リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

1、2ステを終えて

2018-06-22 23:42:54 | 2018年度夏公演『幽霊をきっかけに』

みなさまこんにちは、こんばんは。じめじめとした暑さに若干殺(ヤ)られかけております、3回生の平野です。今公演では舞台監督・照明として参加しています。

 

今稽古場日誌を書いておりますが、実はもう夏公演が始まっています。(笑)

すでに1、2ステが終演したところです。今公演は仕込み初日に起きた地震によるトラブルがあり、本来木曜の夜に行うはずだったステージができないという事態にはなったものの、こうしてこうして公演をうつことができて本当によかったと思います。リツゲイを支えてくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました!


そんな思わぬトラブルが起きた今週月曜日朝7:58、私は何をしていたかと言えば、それはもちろん仕込み初日に行く準備…ではなく、なんと新幹線の中に閉じ込められていたのでした……

その前日はたまたま帰省する用事があり、地震が起きた日は仕込みに間に合わせるため東京発ののぞみ1号(始発)に乗っていました。6:00に東京駅を出発し、予定通り行けば8:08に京都駅に着く新幹線だったのです。朝早かったこともあり、私は新幹線の中で爆睡していたのですがその状況が一変したのは、京都駅に着くまであと約10分というところまで来た時でした。爆睡していた私は新幹線の車内にけたたましく鳴り響く約60個ほどの携帯のアラームの音に飛び起き、一息ついたところで「…あれ?なんか暗くないか?」と、そこで初めて車内が停電していることに気がつきました。それから1、2分ほど経ってから車内アナウンスで緊急停止する旨の放送が入り、新幹線は停車。そのアナウンスで私はようやく地震がおきたことを知ったのです。新幹線って速い速度で走行しているからか地震がおきても全く揺れないんですね。停電自体は1時間程度で復旧したのですが地獄だったのはこの後でした。本来なら8:08に着くはずの新幹線が最終的に京都駅に着いたのはなんとお天道様も真上を通り過ぎた13:30頃でした。つまり約5時間程、京都駅まで後10分という距離のところで、のどかな田園風景の中を何台もの車が走行しているのを羨ましがりながら新幹線の中から眺めるという苦行を強いられていたのです。つらかった…何度「この距離なら線路を歩かせてくれ…!」と訴えたことか…!(※もちろん心の中で)


他にも団員の半数ほどは自宅生だったため交通手段が確保できずそれぞれがちょっとした冒険を繰り広げていたようです。


今公演はそんな大トラブルから始まりましたが、今日の1、2ステでは私の入団以来最高レベルの集客率で、大勢のお客様にご来場いただきました。本当に感謝感謝です。ありがとうございます!

このまま明日の3ステ、及び楽ステも団員一同頑張りますので、もう見に来てくださった方もまだの方もぜひ劇団立命芸術劇場2018年度夏公演「幽霊をきっかけに」にご来場ください!

お待ちしております!

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