越谷フェンダーブログ

地球環境の為に車部品のリサイクルについて考えます。車の話や会社の裏話を公開します。

神々の山領

2010年10月29日 13時10分20秒 | Weblog
登山小説にはまっている・・きっかけはテレビ番組(ブックレビュー)で作家の夢枕 獏さんと著名な登山家佐藤祐介さん・谷口ケイさんの(たぶん)対談の中で紹介された本; 神々の山嶺 上・下(著者夢枕 獏)に興味を持ったからである・・ヨーロッパのアルピニストの間でも大人気で数ヶ国語で翻訳され出版されいる小説である・・。

・・東京に出かけたついでに丸善に寄り、小説上・下の他にストーリーが漫画(5冊)にもなっていているので参考に一緒に購入した。 もう一つは朝日新聞の読書欄で紹介されていた本: 『単独行者 新・加藤文太郎伝』(著者 谷 甲州)である・・。


そんな時期にH20.10.24の朝日新聞の天声人語に目がとまった・・全く同感な読後感想であったのでご紹介します

・・かつて小紙に連載された井上靖の小説『氷壁』は、世に登山ブームを巻き起こした。読まれた方もおられようが、主人公の勤め先の上司が、なかなか味わい深い。穂高岳の氷壁をめざす部下を案じて言う

『登山家というものも、いい加減なところでやめないと、いつかは生命を棄てることになると思うんだ。危険な場所へ自分をさらすんだからね。確率の上から言ったって、そういうことになる』。時が流れて、今なら『危険な場所』の最たるものは8千メートルを越す山々だろう

酸素は平地の3分に1しかない 『死の地帯』と呼ばれ、自然が人間を拒否している場所だ。世界に8千メートル峰は14座あるが、すべて登った日本人はまだいない。10座目に挑んでいた名古屋の田部 治さん(49才)が先月、ヒマラヤで遭難した

登山に限らず、知名度と実力とがイコールでないことはままある。田辺さんは逆に、広く知られた人ではなかったが実力は指折りだった。世界的な難峰や難ルートにいくつも足跡を残してきた

謙虚な人柄でもあった。 6年前、やはり10座に、やはり49才で落命した群馬の名塚 秀二さんの『偲ぶ会』で会ったことがある。『登山には拍手も喝采もない。そこがいいんです』と言っていたのが印象深い。淡々とひたむきだったその姿が、大雪崩に消えた

14座の完登者は世界で20人余を数える。日本で12座の竹内 洋岳さん(39才)が最も近い。一流の登山家ほど『命知らず』の行動から遠いものだ。『氷壁』の上司の老婆心は胸に封じつつ、だれであれ無事の達成を祈る。

・・







スキーシーズン間近・・

2010年10月25日 16時30分27秒 | Weblog
はやくも寒波の一陣が日本列島にやって来て、北海道や東北地方にかなりの降雪をもたらした・・。

我が家にも高杖スキー場から今シーズンの『リフトシーズンパス券』が届いた・・シニア年齢の割引もあって2万円と格安の値段である!!
同時にシニア熟年スキーヤーを対象にしたブライドアカデミー会員に登録・・特典として一般スキーレッスンの割引と会員を対象にした特別スキーレッスンにも受講できる。・・会員親睦の催しも盛りだくさんでスキー愛好家との出会いが期待出来る・・。

・・午前中にスキー講習を受けて、午後は自主トレーニング・・毎週末はスキー漬けで過ごす予定である・・。

・・体重も78KG台をキープしている。・・DVDでプロスキーヤーの滑降も勉強している。・・神田のスポーツ店に頻繁に足を運んで、うまく見えるかっこいいウエアーの物色にも努めている。・・宿の予約も済ませている。

準備は整のいつつあるが・・残る問題は『体力』だけ 意欲にどこまで体力がついてこられるのか!・・。不安がいっぱいの63才の青春の始まりである・・。






仲間の訃報

2010年10月14日 17時47分37秒 | Weblog
7月中旬 日本障害者ダンス推進会のボランティア仲間と八丈島にある老人ホームに慰問に出かけた話は、以前紹介しました。(7/26 ボランティア活動 八丈島へ)

その会の熱心なメンバーの一人であるHさんの訃報が届いた・・。

八丈島でお会いしたときは・・風邪をこじらせてしまったようで、体調がよくないの・・と言っていた。地元老人クラブの方々とのダンス交流会では、車いすダンスのデモンストレーションを披露し、大きな喝采を受けていた・・。

・・八丈島から帰った翌日には病院に行ったが、病状がかなり進行していて、そのまま入院して闘病生活を続けいる・・ここまでの情報は承知していたのだが・・・。

ダンスをしている人には、年齢を聞いてはいけないというので・・Hさんの年齢は分からないが・・大変 愛嬌があり品の良いご婦人であった。
『○○でございます』とたびたび発する言葉がとても印象に残る・・。

・・仲間のあまりにも唐突な訃報の知らせを受けるたび・・明日に我が身に起っても不思議でない出来事ゆえに・・複雑な気持ちになる・・。


合掌