リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

ありがとう

2013-10-28 03:40:42 | 2013年度卒団公演
大変長らくお待たせいたしました。
演出の堀井です。


公演終わりの稽古場日誌のこと、決して忘れていたわけではないんです。むしろ一週間ずっとこのことが頭にあったといいますか…

書こう、書こう、とは思っていたのですが、本当に何を書いたらいいのかわからなくなってしまいまして…
でも流石にそろそろ書かねばマズイなぁ、と思いましていよいよ書き始めた次第でございます。


さて、まずはご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
1ステージ目は小ホールからあふれんばかりのお客様にご来場いただきまして、感無量でございました。

やっぱり、こういう表現系ーみたいなのは見てくれる方々っていうのが一番大事だと思いますのでこんなにたくさんのかたに身に来ていただいた、っていうのはめちゃくちゃありがたいことですし、必死になって準備をしたかいがあるというものです。


他の同回の人たちも言ってますけど、これまでの大学生活を振り返ってみるとリツゲイ一色だったなー、って思います。
2年半舞台を担当し続けたのでずっと週六で拘束され続けてバイトとかもあんまりできなかったけど、一般的な?大学生と同じようにガンガン飲み会とかやって、「ウェーイ」と「それな」と「マジで」だけで会話するような生活がしたかったかと言われればあんまり魅力は感じないのでそういう意味でも後悔とかはありませんね。

最後まで別にいいこととか言えないまま終わりそうですが、それが私の限界ということでどうかご容赦ください。


最後に少し宣伝を…
次回公演は一年前卒団された先輩方も混ざった公演になります。
4回生の本当に最後の舞台となります。
私も楽しみにしています。よろしければぜひどうぞ。

それでは、演出の堀井広樹でした。
本当にありがとうございました。
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思い出

2013-10-13 16:23:17 | 2013年度卒団公演
皆さんどうもお久しぶりです。
本公演で演出をしております堀井です。

早いもので最初に今公演で稽古場日誌で皆さんに挨拶してから早一か月と十日になります。
時の流れは速いものです。(以前の日誌のタイトルも時の流れ、でした。どうでもいいですね。)

それにしても、同回の方々は本当に素晴らしい日誌を書かれていますね。
私にはあんな感動的な文章だとか、短編小説のようなものだとかは書けませんので、立芸での思い出なんかをつらつらと書きなぐっていきたいと思います。(ずっとリツゲイの、おもに舞台班の活躍を見守ってきていただいた方は少しさらっと流してもらっても構いません。)

色々なことがありました。
初めての公演、「真実は笑わない」では「抜き板(杉の薄い木材)1Mを200枚用意して」と言われてカルチャーショックを受けました。

その次の最初の卒団公演「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」では、直径2M程の大きさの観覧車を作りました。

三回生(当時)が卒団された後の冬公演では、これまでの日誌に数多く登場している白い悪魔ことレナラック先生を極寒の中パネルに塗ったくり、それを洗い流す時に流水をあったかく感じていました。

そして、春が来て「うわさの家族」ではリツゲイでの初役者をしたものの、舞台班が全員役者をしていたうえ、「さぁ、新歓公演が始まりました!」って段階から仮仕込み(小ホールで仮に舞台を建てる行事。舞台班的にはパネルとか階段とか設置物は一通りできていなければならないイベント)まで2週間もない状態でしかも新入生を迎えなければ―、ってことで大変あっぷあっぷしていました。

リツゲイでの初めての後輩が出来て、初めて舞台チーフを任されましたその年の夏公演「only silver fish」では、横2700×縦1350mmの巨大アクリルを注文して超大型の水槽を作りました。送料だけで5000円くらいしました。予算が大変なことになりました。

二回目の卒団公演では、三回生の舞台の方が諸事情で参加されなかった「うぶわらひの映る」では、同じく上回生が参加されなかった真鍋さんと一緒にチーフをやらさせていただきました。大変お世話になった三回生をお送りする公演ということでとても緊張していた思い出があります。この公演での夕陽の舞台写真は私が一番好きな写真です。

冬公演には客演などの関係で参加できず…

3回生になって初めての、私たちより上の改正がいない新歓公演「うちに来るって本気ですか」では抜け穴をつく作ったのですが、しくみなんかについては結構ぶっつけ本番で今でもうまくいかなかったら、と思うと恐ろしいです。

次の夏公演「夏への扉」ではチーフを後輩に明け渡しておもに役者として参加させていただきました。舞台班の人数も少し減った中素晴らしい舞台を作ってくれて、とても楽しく役者ができました。前川さん、ありがとう。

さあ、つらつらと思い出話を書いてきたわけですが、さすがにこういうことを書きますと文章が伸びますね。おそらく私がこれまで書いた中で最長の日誌だと思います。


思い出に少しひたらさせていただいたところで、今公演の話ですよ。
昨日すべての稽古が(昨日は自主練習という形でしたので全員参加、ではなかったのですが)終わりました。
色々と思う所はあるのですが、今はまだそれを全部お伝えするわけにもいきませんね。
こんだけものすごい勢いで感傷に浸っていたわけなんですが、まだまだまったりするわけにもいかないんですね。
お客さんにとってまだ本番まで一週間くらいあるわけですし。

と、いうわけで今公演の思い出―、みたいなのは公演が終わった後にぴゃーっと書きたいと思います。
そのときはまたお付き合いいただければ幸いでございます。



なにはともあれ、劇団立命芸術劇場2103年度卒団公演「ら抜きの殺意」今週末に本番を迎えます!
まだまだよい舞台を作るために努力していきますので、ご来場いただければ幸いです。

それでは、小ホールにてお待ちしております。
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笑顔でばいばい

2013-10-11 21:21:01 | 2013年度卒団公演

お疲れ様です。
宣伝美術、役者をさせていただきます、3回生高橋です。
今公演2回目の更新となります。


さて私は今、最後の稽古場日誌ということにまだ自覚を持てないでいます。
最後の公演だということも、言葉では何度も口にだし、何度も文字で書き出し、わかってはいるはずなのですが、どうも実感がわきません。
なので、実はまだそんなにしんみりしてないというのが事実です。


いつもそんなかんじです。
毎公演、ステージを重ねるごとに
「ああ、この公演ともあと何ステージか」
としんみりくるのが私の通常です。

いままでの公演すべてがそうでした。
すべての公演、最後には終わってほしくないと、しんみりくるものでした。
準備期間毎日がいい日なわけではありません。
自分のミスがあって落ち込んだり、うまくできず泣いたり、思いがすれ違ってイラついたり、様々なことがあります。
毎日毎日、慌ただしいです。
それでも毎公演終わりには、演劇って楽しいな、て思うんです。
あんなに慌ただしい日々を過ごしたのに、最後にはやっぱり笑顔なんです。
そんな楽しい公演が終わってしまうんですもの。
しんみりしないわけがありません。
でもいままではすぐ寂しい気持ちなんかどこか遠くに飛んでいきました。
だってすぐまた新しい公演が始まり、慌ただしい日々を送るんですから。

それが、今回はないんです。
もう卒団なんですから当然のお話です。
そう思うと、なんだか寂しい気持ちになってしまいますね。


今回もまた、きっとステージが終わるごとに私の涙腺は緩くなっていくんだと思います。
でも、まだできていないことで、自分の中で納得のいっていないことでいっぱいです。
だから、まだまだしんみりなんてできません。



最後の公演、カーテンコールで泣いてしまったのであれば、それはさよならが嫌だという心の現れなんでしょう。
そこまで、この公演へ、リツゲイへすべてを捧げたということなんでしょう。


でも泣いたって、団員への、お客様への、そしてリツゲイで関わったすべての人への感謝の気持ちを込めて、笑顔でいれるようにしたいです。
笑顔でいれるように、私は、私のできることを最後までしたいと思います。






それではみなさん、会場でお待ちしています。
笑顔でお会いしましょう。



以上、高橋侑里でした。
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ありがとうさようなら今日という日を

2013-10-11 06:54:20 | 2013年度卒団公演
こんばんは。
音響班3回生、松田桂奈です。2回目です。

みんなそれぞれ個性あふれる日誌を書いていますが、私はみんなみたいに文章力がないので今思っていることをツラツラと書いていこうと思います。


卒団ですね。あっという間ですよ。
学校から配られたサークルのパンフレットを見て、ここだと思って立芸の門を叩きました。フィーリングですよ、フィーリング。
そこでたくさんの素敵な出会いがありました。いつもあたたかい先輩たち、ユニークな同回生、できる後輩たち、そして今まで演じてきた役たち。たくさんの人に支えられて今の私があります。
本当にありがとうございました。


音響班の皆様へ。
大好きです。
個人的に、音響って大変な部署だと思うんですよ。平気で何日も徹夜するし。
それでもあったかい、というか、胸を張って一番仲がいいと言える仲間がいるからやっていけるんですよね。
馬鹿やって、騒いで、時々真剣に音と向き合って。
このメンツでやるのが最後だと思うと一番寂しいです。
今回音響専属ということで、いつもより音響に携われてうれしいんです。なんだかんだ役者やら、仕込み照明やらでどっぷり音響、ということがあまりなかったので、最後に自分のホームグラウンドで仕事ができてうれしいです。
と、いうことで今回は特に一音一音真剣に向き合って、歌詞にまでこだわって、音探しをしています。
よりよいものを目指して、最後の最後まで粘りたいと思います。


私はずっと運動部で陸上部だったのですが、その中で、こんな言葉がありました。
「3年生ミラクル」
最後の高校総体の時に自己ベストが出る、というものです。総体前、どうしても調子が出なくて焦っていた私にトレーナーさんがミラクルについて教えてくれました。きちんと冬場練習を積み上げていたら大丈夫だと。
自己ベスト出ましたね。しかも、3年生全員。
卒団だなーって考えたときに、今まで忘れかけていたのですが、ふとこの言葉が浮かんだので書きました。

それぞれ部署とか、関わり方とか違うと思うけど、作っているもの、目指しているものは同じです。
こつこつと積み上げて、大きな花を咲かせたいですね。


本当にツラツラと書きました。見苦しくてすみません。
さて、音響作業へと戻りたいと思います。明日(っていうか、今日)は最後の音響会議ですから。

本当に皆さん、ありがとうございました。
あと本番まで6日、頑張ります。


以上、音響班3回生、松田桂奈でした。
小ホールでお会いしましょう。
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あ~なたぁにぃ~あえ~てぇ

2013-10-08 23:59:50 | 2013年度卒団公演
こんばんは。

二回目の登場音響班の川津です。

本日は本番前最後の通しをしました。やはり最後色々考えることはありました…





でも、僕たちは何も考えずに焼肉を食べに行きました。

いやー楽しかったですねー!三回生多めだったので、もっとしんみりするかと思ったけれど、
なんのことはありません90分間笑いっぱなしでした。


ほんと卒団するときも今日ぐらい笑って出ていきたいものですね。
まあ僕は多分泣きますけどね。



三回生最後の日誌。しんみり派と元気に行こうぜ派がいるみたいですが、僕はどっちかというとしんみり派ですかね。

他の人より一年短いとはいえ、過ごした時間はかなり濃厚なものでした。そりゃしんみりもします。


初めて役者として舞台にたったのは去年の秋でした。
舞台にほとんど出っ放しの役をペーペーながら頂き、かなり悩みました。泣きもしました。
でも、それ以上に楽しかったんですよね舞台に立つっていうのが。
本当に思い出深い公演でした。なんというかそれが始まりでしたね。

公演稽古公演稽古・・・あっという間の一年でした。



もうこの舞台に立つ楽しみを味わうこともないかもしれない。と考えるとすごく寂しいですが、笑顔で別れたいですね。
まあほぼ確実に泣きますけどね。


始まりが秋なら終わりも秋。秋は僕の中で特別な季節です。



ここまでの思い出を作れる場所に、羨ましそうに見てた僕を誘ってくれた友人に本当に感謝しています。





この何とも言い難いいろいろつまった舞台をぜひ観にいらしてください。
10月17、18、19日小ホールにてお待ちしております。



そういえば我らが音響班のチーフ様が漢詩を引用して圧倒的日文力を見せつけてきたので、
僕も日文らしく最後は一句読んでお別れとしたいと思います。








「 小ホール ああ小ホール 小ホール 」






うん・・・まあわし俳句研究とか専門ちゃうし・・・
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これが私の、『全力全開』!!

2013-10-07 11:53:00 | 2013年度卒団公演

みなさま、今日はご機嫌いかがですか?

引き戸系舞台班、宣美班の和田です。

二回目です。書く事がもうないです。

まあ、見てのとおり団員はしんみりしてるやら、まじめになってるやら、妙にがんばろうとしてるやら、何やらいろいろ思うことがあるみたいです。

私は、特に何もないです。

なんだかんだで後二週間ちょっと、まじめにやってもしょうがない、やりたいことをやるだけです。

正直、ここでしんみりしても数日で忘れるものですよ、誰だってそうなる、俺だってそうなる。

だからこそやりたいことをやり、好き勝手やってあとを濁して立つんです。

まあ、いつも好き勝手してますけど。(こんなことしてると卒団前に後輩から引導をたたきつけられそうですが)

だらだらと書きましたが、10月17日~19日

「ら抜きの殺意」

どうぞお越しください。お待ちしてます。

その際受け付けの装飾を見ていただけるとありがたいです。

宣美班、照明班、舞台班のコラボレーションです。

特に表の入り口付近をほめてもらえるとうれしいです。

それでは。

 

 

 

 

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ネタ、逃げ出した後に

2013-10-06 22:18:11 | 2013年度卒団公演

 

世界のみなさん、

アンニョン ハシムニカ、ヤクシミズ、ブオナ セラ、こんばんわ、

真鍋でございます。

2回目の登場、かつ日曜日の投稿でござんすよ!

・・・

・・・ネタがないなあ!

なまじ1回めの投稿で良いこと言ってきれいに(自画自賛)まとめた(気がする)のでさて、何を書こうか・・・。

 

・・・と、皆の日誌を見返していて思ったのですが・・・

みんな、しんみりしすぎじゃないかぁぁああああいいいい!!!???

気持ちは分かるけど、これ、もう公演終わっちゃってるノリですよね?

 

なので、元気にハイテンソンに気兼ねなくいきましょう!

敢えて、敢えてなのです!流れと時代と空気に逆行。

 

さあ、小屋入りまで明日で1週間になりました!

ここまでくればあとは野となれ山となれ、人事を尽くして天命を待つ。

我らが情宣も京都市内を西へ東へ北へ南へ、宣伝のため奔走しておりますよ!

どうやら本番週に入っても、バタバタは続くようです。情宣班、覚悟!

 

昨年卒団された、ひとつ上の先輩方がしてくださったように、

僕たちもきちんと後輩に諸々を引き継ぎながら、お客様と一緒にハッピーになって卒団したいでありんすね!!

是非是非、劇場という狭い空間だからこそできる、

お芝居が持つ舞台と客席の一体感を感じて頂けたらと思います!

 

!をつけすぎて、鼻血が出ちゃいそうです。ってかさっき出ました。ぶぶー。

 

最後?卒団?だからどうしたやることをやるべきこと以上のことを踏ん張って貫くだけです。

ともあれともあれ、最高のものをお届けできるよう、精進を最後まで怠りません!

小ホールで、お待ちしております。

 

真鍋でした。おやすみなさい。

 

 

 

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最後くらい真面目にね。

2013-10-05 23:20:52 | 2013年度卒団公演

 

二年半も一緒にお芝居を作ってきて、初めて意外な文才を目の当たりにしました。

前日の某U垣さんの投稿、この私が思わず二年半を思い返して物思いに耽ってしまうくらいには威力ありました。さすが日文です。

 

衣装小道具は今回、三人の後輩ちゃんたちと共に収集にあたりました。

衣装も小道具も、そのお芝居の世界観を作り上げるのに欠かせない、大事なものです。

世界観を作るためのものだから、上出来な仕事をすればするほど、我々の努力は目に見えなくなります。

私は衣装小道具の、そんなところが気に入っています。

 

私は今まで、部活動に力を入れるということをしてこなかった人間です。

根が不精な性格ですから、自分でもそれでよいと思っていました。

そんな私が、初めて自分の意志で扉を叩き、公演終了と同時にぶっ倒れるくらい全力を尽くし、「ずっと終わんなきゃいいのに」と思わされた。それがリツゲイです。

大好きです。

 

二年半、リツゲイでたくさんのものをもらいました。

今公演ですべて出していけたらと思います。

どのステージも全力で、どのお客さんも楽しんでもらえるような芝居を。

 

劇団立命芸術劇場2013年度卒団公演「ら抜きの殺意」

学生会館小ホールでお会いできることを楽しみにしています。

 

衣装小道具 三回生の山内でした。

 

 

 

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せめて、日文らしく。

2013-10-04 23:46:22 | 2013年度卒団公演

「リツゲイです!公演やります!よかったらどうぞ!」
こんな感じにもう何人にビラを配ってきたのでしょうか。

 

中学か高校の時、国語の先生にこんな漢詩を習いました。

『年年歳歳花相似、歳歳年年人不同』

【ねんねんさいさいはなあいにたり、さいさいねんねんひとおなじからず】

、と読むそうです。

毎年毎年花は同じように咲くが、それを見る人は年ごとに同じではない事から、人間の一期一会の儚さを詠んだもの・・・
らしいです。

 

自分たちの代がリツゲイの扉を叩いた時、今はもうほとんど会う事のない先輩たちがいました。

ひとつ学年が上がり、初めて後輩ができたと思うと、ひとつ上の学年が卒団されていきました。

そしてまたひとつ学年が上がり、新しい顔ぶれが入団してくると、自分たちの代が卒団しなければならない時期がやってきました。


リツゲイでの三年間は、大好きな音響班を始め、同学年や先輩や後輩、公演を見に来てくれたお客さんたちやビラを受け取ってくれた人まで、本当に一期一会の連続だったな、と今になって思います。


まだ学校を卒業するわけではないので、会おうと思えば簡単に会えますが、いずれは毎日のように会ってバカやってた音響班とも簡単に会えなくなる時期が来るという事をこういう節目に考えると寂しくなります。


でも、寂しがっている暇もないほど、公演本番の週は近づいてきています。そろそろいろいろな部署も終盤に向けて活動しています。
音響でも今までの公演にないほどの曲の提出数です。きっと、卒団されていった先輩も今の自分たちと同じような気持ちで作業をしていたのだろうな、とか昨日音さがしをしながら考えていました。


さぁ、泣いても笑っても本番週まであと一週間と少しです。
間違っても後悔せず、リツゲイにいて、音響班にいて、心からよかったと思える公演になるように頑張ります。

劇団立命芸術劇場2013年度卒団公演「ら抜きの殺意」 日にちは10月17日~19日、場所は学生会館小ホールです。
お時間ある方は、ぜひご来場ください。心よりお待ちしております。

音響の宇垣でした。

 

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一週間

2013-10-04 08:07:07 | 2013年度卒団公演

おつかれ様です。2度目の投稿となります、鈴木です。本公演では役者および舞台監督を行っております。

 

いよいよ本番まであとわずかとなりました。

もう少し稽古をしたら、ホールに入って仕込みをして、舞台を立てて、幕をはって、照明をつって。

音響を確認して、小道具を置いて、受付を用意して。朝と昼にはビラを配って。

そんなことをする、そんなことをできる最後の一週間が、あとわずかでやってきます。

名残惜しい気持ちは勿論あります。これでいいのかと焦る思いも感じてます。

何より、今していることのひとつひとつが、これで最後かと思うと寂しくなります。

 

ですが、卒団だろうがなんだろうが、それはこちらの勝手な都合です。見てくださるお客様には関係のないことです。

最後だから、これで終わりだから。そんな気持ちを押し付けるわけにはいきません。

どのステージだろうと、どの公演だろうと、私たちが見せられるのはその1ステージのみです。

だから

今は先のことは考えず、この先の一週間を見据えていきたいと思います。

必死に作って、必死に演じて。

バラし終わって最後の最後に、ああ寂しいなと感じたら。

それはとてもいい公演なのではないでしょうか。

 

10/17~10/19がその一週間の締めくくりです。

ぜひ、いらしてください。お待ちしております。

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