妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

じいじのバーバー

2017-02-23 23:56:36 | 日記

  ほぼ2か月ぶりに髪を切った。


  風邪を引かせて以来

  臆病になっていたが

  耳にかぶさって来たので

  切ることにした。


  本当は風呂場でやれば

  後片付けも簡単でいいのだが、

  やはり寒そうなので

  リビングでカットすることにした。



  ソファーとテレビの間の1mほどのスペースに

  新聞紙を敷き、

  そこに椅子を置き、

  妻を座らせる。


  首にタオルを巻き、

  首から風呂敷を2枚洗濯ばさみで留め、

  足の方に垂らす。


  「バーバー ・じいじい 」の開店。

  
  初めて櫛を使ってみた。


  イメージではチョキチョキと
  
  いくつもりだったが

  バサッバサッとなり、

  横一直線に段差ができてしまった。


  櫛を止めて、

  手でつまんで切るようにした。


  いつもながら、もみあげが難しかったが

  どうにか終わった。


  掃除機のホースをはずして

  頭や風呂敷、床に落ちた髪の毛を

  吸引する。


  近すぎると服や風呂敷や新聞紙も

  吸ってしまう。


  微妙な距離を保ちながら

  髪の毛だけを吸う。


  ヘップバーンには遠く及ばないが

  ショートヘアーの出来上がり。



   ☆ 下剤の効なく

     浣腸するも、

     これまた効なく

     摘便となる。


     1週間振りの入浴。

     
     身体が温まったところで

     シャンプー。


     浴室との温度差をなるべく小さくするため

     洗面所、廊下、リビングの暖房を

     いつもより暑くする。


     私は玉のような汗。

     
     汗で風邪を引かせては本末転倒。

     バスタオルのまましばらく小休止。

     
     牛乳と甘酒(森永)を何口か飲ませる。


     落ち着いたところで

     パジャマに着替え

     風邪を引かせることなく

     無事終了。


     こういうことも

     あとどれくらい出来るだろう…。


     

  
  

  



















  
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