越谷フェンダーブログ

地球環境の為に車部品のリサイクルについて考えます。車の話や会社の裏話を公開します。

ロシア人バイヤー

2007年11月30日 14時01分43秒 | Weblog
国内のリサイクル部品販売が低迷を続ける中、ロシア向けの中古車輸出が活発なお陰で、当社のリノベートパーツにも引き合いが多く、輸出向けの販売は伸びている。現在3社と定期的な取引を続けているが、毎月の様に他のバイヤーの訪問を受ける。

先日見えたバイヤーの方は・・当社の自主検査でスクラップとして判定した商品を『No problem !』・十分良い!!言うのである。例えばヘッドライトの内部汚れを洗浄して商品化するまでにかなりの手間がかかる・・それで価格の安いアイテムは採算ベースが合わずにスクラップにしまうものがある

このバイヤーさん・・ロシアで当社のようなリビルト工場をもっていて、輸入した『コア』を再生するそうだ・・かなりの技術力をもっているように見える・・。地元の鈑金・塗装作業者の給与は7万円/月ぐらいというから、当社のパート社員に支払う単価の半分以下である

この安い労働力でリサイクル部品を再生すれば、かなりのダメージのある『コア』でも十分に手間をかけられて商品化出来ることは言うまでもない

来月 オーダーリストをもらい見積もこれからの商談であるが、打ち合わせ感触では、かなり安い『コア』の価格提供を望んでいる。・・年末を控えて自社在庫の『難あり商品』を一気に整理したい気分にもなる・・が・・。






下田『蓮台寺荘』

2007年11月27日 17時01分07秒 | Weblog
20年以上まえから地元の中小企業の経営者が集まる交流会に参加している。
ここ数年は、年に一回程度の集まりになってしまったが、この集まりが久しぶりに伊豆下田の『蓮台寺荘』で開かれた

この宿は山本周五郎が投宿した宿として知られ、庭園と日本家屋の離れ が調和した地元の老舗旅館である・・実はこの旅館、交流会を主催するW社長が3年前に購入したものである。

古くなった老舗旅館が修繕費のかさむ家屋を維持出来ずに手放してしまうケースが各地にあるそうだ。W社長の場合・・日本の伝統ある旅館を朽ち果たすには忍びがたい・・と再建に立ち向かったのである

老舗旅館だけの名の上にあぐらをかいた経営から、老舗旅館にふさわしいサービスを提供する旅館へと変貌を遂げ、立派に立ち直った話を聞いた・・

古い従業員の方は5名だけになってしまったそうである・・・私たちを担当してくれた仲居さんは残った従業員の一人であったが、生き生きとした対応ぶりはとっても好感が持てた・。帰り際・・がんばって下さいね・・と心の中でつぶやいていた・・



独り言

2007年11月22日 18時07分13秒 | Weblog
本日 朝礼で 冬のボーナス 支給日を発表した

今年の売り上げは、新年度の4月から前年割れが続き・・半年間に及んだ。10月に入ってからは、ロシア向けの輸出が活発に動いた事もありやや持ち直して気味である。ロシア向けの中古車輸出は7年落ち以降の車両は持ち出し禁止となっている為、アフターマーケット市場で高年式車の部品需要が活発になり、当社の部品に人気が集まったものと分析している。

・・・このだけの在庫量を抱えているんだからさ~・・爆発的に部品が売れても・・おかしくないよな~・・  売り上げが達成出来たら『常夏のハワイ』に連れてってあげられるのにな~・・~ こんな独り言を大きな声で話しても 最近は誰も乗ってこない!! 昔の社員は・・けっこう目を輝かして耳を傾けてくれた!! もんだったのに・・

それだけ当社の 情報公開が進んでいる・・○×▲ と言うことなのかな~ 

川乗山

2007年11月19日 18時32分48秒 | Weblog
友人から・・川苔山付近でシカを見た~よ・・とメールが届いた。そういえば最近奥多摩の山を登っていないな~と反省 早速週末に出かけた

自宅5:40分:始発バスが無いので駅まで20分 準備運動のつもりで歩いた。・・車窓から見える鳩ノ巣駅周辺の里山は、盛りを過ぎたものの、まだ十分紅葉が楽しめた。

 8:35分 登山開始 山頂12:00到着を目指す 本日のコース予定は・・鳩ノ巣駅~大ダワ~船井戸~川乗山(1364M)~百尋の滝~川乗橋までの 全行程6時間の山行である

かなりの登山者が降りたが、登山道に入る頃には2~3のパーテーしか見かけないほど静かななだらかな山道が続いた・・・。ひんやりとした山の空気に触れてお腹が空いてきたので、大ダワの分岐付近で『鮭おにぎり』一個食べた。これまた超おいしい~!! 山は手作りのお弁当に限る・・。じっとしているとかなりの寒さを感じるので・・汗で湿った下着を交換して体力の消耗を防ぎ・・山頂に向かう。同行の寿子さん おにぎりを食べて元気にならず逆にペースダーン・・体が重くなったと嘆く・・

・・・11:50山頂到着 たくさんの登山者が思い思いのお弁当を開げていた。ラジュースでお湯を沸かしカップヌードルを食べている人が結構見うけられた。
せっかくの山頂はガスていて、かなりの寒さ、昼食もそこそこして早々下山することに決めた。12:15分 百尋の滝を目指す・・膝に疲れを感じた頃 眼前に巨大な岩壁が目に飛び込んだ!! 右手に大滝が見えて来た・・あたり一面すばらしい紅葉・・山頂での不満を一気に解消・・すばらしい景色である・・。

・・ここから川乗橋までの川苔谷沿いの山道はこれまた素晴らしかった・・・

予定時間をオーバーして川乗橋についた時、3:01分のバスの後ろ姿を見送ってしまった。次のバスは1時間20分後 奥多摩駅までバスで15分 歩いて1時間ほどの道程・・結局歩くことを選択した。・・4;15駅着 疲れた~・・駅の二階でそばを食べていたら満員の登山者を乗せたバスが到着した・・・なぜか?無言で登山者の姿を追っていた・・・。 

PM8:00 自宅 9:00就寝    






 

車齢

2007年11月19日 13時38分13秒 | Weblog
最近のデーターによると:人間の平均年齢に相当する平均車齢が7.09年 15年連続で高齢化している。また人間の平均寿命に相当する平均使用年数は 11.66年に達し、過去最長を更新している

新車販売状況でも 軽自動車を除く乗用車は、毎年減少を続けている。一方で軽自動車の方は増加しており、全体の車の保有台数は、伸び続けている。

・・新車を購入するとき・車を乗り換えるときなどは軽自動車を選択する人が多い・・と言う事らしい!! どう考えても燃料が高騰している昨今では、燃費のよい車の方に目が移るのも当然のことである。

・・たぶん乗用車そのものが、贅沢品から、実用的な交通移動手段の道具へ、価値観が変わってきているからである・・。

団塊の世代の私達が、運転出来ない年齢に達した時には、大幅に車の保有台数が減ってしまう!!・・と言った危惧を感じている業界関係者の人たちが多い・・・



紅葉狩り

2007年11月13日 08時48分23秒 | Weblog
11月初旬 日光に紅葉狩りに出かけた。山の方は紅葉が終わっている時期なので霧降の滝 周辺を目指した

偶然にもSメタルの社長家族と出会った。この日 家族で山登りを始める記念すべき『山行の日』との事で、全員がオニューの登山靴を履いていた

霧降高原のスキーロッジでコヒーを飲みながら本日のコースを決めた・・Sメタルの家族は~丸山~霧降の滝までの登りを楽しめるコースを選択・・私は大山~猫の平~霧降の滝まで、ひたすら下るコースを選択:PM2:00にレストラン前での再開を誓って別れた

・・丸山コースは、子供の背丈ほどに伸びた熊笹が多い茂っていて、登山道を外れたのでは無いか? と不案な気持ちにもなったようだ。 『パンダの住み家に迷い込んだ様だったよ~・・・』と小学校2年生の長女が興奮気味に話してくれた。

レストランのおいしいビールで初陣の『山行』を祝福したかったが、紅葉が真っ盛りの霧降の滝付近は大混雑!! 残念であったがあきらめて帰えることにした。

20年前の私たち家族もそろって山登りを始めていた。

・・山頂に立った瞬間の高揚感・無事下山したときの達成感・・
共に分かち合えるこの一瞬が・・『家族の絆』を強め・・忘れられない思い出に変わる・・これが山登りの醍醐味なのであ~る・・


一年が経過

2007年11月12日 15時45分26秒 | Weblog
昨年の11月2日にスタートしたブログサイトが一年を経過した

スタート時には、『皆様にお役に立てる内容』をお話する・・けっこう力の入った決意で始まったが・・・なかなかこれぞと言うニュースが無く、ついつい身の回りに起こった私的な出来事に終始してしまった

それでも『継続は力だ!!』と投稿していた成果か・・? ブログを開いてくれる同情的な友人が、徐々に増えて来ている。

ブログ効果は思わぬところに波及している・・業界の人から、『ブログ読んでいますよ!』と気楽に声をかけられるようになった。子供たちからは『親父が何を考えているのか・・ちっ~とは参考になるし・・、何よりも親父の精神状態がよ~くわかるね~』と歓迎? されている。

二年目も引き続き・・『色々な出会い』と『私の想い』をブログに投稿したいと思っている・・。


小学時代の恩師

2007年11月06日 18時49分51秒 | Weblog
『う~さん』が脳梗塞で倒れた・・とのニュースが流れ、『う~さんを励ましに行こう』と、旧6年4組の20名の同級生がう~さんの自宅のそばにある居酒屋に集合した

先生の挨拶があったが、口がもつれ、ほとんど聞き取れなかった。元気な時であれば『う~さん う~さん・・・』と浅草の悪ガキどもからちゃちゃが入る場面であったが・・正直 し~んとしてしまった

う~さんの実家は浅草山谷 泪橋の近くでミルクホールを営んでいた。暮れに同級生の何人が『鏡餅』作りを手伝いに行った。内輪でバタバタ扇ぐ仕事であってたが、帰りにう~さんのお母さんからお店で『お汁粉』『あべかわ』をごちそうになるのが楽しみで大晦日まで手伝った。
う~さんは教師の手伝いをしながら理科大の夜間部に通い教員免許を取得したと聞いている・・それで生徒の親から『若いのに苦労人』として絶大の信頼をえていた。

私たちの小学生時代は、どこの親も仕事に追われ、子供を何処かに連れて行く暇もなかった。そんなときにう~さんがスキーやキャンプに連れていてくれた

夏 山中湖畔のバンガロ-でキャンプ生活を送っていた時に、う~さんにひどく叱られた事があった・・『早川・・部屋を掃除しろ・・』と言われたので、『掃除するぞ~』と全員に声をかけて指図をしていたら『早川 指図ばっかりしないでおまえが先頭に立ってやれ・・』自分では先頭にたって行動しているつもりであったのだが?・・この事件を境に私の行動パターンは180度変わって少し大人になった・・率先垂範と言う言葉を教わった。

冬 草津温泉にスキーに出かけた。夕食後 共同浴場巡りに出かけるのが定番であった。当時はまだ混浴であったと思う・・なぜかう~さんが一番の長~湯で外でずいぶん長い時間待たされた記憶がある。そんなときタオルをぐるぐる回して誰が一番最初に凍るか競っていた。 

『う~さん』82歳 私の人生感に大きな影響をおよぼした・・小学生時代の恩師である。  

還暦を迎えて

2007年11月01日 09時06分22秒 | Weblog
建設会社に勤めていた頃 定年の日を迎えた先輩方を目にしていた。当時の定年は57歳位であった様に思える。

それまでずいぶんと『建て前論』ばかり言われる上司で、話がうまくかみ合わない点を不満に思っていた方が、『早川君 いろいろお世話になったね~』としみじみ言われ、深々と頭を下げられて挨拶をされた事があった。『あ~この人と仕事以外の話をしてみたかったな~』と後悔した思い出がある

私がサラリーマン生活を送っていたら、多分本日がハッピーリタイアーの日になっていた。そして後輩達に仕事上での無遠慮をわびて・・第二の人生を送る事になったのである

社長の立場にある身上を考えると、もう少し仕事が残っている・・会社の後継者をきちっと育て上げて、バトンタッチの準備を進める事である。

・・社員・パート社員から抱えきれないたくさんの赤いバラを頂いた・・・