、できることから一つずつ」

2021-10-31 16:39:50 | 2021年度 卒団公演「凄六」

 皆さんこんにちは。立芸の2回生、真鍋秀平です。今公演では、役者、舞台監督、照明を担当しています。本番まで1週間をきり、身の引き締まる思いです。

 

 さて、私は現在19歳ですが、最期の10代である時間も残り4か月程度となりました。体はオッサンなのに、精神年齢と一般常識レベルは小学2年生程度です。それなのに、まわりは優秀な人ばかりで、劣等感をおぼえたり、ものすごく焦ったりします。

 そんな中、これからのキャリア、人生を考える上で、今までの自分がどういう生き方をしてきたかを考えることがよくあります。振り返れば、私の人生は決して思い描いていたものではなかったように思います。幼いころから周りに比べて勉強でもスポーツでもできないことが多く、周りからよく馬鹿にされてきましたし、友人関係でもトラブルが絶えなかったです。人見知りでコミュ障で内気なのに、なぜかどこか目立ちたがりな部分もあって、とにかく「変な子だ」と言われましたし、幼稚園から中学卒業までの間は、毎日のように怒られてきました。進路についても、後悔はありませんが、思い描いていたものとは違います。そして親をはじめたくさんの人にも迷惑をかけてきました。

 こうすると、今までの人生はろくなことがなかったように見えますが、最近そうでもない、むしろ自分はものすごく恵まれていると感じることが増えました。確かに、当初思い描いていたかたちとは随分異なりますが、その都度縁あっていろいろな人やものと出会い、それらを通して当初夢にも思っていなかった道に進んでいることもあるような気がするのです。それが理想とはかけ離れていても、自分にとってはよい道であることもあります。

 例えば、今頃東京で華やかに暮らしているはずでしたが、ひょんなことから今の大学に進学が決定し、京都に住むことになり、そこで様々なものと出会いました。大学に入ったら、なんとなく三代目JSBへの憧れからダンスサークルに入り、バイトをし、TOEICとか受けるんやろうなと思っていた私が、演劇サークルに入ることになり、読書という新しい趣味に出会い、フランス語の先生と仲良くなったことでフランス語の勉強が楽しくなり、気が付けば他の事そっちのけでのめりこむ日々を送っています。

 まだ具体的な進路が決まっていないので、それらがこれからにどう活きるのか見当もつきませんが、とにかく今やれること、できそうなことを一つ一つ取り組むことを意識して生活しています。

 そして、このように考えると、「俺の人生も悪くないな。思ってたのとちがうけれどそれはそれで面白いな」と思えるようになってきたのです。むしろそんなに熱中できることが存在する、またそれをできる環境が整っていることがいかに幸せかということを感じ始め、これまで悲観ばかりしてあまり行動に移さなかった自分を恥じるようにもなりました。

 さて、長くなりましたが、人生思うようにはいかなくて絶望しそうにもなりますが、むしろ理想通りいくやつなんてほんの少しであるという当たり前のことに気が付けば、少し気が楽になる気がしませんか。もちろん、夢や理想を持ち、それに向かって努力するこは素晴らしいことだと思いますし、私もまだまだたくさんの夢があるので、むしろこれからが頑張り時です。しかし、それが叶わず別の道に進んでいたとしても、それまでの努力や経験、出会いは決して無駄になることはないと思いますし、どこかでそれらが活きて新たなチャンスと巡り合えるとも思うのです。そして何より後悔しないでしょう。

 今はコロナ禍で制限はありますが、できそうなこと、面白そうなことから無理せず一つずつでいいのでやってみることが、今後のなにかにつながるかもしれません。まだ19年しか生きてきていないガキの言うことで説得力に欠けそうですが、これらは私のただの憶測ではなく、まわりの色んな大人が言っていたことです。ですので、迷ったら「焦らず無理せず、できることから一つずつ」を思い出して頂けると少しは気楽になれると思います。早くコロナ禍が明け、私も含めみんなが挑戦しやすくなることを祈って、終わりとさせて頂きます。そして、今公演も是非みてくださいね!

 

以下、公演情報です。

↓↓↓

劇団立命芸術劇場2021年度卒団公演

「凄六-SUGOROKU-」

脚本:中野守(中野劇団) 演出:道井広樹

【Youtubeによる配信日】

11月13日(土)  18:30~より1か月間

【視聴方法】

 劇団立命芸術劇場Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCqMN25SCb3PlenoaAo-AQBg 

【キャスト】

沖田役…東雲

永倉役…道井広樹

斉藤役…真鍋秀平

松原役…白川ほわん

 

 


誕生日だよ

2021-10-29 23:35:25 | 2021年度 卒団公演「凄六」

こんにちは!今公演で制作、動画、役者を担当しております。

2回生黒田です。

稽古が夜まで長引くことが多いので、なかなか勉強も出来ないですが、なんとか頑張って生きてます。

特にスペイン語がきついです!副専攻取る人はマジで気をつけてください!

でも留学行きたいなー!

因みに今日誕生日でした!!20歳です!こんなんで成人していいのだろうか…

特に思いつかないので、今回はここまでに!

 

以下、公演情報です。

↓↓↓

劇団立命芸術劇場2021年度卒団公演

「凄六-SUGOROKU-」

脚本:中野守(中野劇団) 演出:道井広樹

【Youtubeによる配信日】

11月13日(土)  18:30~より1か月間

【視聴方法】

 劇団立命芸術劇場Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCqMN25SCb3PlenoaAo-AQBg 

【キャスト】

沖田役…東雲

永倉役…道井広樹

斉藤役…真鍋秀平

松原役…白川ほわん


若さ特有?

2021-10-29 11:32:21 | 2021年度 卒団公演「凄六」

こんにちは。今回の公演で宣伝美術と衣装小道具を担当しています。2回生の菅田です。寒い寒い!懐も寒い!ガキ使いかないで!今年の冬はこんな感じで終わりそうです。

2回生が終わりに近づき、周りとも将来の話が増え、最近はどうしようもない焦りが襲ってきています。自分がどうなりたいとかも決まってないくせに、未来のために行動を起こしている友人を見ると自分と比べてしまって少し落ち込んだり、でも人は人だから気にしない!と急に元気になったり、でも落ち込んだり...のループです。

こうモヤモヤしてしまうのも、ある意味大学生ならではなのかな~とも思います。なんだろう、何か大きな目標があればそれに向かって頑張ればいいんですけど、なんせその目標がないんですよね。だから周りを変に意識しすぎて焦っちゃうんだろうなあ。とりあえず、「こうなりたい!」っていう目標を見つけることが今の課題ですかね。

なんだか、くら~いお話になっちゃいましたがそれもご愛嬌ということで。

では。

以下、公演情報です。

↓↓↓

劇団立命芸術劇場2021年度卒団公演

「凄六-SUGOROKU-」

脚本:中野守(中野劇団) 演出:道井広樹

【Youtubeによる配信日】

11月13日(土)  18:30~より1か月間

【視聴方法】

 劇団立命芸術劇場Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCqMN25SCb3PlenoaAo-AQBg 

【キャスト】

沖田役…東雲

永倉役…道井広樹

斉藤役…真鍋秀平

松原役…白川ほわん

 

明日は黒田くんのお誕生日です

2021-10-28 23:32:25 | 2021年度 卒団公演「凄六」

 初めまして、一回生の安です。名前見てわかるかもしれませんが、自分は中国から来た留学生で、今回の卒団公演で役者をさせていただいています。

 ここでは稽古場日誌を書くべきかなっと思いますが、何と、明日は黒田くんのお誕生日なのです。この何日間、仮仕込み中もよくその話を聞いてて、いよいよ明日誕生日やなと思うと、書きたくなりました。今日の稽古の時も、「今日で19歳のラストの日だな」って何回も呟いていたのです。「二十代になるとは信じられないっすよ」とも何回も言ってたし、自分から言うと「二十代がどうした?!」って言いたいぐらいです。二十代はいいぞ!存分に楽しめ!!!

 何を言いたいかっていうと、黒田くんお誕生日おめでとう!!!

 を言いたかっただけです。

 そして、今日の稽古場日誌なんですけど、今日は三回目の通しを行いました。滅茶苦茶でした。来週が本番になるので、もっと頑張らないととも思っていますし、各部署の方々も色々頑張ってるから、足引っ張らないようにしないとも思っています。

 最後に、立芸の皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。

 こんな短い文章で済ませてすいません、今後よろしくお願いいたします。


私にとっては、プロローグ。

2021-10-22 23:11:09 | 2021年度 卒団公演「凄六」

お疲れ様です。吉田です。

 
今回は、音響と情報宣伝を行なっております。
 
 
音響の引き継ぎはりとくんに任せてるんですが、情宣は自分が引き継ぎを頑張ってます。
その中で、「これはこの部署?」「いや、あの部署??」みたいなことがしばしば起きまして…
しょうがないんですけどね。
というか、自分の不足の致すところなのですが…
自分自身も、あまりどこが何か整理がついていません。なんとかしたいな…
 
 
 
さて。何話そかな。
 
あ、もし良ければこの話を読む前に、YouTubeでbeco(騒音のない世界)さんの「プロローグ」流してみて。
 
 
 
ほいと。
 
新学期が始まってしばらく経ちましたが、大学には先週からぼちぼちと行っております。
眠たい目を擦りながら、片道一時間半。
正直、一回生の時、どんなモチベーションで通学していたんだと思うほどです。
 
 
春学期はワクチンもまだだったのでほぼ大学には行ってませんでした。
一年半のブランク…めちゃくちゃ大学行くの大変です。
命の削れる音がします。
 
 
でも不思議と。
外に出て何かをした後、気分が良くなったりして。
ずっとずっと閉じこもってたので、歩いたり、走ったり、誰かと直接話したり。
そんな当たり前のことに対して、苦痛と嬉しさの半々の感情が押し寄せて。
 
なんというか。
元に戻るのが嬉しいながら、なんとなく「楽だったのになぁ」と落ち込んだり。
変な感じです。
 
 
 
社会は正直苦手です。
 
満員電車は嫌いです。人が押し込まれてるし、なんだかみんな眠そうで、今だと特になにかに感染しそうで怖いし。
人とのコミュニティができたら、楽しい話もできるけど、同時に悪口が出てきたりする。それも怖い。陰口叩かれてたらって思っちゃう時あるし。
お金だってかかるし。大学行く交通費、往復千円。お昼ご飯もかかる。
 
家でなんでもできる時代。
外が出るのが怖い時代。
 
真っ直ぐ生きるの苦手です。
 
 
でもぼんやりと、プロローグのような。
始まりのような予感もしていて。
 
 
 
うまく乗り切りたいです。
 
生きていくためというより、楽しく生きていくために。
 
 
立芸は自分にとってはコミュニティのリハビリみたいな感じになってますが笑笑
頑張っていきます。一応、卒団なのでね。
ちゃんと引き継ぎして、話して、頑張って、わくわくをもらっていきます。
 
だからみんな、よろしくね。
 
 
おしまいっ!

秋は?

2021-10-21 18:19:00 | 2021年度 卒団公演「凄六」
こんにちは。3回生の光永です。
今回も音響班所属です。
いや、そんなことはどうでもいい。
ねぇ、秋は?
あーしのいちばん好きな季節こと秋は??
 
10月入っても日中は30℃近くまで上がるザ・残暑な日々が続いていましたが急にこのザマ。なにこれ。冬じゃん。
 
朝5時にごみ捨てに行ったときにあの特有の「冬の朝のにおい」がしたんですけど?ねえ?冬くない?これ、めっちゃ冬くない?
 
夜自転車で帰ったら指キンッキンに冷えてたんですけど!!
それを内股にはさんで「ピャッ!」て言う遊びもしちゃったんですけど!!!
 
参っちゃいますね。今夜はお鍋にしようと思います。
 
そんなわけで以下、公演情報です。


↓↓↓


劇団立命芸術劇場2021年度卒団公演


「凄六-SUGOROKU-」


脚本:中野守(中野劇団) 演出:道井広樹


【Youtubeによる配信日】


11月13日(土)  18:30~より1か月間


【視聴方法】


 劇団立命芸術劇場Youtubeチャンネル




【キャスト】


沖田役…東雲


永倉役…道井広樹


斉藤役…真鍋秀平


松原役…白川ほわん

衣替えの季節

2021-10-20 18:32:27 | 2021年度 卒団公演「凄六」

お久しぶりです。

本公演に制作、宣伝美術、照明で参加しています3回生の佐野です。

 

今週に入り急にぐっと気温が下がり寒さを感じるようになりましたね。私は朝晩の寒さに耐えきれずコタツを出し、布団も暖かい仕様にシフトさせていっています。

 

暑い日々から一転、寒さを感じる日々になり、季節の移り変わり、時間の経過を感じています。気づけばもう3回生の秋、本公演は卒団公演となっています。

 

私は夏公演に私情で参加できなかったため、今回はじめて1.2回生と一緒に舞台での公演をすることができます。対面での活動が制限されているなかで、交流の機会も限られていますが、全員で楽しく演劇ができたら良いなと思っています。

新型コロナウイルスの影響でなかなか活動ができていないのにも関わらず、劇団立命芸術劇場に興味を持ち、入団してくれた1.2回生。夏公演を経て既にリツゲイの活動の中核を担ってくれている1.2回生と一緒に公演ができることを、とても嬉しくそして楽しみに思っています。

 

今回も配信での公演にはなりますが、少しでも多くの人に楽しんでもらえる演劇が、リツゲイ全員でつくれたら、きっと素敵な卒団公演になるのかなと思っています。

 

長々と書いてしまいましたが、卒団公演、そしてこれからのリツゲイを何卒よろしくお願いいたします。

 

以下、公演情報です。

↓↓↓

劇団立命芸術劇場2021年度卒団公演

「凄六-SUGOROKU-」

脚本:中野守(中野劇団) 演出:道井広樹

【Youtubeによる配信日】

11月13日(土)  18:30~より1か月間

【視聴方法】

 劇団立命芸術劇場Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCqMN25SCb3PlenoaAo-AQBg 

【キャスト】

沖田役…東雲

永倉役…道井広樹

斉藤役…真鍋秀平

松原役…白川ほわん


10月19日

2021-10-19 22:03:17 | 2021年度 卒団公演「凄六」

3回生の有澤です。2日前まで冷房つけてたんですけど、今暖房つけようかなって思ってます。最近春と秋ないですよね。地震あるわ大雨降るわコロナ無くならんわで人間にとって地球がどんどん住みににくくなってきました。多分地球って消耗品なんですよね。人間とか植物とかと一緒で寿命があると思います。タバコ吸ったら癌とかなりやすくなって早く死んじゃうように工場でガンガン廃棄ガスとか出したら地球の寿命が減っちゃうんです。でも人間ってタバコやめられない人とか大多数だし、体に悪いって分かってても美味しければ後先考えずにジャンクフードとか食べますよね。多分地球温暖化ってそんな単純な欲で進行を続けてるんだなぁと思います。自分は死ぬまで地球が元気でやってくれてればそれでいいと思ってる心の狭い人間なんで地球温暖化防止に対してあんまり関心はないんですけど、こういった小さなきっかけで環境問題を心の隅の方に知っておくだけでも貢献出来てんのかなぁとか感じます。せやから頑張らなくていいんでテキトーに地球のこと守っていきましょ!ってことで今回の演劇は全く関係のない内容なんですが、こういうのとは違った角度の思いやりを感じて貰えたらなと思います。来月の頭くらいにやるのでぜひ観てください!それでは


ホットコーナー

2021-10-18 23:48:31 | 2021年度 卒団公演「凄六」

こんにちは。3回生の道井です。今公演では演出、役者、舞台監督、舞台装置、衣装小道具として参加してます。

 

久々の稽古場日誌です。何書こうかと思い昔の稽古場日誌をあさっていると、懐かしいものがたくさん出てきました。自分は本当に湿っぽいことしか書いてないので泣きたくなります。先輩方の日誌を読むとやっぱ先輩方ってすげーなと思いつつ、自分に絶望しました。自分があの頃の先輩方と同じ回生以上になった感覚がないからです。実際、コロナのせいで公演が潰れたせいもありますが、未だに先輩という立場にフワフワしているのが現状です。ですが、時は経つのは早いです。もう卒団です。本当に時は怖いです。こんなことばっかり書いてるから、湿っぽくなるんですけど

 

話がかなり変わりますが、最近私はコンビニのホットコーナーにハマってます。特にピザまん。あれすごいですよ。考えた人天才です。とりあえずチーズとトマトソースがすごくて美味しいです(語彙力)。太らない程度に食べていこうと思います。

 

今日いきなり寒くなり、びっくりしました。皆様、体調を崩さないようお気をつけください。寒い時はピザまんを食べて温まりましょう。

 

それでは、また。