久住山

次男の花嫁（披露宴は来年早々予定）が大分県出身なので、ご両親にお会いするために連休を利用して別府に出かけた。

本来ならご親戚の方々ともお会いするところであったが、ご両親のご配慮で『久住山』に登ることが出来た。次男夫婦・ご両親も揃っての参加 ６名で山歩きを楽しんだ。久住山は深田久弥の『日本百名山』にも名を連ねていて・・関東の高尾山・関西の六甲山に次ぐ超人気登山コースである。

天候も上々　牧ノ戸峠(1333M）から久住山（1787M）を目指して9:20登山を開始した。順調に登り　12:20久住山の山頂に立った・・中岳(1791M)・稲星山・星生山・三俣山の５座を久住山系と呼び・・これらの雄大な山並みを一望する事が出来た。

同世代の親達が　若いカップルの幸せを願って　ともに山歩きをする姿は、なんだか・印象的な光景に写った。親同士が・・何か互いにに解りあえたように思えた・・・この雄大な自然の恩恵かも知れない・・。

その夜　ホテルでの夕食は、数十年来の友人のように　『いも焼酎』を酌み交わし楽しく語り合う事が出来た。・・人生にはまだまだ素晴らしい出会いがありそうだ・・乾杯

新聞記事

四国の香川県・三豊市にある　三豊島坂インターチェンジに隣接する土地に自動車オークション会場が・・２００９年の春から営業予定と地方紙に発表された。

進出するのは　中古車オークションの大手　『トヨタユーゼック』である：資本金６８億３千万　業界３位で現在全国９ヶ所で会場を運営している。

このニュースの注目すべき点は、トヨタユーゼックはトヨタ自動車が全額出資している会社である事。

リサイクル法施行後・・下取り車・使用済み車両・全損車両などの『タマ』の流れが、従来の廃車流通に加えオークション流通という新たな流れが生まれた。

デーラーに新車販売時に発生する・これらの車両はオークション流通へと流れるのが一般的な動きとなっている。メーカーが生産から解体までイニシアチブをとる構図は次第に強まってきている。

これらの流れに対抗して従来の廃車流通の業界は、直接ユーザーから車両を引き取る手法を懸命に模索している・・くるマック・廃車復活戦・廃車ドットcomなどのネットワークが既に立ち上がっている・。

今後の廃車の行方を占うカギは・・『廃車する車には価値がある』と言う認識・情報を持った・・ユーザーの賢い選択・行動によるところが大きい・・・これにより新たな廃車の流れが生まれる事を期待する・・。

日光白根山

一ヶ月振りの山行で日光白根山（標高２５７８Ｍ）に登った。

ＡＭ５：００自宅を出発　日光湯本から金精峠をこえて高原の駅丸沼へ　駐車場で山支度を済ませ　ロープウェーで一気に高低差６００Ｍを稼ぎ・・標高２０００Ｍの山頂駅に・・二荒山神社に１００円を奉納　鹿避けのゲートをくぐって　ＰＭ８：２０登山を開始・・２時間半の登りである。　

この日の寿子さん　快調に歩く・・いつもと違うハイペースで前を歩くパーティーをゴボウ抜き・・深い森林帯を抜けて稜線に出る・・ここは既に森林限界の領域で稜線の道はガレ場が続く・・歩きにくかったが・・汗で濡れた体を心地良く吹き抜ける風に元気づけられて・・無事山頂に立った。

山頂の眺めは天候に恵まれて３６０度のパノラマ：男体山から女峰山・赤雛山までの稜線・そして先月登った太郎山・・中禅寺湖がまぶしいぐらい輝いていた。白根山につながる４ルートの稜線がくっきりと見えた。以前登った金精山の山容も懐かしく思えた。

帰りは得意の下り・・一気にロープウェーの駅に戻った。『天空の足湯』で遠く見える至仏山に思いをはせて・・つかの間の温泉気分にしたった・・寿子さんとの出会いは　３８年前の１０月　尾瀬・・至仏山にも登った。

・・沼田に出て老神温泉で　ひとっ風呂と思ったが、運転中の睡魔が恐ろしく　全部をパスして、一気に家路についた。・・ＰＭ４：３０無事到着　　つ　か　た　れ・・。

ニューリーダーの登場

リサイクル部品の業界で最大のネットワーク販売を誇るNグループ・・近々ニューリーダーの誕生を迎える。

歴代のリーダーの活躍は、グループ会員全体の右肩上がりの販売実績を背景に、グループの目指す方向は誰の目にも明確に映っていただけに、目を見張るものがあった。

しかしニューリーダーの活躍の背景は、かなり厳しい局面を迎えているように思える。

リサイクル法施行3年目を迎え、従来の廃車流通に加えオークション流通という新たな流れが生まれ・・解体業者は廃車の仕入れ難と価格上昇に、経営の根幹を揺るがす事態に直面している。

またリサイクル部品を販売するネットワーク環境は、七つあるネットワークの内三つで、既に在庫情報の相互乗り入れが始まっている。

この一連の流れに同調して行くのか？　従来通りの独自路線を継承するのか？　別の選択肢で進むのか？・・・会員の意見が割れる所である・・。

Nグループの動向は・・業界全体に大きな影響をもたらす事は周知の事実である・・・ニューリーダーの活躍に期待するところは 大きい！・・。

理想の商談

　『秋の長雨の気配』を感じるぐずついた天候が続いている。

先週　台風９号は関東・東北・北海道を縦断　大きな被害をもたらした。車両の被害もかなりの規模にのぼっている。

こうした被害を受けた車両の修復修理がサービス工場に持ち込まれる。
『何とか安く修理してほしい～な～』と訴える　ユーザーさんの声に押されて・・・・

『ではリサイクルパーツを活用して修理することにしましょう・・リサイクル部品で修理全体の部品をまかなう事は出来ませんが、品質を落とさずに、多少でも安く修理出来るように努力してみます。・・・任せてください！・・・』

・・こんなふうに商談が進められたら・・今頃　もっと忙しいはずなのであるが・・。・・・ジェネリック医薬品のＴＶのコマーシャルが頭をかすめる・・


１０月　経済産業省が薦める『全国リサイクル部品普及キャンペーン』が予定されている。

外国人バイヤー②

最近　外国人バイヤーの部品調達方法に少し変化が見られる。
日本にいる輸出業者と外国人バイヤーの二人三脚で　業界ネットワークやＹahooオークションなどから部品を購入するスタイルである。

仲間が輸出先からのオーダーをまとめて、その情報を日本に流す。情報を元にその日の内に『検索』をかけて部品の探しに入る。在庫状況・価格などのリアル情報を仲間のいる輸出先に返す・・このようなやりとりを繰り返しながら落札を繰り返す・・。

落札した部品は集荷ヤードに送ってもらう。部品が集まり次第　コンテナに積み込み出荷する方法である。部品購入コストは高いが、経費をかけずに短期間で部品を集めることが出来る。集めた部品はオーダー品の為売れ残る事がなく、利幅は薄いが商売としては十分な利益は残る。

購入した部品の６割以上は、リビルト業者・解体事業者・社外部品メーカーからの購入で、信頼の出来る商品が送られて来ているそうだ・・・。

外国人バイヤーによるオークション会場ジャックの次は・・業界のネットワークジャックの様相になる気配である・・・。

数独

寿子さん　かなり年期の入った『数独』のファンである。

夜遅くまで単個本を読んでいるものと思っていたら、なんと『数独』のゲームをしていたのである。ずいぶん非生産的なことをしていると横目で見ながら呆れていた。『脳トレになってボケ防止にいいのよ～・・知らないの～・・・』が口癖のようで何回も聞かされていた・・。

最近よく電車の中でも『数独』に熱中している人を見かけるようになった。先週　あまりの暑さに外に出るのも億劫で推理小説を読みふけっていたが読書にも飽きてぶらぶら歩き回っていたら、テーブルの上の『数独』に目が留まった。

『貴方には無理よ！・無理！・・上級コースの本なんだから・・』一括された。
何だか悔しくて・・本屋に直行：初心者コースではなく『中級』コースを購入・・寿子さんの制止にも負けず・・ほんのちょっぴり抵抗してみせた。

『中級』コースを試してみたが手に負える物ではなかった。歯が立たない・・寿子さんに解き方の方法を教えてもらい再チャレンジ・・。翌日の日曜日　山歩きをする予定であったが、しらぬまにPM１１：００過ぎてしまったので中止を宣言！！

翌朝　早くから再チャレンジ・・・時間を見つけては再再チャレンジ・・とうとう・やっと・ついに１０問目にして完璧に解けた時は既にPM9:30を回っていた。・・『出来た～』の歓声に　寿子さん　ニャットした笑いを見せた・・。

・・どうやら『数独』の深みにはまってしまった　よ・う・だ・・・・。