リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

ここから始まるストーリー

2014-05-12 21:05:55 | 2014年度新入生歓迎公演
嘘をつくならできるだけ多くの嘘をつけ


とある著名人の言葉です。嘘とは実に便利な道具です。人を傷つけたり人を喜ばせたり、人を指導したりと様々な場面で活用されます。私たちが行っている演劇というのもいわば嘘で作られています。
一つの物事を表現する場面において、そこには一つの真実に対して沢山の嘘が存在しているものだと思います。一つ嘘をついてその嘘をさらに支えるのに約三十の嘘が必要になるとも言いますし。
何が嘘で何が真実なのかは人それぞれの価値観によって判断されますが、もしこの公演をご覧になっていらっしゃってより嘘を見つけることに意識を持つようになられたのであれば幸いです。それでこそ私たちが「嘘」をついた甲斐があったものです。

さて、これにて劇団立命芸術劇場2014年度新入生歓迎公演が終了いたしました。応援してくださった皆様、ご覧にいらしてくださった大勢のお客様方、素敵な先輩方、憧れのOB・OGの方々、本当にありがとうございました!そしてよろしければ今後のリツゲイのことも見守ってください。その年ごとに味が違ったリツゲイが今年はいったいどんな形になるのでしょうか。
そしてこの公演をご覧になった新入生の方々ももしこれを機に演劇に興味を持ってもらえれば何よりでございます。みんなで作り上げていく舞台は本当に楽しいものです。
演劇の右も左もわからなかった2年前の自分が、リツゲイという場をお借りして演出という立場で舞台を作っていくという非常に貴重な経験をさせていただきました。リツゲイらしい公演を作り、自分らしく作ることが出来たと自負しております。

最後にリツゲイのみんな、短い間だったけど本当にありがとう。すごく楽しかったしすごく力になった。




こんな劇団です。
2014年度劇団立命芸術劇場まだまだ走り出しです。リツゲイはリツゲイらしく様々なストーリーを展開してくれることでしょう。
今後ともどうかお楽しみに。
ありがとうございました!
~演出・団長 酒泉 郁~


タイトルは今公演のカーテンコールの曲から。
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最終日!!

2014-05-01 00:51:57 | 2014年度新入生歓迎公演
こんばんは。お久しぶりです。3回目の日誌となります、2回生制作の吉川です。

今日は4ステージ目、そして千秋楽ステージがありました。役者さんもスタッフさんも最終日ということで、かなり気合いが入っていました。実際、2日目よりも演技のクオリティも上がっており、スタッフの方も作業の効率が上がり、素早く公演の準備が出来ました。
特に楽ステでは最後のステージということで、役者さんの演技がのびのびしており、回を重ねる毎にますます良いステージになっていきました。
お客様も予想していた以上に来ていただけて、最高の新入生歓迎公演を作ることが出来たと思います。
たくさんの新入生の方を引き込めたのなら嬉しいです。

ご来場していただいた皆さま、本当にありがとうございました!
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ぽーてとぽてとぽーてと

2014-04-29 23:15:43 | 2014年度新入生歓迎公演
どうも、二回目の登場となりますかね、三回生照明の上田です。

公演週中に書く日誌って書くことがとてもたくさんあってうれしい限りです。

今日は本番2ステ、3ステがありました。祝日ということもあってかたくさんの

お客様に来ていただき感無量です。役者として出演していると落ち着いて

どれぐらい来ていただいているかを考えてる余裕は無いのですがオペレーター席

から見ておりますと来てくださるわ、来てくださるわ。

これから本番というときに身がとても引き締まりました。

オペレーター自体はそれほど回数をやっていないのですが難しいけど楽しくて

役者とオペもっともっとやりたい、ですが今回は後二回で終わりです。

寂しいですが、この後には新入生と楽しく公演をつくっていく楽しみも

あります。最後まで気を抜かずスカッとした気分で終わりたいですね(ノーミスで)

そんな明日も4ステ5ステがあります。役者もオペレーターもまだまだ進化します。

どうぞ、観に来てください。お待ちしております。

あ、タイトルの意味は早めに会場に入って頂ければおのずとわかると思います。

以上長々と遠回りな文失礼しました。三回生上田でした。
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はじまりました。

2014-04-28 23:41:56 | 2014年度新入生歓迎公演
どうも!

3回目の登場、3回生の葛山陽平(役者・宣伝美術チーフ・照明)です。
今日、僕たちの新入生歓迎公演『約三十の嘘』の、1ステージ目が終了いたしました。

感想はひとつ。

演劇はやっぱり楽しい。

笑ってくださるお客さんの声、
シリアスなシーンでピリッと張り詰めるホール全体の空気、
自分を照らす光の熱とまぶしさ、
だんだんしみついてくる音、舞台装置
そして何より、それらがあの場にいたお客さんと僕たちとで作られた、

「一度きり」のお芝居だということ。

楽しい、それに尽きます。


ネガティブモードという言葉がありますね。
辛いことや悲しいことがあったとき、どうしてもそれにばかり目が行きます。
自分の周りにある、プラスなことには気付きづらいですよね。

でも、ポジティブモードもあるわけで。

正直、この公演もいいことばかりなわけじゃなくて、むしろ前途多難。
どうにも立ち直れないこともありました。

だけど、役者がお芝居をして、それを支える人たちがいて、それを観てくれる人たちがいて、
その「一度きり」のためにやってきて、そしてその「一度きり」を繰り返すたび、
とても楽しくて、わくわくするんです。
それが、今公演あと4回もあります。

そしてお客さんにとってもそんな場所でありたい。
そんなことを今日思いました。

『約三十の嘘』、明日、明後日も上演します。
みなさんもこのそれぞれ「一度きり」の僕らのお芝居にぜひ参加してください。


アッなんかいいこと書きすぎて
読み返して恥ずかしい…かゆい…


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【番外編】素で嘘なそうです

2014-04-28 19:00:44 | 2014年度新入生歓迎公演

こんにちは、二回生の千葉です。まさかの三回目の登場ですね。。稽古場日誌始めます。

それにしても、とうとう本番ですね。。仕込み二日目(時差ボケ)、舞台班としては基本的な建込みが終わりひと段落って感じです。

では、何をしてるんだ?とお思いでしょう。さて、なんでしょう?

細部の装飾です。家具などの大道具を搬入したり、デザインって言って、部屋の柱などとして見える材を製作&設置していきます。

そんなわけで、一日中、サンダー(電動やすりのこと)やら、丸鋸やら、電鋸やら、ジグソー(電動糸鋸のこと)やら、インパクト(電動ドライバーのこと)やらと戯れてました。

途中でやすりが切れて、ふつーの棒やすりも使いましたね、しかし、作業効率が違いすぎます、科学の力ってスゲー

立芸の舞台はこうした工具にも支えられて成り立つんですね。

ここからはちょっと真面目な話。。便利な電動工具ですけど、使い方を誤れば、けがでは済まないこともあります。安全・安心な公演を打つことも我々舞台班の役目であります。立芸に入ってくれた子には三日くらいかけてじっくりと講義してあげるから安心してね。


そして、今公演では舞台の秘められた秘密を探ってしまう、舞台裏見学ツアーがあります。

是非、そちらにも参加してくださいね、お待ちしてまーす。。。


P.S.  タイトルを反対から読んでみよう。 仕込み中にちゃんと稽古場日誌かくとか嘘ついてごめんなさい。
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明日は本番!心向けて。

2014-04-28 00:01:42 | 2014年度新入生歓迎公演
こんにちは!2回生の小原です。
2度目の日誌は本番前日!本日も内容の濃い1日でした(^O^)

音響・照明オペレーターのきっかけ練習、そして衣装もメイクもすべて本番と同じように行って臨んだゲネプロ!最終チェックも終えていよいよという感じがして参りました(o゜▽゜)o

仕込み週が始まって早3日、本日行ったゲネプロでは劇の最初から最後まで音響や照明も加えて通しを行いました。
まず、空間を彩る様々な照明効果によって“時間の移ろい”が生まれました。次々と移り変わる音響効果によって“リアリティ”が生まれました。そして、全員で作り上げてきた舞台が役者の手によって今日、“生きた空間”になりました。
作り物の舞台だけど、あの空間は紛れもなく“本物”です。
なんだか今回の公演のテーマのようですね?

皆様!これがリツゲイです!
私たちは“本物”の舞台を作り、“生きた空間”を皆様にお届けします。

28日18時よりついに1ステージ目が開演致します。
その後には実際に舞台上に上がって舞台の裏を見学することができる舞台裏見学ツアーも予定しております。

私たちの生きた空間、生きた芝居をぜひ劇場でご覧ください!
お待ちしております!
それでは皆様劇場でお会いしましょう!以上、小原でした!
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怒涛の仕込み開始!!

2014-04-26 00:28:57 | 2014年度新入生歓迎公演
どうも!今公演、リツゲイで舞台監督補佐と制作をやっている諸岡です。

これで、今公演の稽古場日誌は三回目なんですがまだまだ書くことが沢山あって、何から伝えればいいのか分からないまま時は流れて・・・(小田和正リスペクト)


と、そんなことはどうだっていいのです!!
だって、「仕込み」ですよ!!「仕込み」!!

この日誌にもある「仕込み」とは、舞台のセットを会場に全部建て込む一連の流れのことをいうんですが、何を隠そう今日からその仕込みが始まったのですよ!!


HPの過去公演の写真を見ていただけるとお気づきになると思うんですが、リツゲイの大きな売りはリアリティのある舞台(こういうのを具象舞台と呼びます)なんです。
こういうリアリティ溢れる舞台を自分の手で建てていくことに対する興奮と、膨大な作業に伴う疲労とでみんなクタクタの中、僕は眠い眼をこすりながら日誌を書いています・・・。


でも、こういう心地良い疲労感も仕込みの醍醐味なんですよね。「いやあ、演劇っていいなあ」なんて今更ながら噛み締めていますよ。


さあ!!こんなことを言っているうちに、公演は来週に迫っております!!!


どんな舞台を建ててるんやろう?なんて少しでも思った方、是非とも公演をご覧ください!

公演時間は
4月28日は18:00~☆
  29日は13:00~/18:00~☆
  30日は13:00~/18:00~

となっております!!
☆のついた時間の公演は、舞台裏見学ツアーを開催しています!!

リツゲイの大きな魅力である舞台の裏側を覗けますよ!!

以上、リツゲイの諸岡でした!!皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております。
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○○として

2014-04-25 00:51:53 | 2014年度新入生歓迎公演
こんにちは。劇団立命芸術劇場3回生の酒泉郁です。

気が付けば大学生3年目。気が付けばリツゲイと共に大学生活を歩んできて2年。月日が流れるのは本当にあっという間です。とか言っているうちにもう新入生歓迎公演も大詰めの時期です。本当にあっという間です。1日、1週間、1ヶ月と本当に目まぐるしく動いてきたように思えます。
新歓準備、追いコン、卒業式、新歓ブース、ワークショップ、説明会とリツゲイとしてのイベントもどんどん流れていき稽古の面でもレパ選、キャスティング、立ち稽古、キャラ分析、レパ外し、通しとスルスルと時が経過して言っています。スタッフや役者の活躍も日々良い方向に変わってはいます。自分だけがよく分からない信念のもと動いているという事実が変わらずにあるのが自信でありますし逆にすごい不安でもあります。どちらかというと後者の比重が……。

昨日は最終通し(お話の最初から最後まで台詞、動きなどを本番と同じくノンストップで行う稽古。)をして本日がその詰め合わせの最終稽古でした。そしていよいよ明日から建込みです。学生会館小ホールにて、本日よりリツゲイ自慢の舞台が着々と作られていきます。1日1日と綿密なスケジュールのもと計画的に立てられていく舞台に感激する余裕もなく時間が流れていくことのないように1分1秒と惜しまず使っていきたいです。

「本当にこれでいいのだろうか。」


そう苦悩してきたこと、この20数年間で数えきれないほどありました。
独りで悩んで悩んで、結局何もかも投げ出してしまったり、中途半端に終わったり……。

でもいまは違います。
この1ヵ月間、もっと巻き戻せば1年や2年、一緒に過ごしてきた仲間がいてくれる。一緒にお芝居を作れる仲間がいてくれる。仲間がいてくれたから、今の僕はここまでやって来れました。誰もが言ってますがお芝居は独りではなくみんながいないと作れないものです。
1ヶ月半もの間、稽古に付き合ってくださった役者の皆さんとこんなわがままな指示に従ったり相手をして下さったりしたスタッフの皆さん、本当にありがとう。
あともう少しです。

演出として、3回生として、劇団立命芸術劇場団長として、酒泉郁として、この公演が新たなリツゲイの大切な財産となることを心から願って公演に臨みます。

こんな長い文章を打っている間も、キーを打つ手が震えてなんども修正していますのでそろそろ筆を置くとします。



劇団立命芸術劇場による2014年度新入生歓迎公演「約三十の嘘」。いよいよ来週開演いたします。お芝居に興味のある新入生の方はもちろん、立命館大学の学生のみなさんも、演劇大好きな方々も、近所の方々もぜひお越しください。あらゆる層のお客様を我々は大歓迎いたします。
入場無料です!舞台裏見学ツアーも行います!
この機会にリツゲイというものに一度触れてみてはいかがでしょうか。
それでは当日会場でお会いできることを願って!御機嫌よう。



最後に某テレ朝特撮作品の僕の大好きな台詞を載せます。


「だからこそ現実にしたいじゃない。本当は、きれいごとがいいんだもの。」
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夜食はじゃがバター

2014-04-24 02:20:04 | 2014年度新入生歓迎公演
こんばんは。新2回生の藤崎です。
2回目の投稿です。

前回はあまりできてなかったので、今回はちゃんと公演の準備について書きたいと思います。


まずは、本公演のホームページです。今回も頑張りました。
もう見ていただけましたでしょうか。もしまだの方はこちらから見ていただければと思います。
前公演がとてもポップなデザインでしたので、今回のデザインがよりいっそうクールな感じを醸し出しています。
よろしくお願いします。

おまけ企画「動く稽古場日誌」も公開中です。
このブログだけでは伝わらない情報が盛りだくさんです。
合わせてご視聴ください。


さて、今日は最後の通しでした。
台本を外し、実際着る衣装を身につけて、できるだけ本番に近い状態での通しでした。
先週の通しとの違いは、効果音や音楽も付けたこと!
そして何を隠そう、音響効果の操作を今回は私が担当します!!
自身のオペレーターデビューを新歓期にできることはとても嬉しいですね。腕が鳴ります。
今日の通しでも思ったことですが、自分が出した音に役者さんが合わせて動いてくれるのは、スタッフとしての楽しみの一つだと思います。
この音で、みなさんをよりいっそう舞台に引き込むことができれば嬉しいです。
ぜひ当日は会場に足をお運びください。

台本でふと思い出したのですが、先日台本を某役者さんからお借りする機会があったのですが、「留萌」にはっきりとルビが書かれているのを見てしまいました。悲しいですね!(棒読み)


短いですが、そろそろ終わりたいと思います。

いよいよ来週です。「約三十の嘘」お楽しみに!

以上、藤崎でした。
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約三十の嘘

2014-04-22 23:13:46 | 2014年度新入生歓迎公演
お久しぶりです。

今回、舞監補で参加している3回生イドンファです。

新歓期は公演の準備期間が長い+人数が少ないので稽古場日誌をおなじ人が2回以上投稿するようになります。


今日は、説明会とワークショップがありました。

新入生の方々にリツゲイはどんなところなのか、活動内容や活動時間、部署の詳しい説明、公演の流れなどを説明し、次に普段稽古場でどのようなことをするのか体験することでリツゲイを知り、リツゲイに親しくなるという重要なチャンスでした。

まあ、私はその間ずーっとボックスで待機してたのでどんな感じだったかわからないのですが、現役の子達は終わった後も少し盛り上がってました。


明日、最後の通しをし、明後日仕込み会議をすれば翌日からとうとう仕込みが始まります。

なぜか今年も、26(土)が新歓祭になり、そのおかげで去年の新歓と同じく28(月)、29(火)、30(水)が
本番日にまりました。

平日のみの本番になり、仕事などで忙しいかもしれませんが、もしよければ足をお運びいただければ幸いです。

もっとなにか書かなきゃとは思いますが、自然な流れで閉めを書いちゃったので…ここら辺で閉じたいと思います。

次週、「約三十の嘘」。お楽しみに。
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