越谷フェンダーブログ

地球環境の為に車部品のリサイクルについて考えます。車の話や会社の裏話を公開します。

Yahooオーク

2008年06月27日 18時02分20秒 | Weblog
Yahooオクの出展は2002.10月にスタート 今年で満6年になる

Yahooオクに出展した当時は・・車好きの若者・Myガレージのもったマニア・と言ったユーザーを想定して出展品目もエアロパーツ系のバンパーを中心に登録した。

・・パーツは予想以上に高値で販売することが出来たが、売れ筋の『コア』の供給はそうそう続かない・・そこで『つなぎ商品』としてフロントが一般鈑金屋さんに販売しているリノベートパーツを試しに出展してみることにした。思わぬ反響があり徐々に売上げ伸ばし始めた。その後・・販売先のデーターを分析した結果・・『Yahoooオクの購入者の多くは鈑金屋さん・修理屋さん』であると推定した。

既存の業界ネットワークはあくまでも業者間取引の在庫公開である。一方Yahooオクは鈑金屋さんと業者が取引するネットワークといった考えたの方が自然である。

中古部品販売業者にリサイクル部品を探して貰う場合・・お客様の車両情報からフロントが部品を特定するが、Yahooオクの場合はお客様自身が部品を特定するので、部品間違いが発生した場合は自己責任となる・・この責任の担保代ぐらいが割高になるが、手間をかけずに全てのパーツを探してもらえる。

従ってYahooオクで人気のある部品は添付写真で形状・キズ情報などから、品質の良し悪しを確認できる外装商品:バンパー・ヘッドライト・フェンダーなどに限られてくる・。

Yahooオクでリノベートパーツの実績を不動のものにするには・・お客様が部品を特定して・・購入を決めて・・商品が届くまで・・の道筋にストレスを感じないスムーズな流れが・・独自のノウハウを交えて提供できるか?・・このあたりに『カギ』があると考えている・。


六月の小田代ヶ原

2008年06月25日 17時20分50秒 | Weblog
先週の土曜日・梅雨の晴れ間を縫って久しぶりに奥日光に出かけた

AM7:15:龍頭の滝上の駐車場に車を止め、山支度を済ましてAM7:30:高山を目指して早朝登山開始。いつものペースで歩くこと1時間・高山山頂(1667M)に到着・・体力的な衰えが無いことを確認。気分よくおにぎりをほうばってから小田代ケ原に下山。

・・中禅寺湖方面の分岐を過ぎた辺りの森林体から日が差して始めた・・その時を待っていたのか?・・一斉に森全体が『騒がしく』なった。日が陰ると一瞬の静寂が帰ってくが徐々に唸り声のような音に包まれていく。・・あとで案内版で確認したところ『えぞ春蝉』の鳴き声であった

10:30小田代ケ原のベストビューポイント『小田代の貴婦人』を眺がめる・・登山の後の心良い疲れを感じ・・真っ白な心を取り戻す貴重な時間である。

戦場ケ原に向かう木道の横には・・ところどころに咲き終わった『ズミ』の花びらが吹きだまっていた・・そして『ワタスゲ』の群生があたり一面を白く覆う・・風に吹かれた綿帽子のような花は・・初夏の暑さを忘れさせる清楚な涼しさを演出していた・・。

12:30 湯元にある温泉『湯の屋』でひっと風呂(600円)・・ここの湯船は大きく・・他に誰もいなかったので同行の寿子さん思わず平泳ぎをしたそう~な・・

自然力の恩恵で・・山歩きは夫婦の距離を少し縮めてくれる・・





こんぴら会

2008年06月16日 13時28分16秒 | Weblog
学生時代に所属していた土質研究会のOB会が大久保の中華料理店で開かれた。
35才~71才までのOBが60名近く集まった。『こんぴら会』は教授の名前が『今 平八郎』から由来している・・コンさんの愛称で学生に人気があった

・・長年にわたり磨いた建築の技術と経験を生かして完全定年を過ごしている先輩は少なく、何らかの形で建築界に関わりを持っているので、話の中心はやはり仕事関連・・転職組は聞き役に回ってしまう。私の隣に座った53才になる後輩の木村君もゼネコンに10年勤務した後に転職、現在証券会社に勤務している。・・建築関係の『におい』が無いもの同士が座る席も必然的に決まるようだ・・

閉会間際・・幹事に日大節を『オレがやる』と立候補・・他に踊る人がいないのですぐにOKが出た・・日大節は東京農大の『大根踊り』に匹敵する有名な応援歌であるが、これも後継者不足で踊れる人が少なくなっている

『東に大利根の清流を仰ぎ西に霊峰富士をば仰ぐ。ここ大江戸関東三崎の森に毅然とそびえ立つは、我が日本大学だ~・・・』・・『いざ歌わんかな~踊らんかな~狂るわんかな~』・・久し振りに絶叫した・・。

ヒリヒリとした『喉』の痛みは自宅に着く頃には消え・・快い疲れを感じていた・・。


自動車リサイクル・環境フォーラムin北海道

2008年06月13日 12時07分22秒 | Weblog
二日間にわたって札幌で開催された環境フォーラムの合間をぬって、石狩の工業団地にある(株)マテックさんのリサイクル工場を見学した

老舗のシュレッター屋さんである(株)マテックさんは自動車リサイクル法の施行を契機に新規事業として自動車解体業に参入した。ライン化された自動車解体システムを導入・・輸入したの自動反転機械と共に業界初の試みとなった

当時見学したときに杉山社長が・・『使用済み車両は宝の山』・家電リサイクルよりもズ~ト効率がよい・・と話されていた。

それから4年近くの間に工場は大きな変貌を遂げていた。・・立ち並ぶ広い建物の中には人影が見あたらず・・ASRの分別機械類が大きな音を立て、特別な行程を経て安全は燃料として再生されている・・これらの作業を補助するショベルカーが忙しく行き来しているだけであった。

解体した車両から発生したものを全て残さず再資源化しているのである。新工場では、コンピューター基盤を中心にたレアメタルの抽出も近々行われるとの事であった。

『使用済み車両は宝の山』・・この言葉通りに確実に実戦し・拡大続ける(株)マテックさんの『経営方針の力強さ』を改めて敬服したのであった・・。 

地震情報を天気予報のように

2008年06月09日 15時36分03秒 | Weblog
高校時代の山仲間:大木君から元気の良い電話が入った・・娘の聖子(さとこ)が今日の新聞で紹介されているから見て~と!!・・なんと朝日新聞『探求 人』に紹介されていた。(その数週間後・・読売新聞の『顔』にも登場)・・そこに奥さんの若い頃にそっくりの聖子ちゃんの写真が載っていた。・・テレビの天気予報を解説する『女性天気予報士』の様に『分かり易い地震情報や地震知識の広報』として日本初の女性広報官としてクローズアップされのである

この新聞記事を読んでいて・・35年ぐらい前に大木夫婦が新婚旅行先に選んだ場所が『インド』であったことが頭に浮かんだ。・・若い二人が当時のインドの有様をどのような印象をもって受け止めて来たのか?・・この辺りのDNAを聖子ちゃんがしっかり受け継いでいる様なきがしてならない・・・。

『地震や噴火は地球が生きている証拠。興味をもって学ぶ人が増えれば災害に強い社会ができる』・・友人の娘さんだからではなく・・今後の活躍を真剣に期待したい・・・。http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/index-ja.html

   朝日新聞『探求 人』 東大地震研 広報専任助教 大木聖子(29)

地震や火山の研究成果を一般向けに分かり易く伝えようと、東京大地震研究所の新しいアウトリーチ(広報)専任助教になった。
 本来の専門は、深さ数千キロの地球の構造を地震派で探る研究。北海道大、東京大をへて、06年から、米カリフォルニア大サンディエゴ校スクリプス海洋研究所で、地震の初期微動(P派)と主要動(S派)の速度比をもとに地球の固さや構造を調べた。
 常に研究室で自問し続けてきたことがある。「研究が誰かの役にたっているか?」
 高校1年生だった95年、阪神大震災が起きた。東京の自宅で温かい夕飯を食べながら見ていたテレビの生中継で、「食べ物がない」と被災者が泣いていた。その姿が忘れられず、地震学を志した。
 新潟県中越地震(04年)では、余震の知識がなかったせいで命を落とした子どもがいた。「専門家にはあたりまえの知識が、一般に人には浸透していない。キャップをうめたい。」との思いが募った。
 米国の研究所は定期的に住民向けの勉強会を開き、一般人のための地震の情報サイトをもつくっている。地震研も5月から毎月、地震研を公開するラボツアーを始めようと準備している。情報サイトの開発にも取り組む。
 任期は2年。「日本では5分に1回も地震が起きています。天気予報のように、毎日の地震活動を伝えられれば」(鈴木彩子)



商機の再来はあるのか?

2008年06月05日 17時45分35秒 | Weblog
リサイクル部品の販売拡大は20年前のバブル期の終焉を迎えた頃から始まりH17年頃まで続いたが・・自動車リサイクル法施行後ここ2~3年の業績は、ほぼ横ばい状況で推移している

今年は・・原油価格の高騰であらゆるものが値上げを余儀なくされている状況にある・・このような時期は、リサイクル部品が売上げを伸ばす・・絶好の環境である筈なのに・・一向にその兆候が見あたらない・・

その原因を探ると・・アフリカ・アジア・ロシアへ中古車が続々と輸出されている・その数は150万台を超える勢いである。しかも日本の中古車市場に人気のある中高年式が中心である.一方低年式車は鋼材の値上がりで・・資源リサイクルに積極的に回され・・中国・アジアへ輸出されて建設用鉄筋棒に利用されている。

このような状況は・・リサイクル部品販売に特化した解体事業者の元に中低年式の車が集まらず・無理して集めれば車両価格が大幅にUP・・部品の生産が進まない状況と部品価格の高騰をまねいてしまっている。・・品ぞろいが悪く・割安感のない・リサイクル部品が市場で敬遠されてしまう傾向が次第に強まってきているのである

さらに若者の車離れで新車販売の低迷も続き・規販車の車齢も延びる傾向が強まっているので・・リサイクル部品を調達する中低年式車の発生率が減少傾向に進んでいる・・。

とにかくリサイクル部品の『安価な入手』環境を維持出来ないと販売拡大は望めないものと思っている・・

余談であるが・・・
業界筋のアンケート調査によると『ガソリン価格は半分(レギュラー80円)だが交通渋滞は倍増』・『ガソリン価格が倍増するが、交通渋滞はなし』の2者択一では・・前者が7割の支持を占めた。・・・道路建設よりもガソリンの価格を下げて『経済の活況を優先』もありではないのか・・・?。


決算書

2008年06月04日 17時36分57秒 | Weblog
5月末 H19年度の決算報告書を税務署に提出・若干であったが納税も済ませ一段落した

・・リサイクル事業は機械化が難しい分野で人件費が売上高の3分の1を超える。数年前までは、オーダーを受けてから『コア』を商品化して出荷していたので、作業の歩留まりはゼロであった・・

しかし・・インターネットの発展で、業界の部品流通はリアルタイムの商品在庫が主流となり、ネットワークに在庫登録するためには商品化したリサイクル部品を用意しなければならなかった・・この作業が当社に大きな労働付加となった。すなわち販売が拡大して行く以上に・・固定費の人件費が大きな負担となり財務を圧迫していった・・

こうした財務状況を改善するために・・生産部の人件費ロスを排除し少数精鋭でスタッフを絞り込み・・贅肉をそぎ落としてメタボ解消に取り組んだ・。

最終的には・・人件費の5%削減までこぎ着けた・・若干ではあったが社員にも『褒美』を出すことが出来た・。

今期H20年度は原油価格の高騰の煽りを受けて・・経費UPは避けられない状況にあるが・・社員一丸となればこの難局を乗り切っるだろと思っている・・。