夏子のニューヨーク通信 《14》 8/24/14
" 忙しかった今年の夏 ”
前回にも書いたサンフランシスコに住む私の "古い友達”のお宅に10日間、孫のロビーとお邪魔した。
彼等は、サンフランシスコに素敵な家を持ち、今度、山の家をNappa Valleyに建て、アリゾナにも家を持っている。
体が一つしかないのに、たくさんの家を持っているのも大変だな~と思う。
私の友達である郁子さんは、今年退職したのだが、今度は、近くに住んでいる彼女のお姉さんの世話で忙しい。
お姉さんは 生涯独身で4,5年前からアルツハイマー病と診断され、だんだん悪くなるらしい。
我々を、郁子さん夫婦が ヨセミテパークに連れて行って下さった時、このお姉さんも一緒にいった。
お姉さんは、昔、マラソンをしていて体は丈夫なのだが、今、やった事をすぐに忘れてしまうのだそうだ。
ヨセミテパークから帰って、皆で夕食をしているとき "Did we go to the park today? 今日、パークへ行ったかしら?”と言うので、びっくりするより、なんだかおかしくなって笑ってしまった。
ところで彼女は日本語も英語も忘れていないのだが、自分から話をすることは皆無だ。 こちらが何か質問をするとあらぬ方向を向いて答えるのだが、何べんも何べんも同じ事を言うのである。 今、自分の言ったことを忘れてしまうのだろうか?
サンフランシスコ内ではロビーと二人で、あちこちを見て歩き楽しかった。
その後、ロスアンジェルスに行き、ロビーのお母さんであり私の娘のサンドラと合流して1週間、遊んできた。サンタモニカ、マリブの海岸は美しいし Hollywoodも賑やかで良いのだが、NYの我が家に帰ったときは、ほっとした。 NYはたくさんの緑があってよい。
我々が旅から帰ってすぐ、わたしの兄のお嫁さんが3週間遊びに来た。いろいろのところへ案内をしたが、彼女は20分で$200もする NYCityの上空を飛ぶヘリコプターに乗ったのが一番気に入ったようである。 きっと、一生の思い出になることだろう。
彼女は、東京に比べて、NYは軽井沢のように涼しいと、感激していた。
そして、その涼しかった今年の夏は、忙しく終わり、来週からは、又、孫の送り迎えが始まる。
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