妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

点滴の薬

2017-04-17 22:46:01 | 日記
  
 
  今日は訪問看護の日。

  10:00過ぎ、看護師さん来る。


  点滴の薬について相談。


  歩行改善に効果があるという薬なのだが、

  その効果について、

  点滴後の妻の様子を尋ねられる。


  私は、正直に、

  「分からない」 と言った。


   点滴直後に

   歩行機能が目に見えて改善しているとは思えない。


   しかし、薬を増やしたからと言って

   効果が出る保証は無い。

   「薬漬け」になるだけではないか、

   という不安がある。


   一方、

   増やさないでこのまま歩行機能が低下していき、

   その時になってから薬を増やしても、

   もう「手遅れ」ということになってしまうのか、

   という不安。


   両方の気持ちを話すと、

   看護師さんは、先生に相談の電話をした。


   先生は、「あきらめない」、

   ということで

   薬の種類を少し変えてみるという。


   今は2種類の薬を混合しているが、

   その割合を少し変更し、

   さらに1種類新しい薬を追加するという。


   人によって、効き方は様々だという。

   ちょっとした割合の変更で効果が出る人もいるという。


   変更した薬を点滴することになった。


   強い副作用がないのであれば

   試行錯誤でやっていくのがいいんだろう。



   ☆ いい天気だった。

     
     妻と散歩に出かけた。

     いつものコース。


     よだれ受けのタオルを

     首から掛ける。


     前傾は強くは無かったが

     視線は下を見たまま。



     よそのお宅の庭を眺めながら

     ゆっくり車椅子を押す。


     いつも楽しみにしているお宅がある。


     きれいに手入れされた陽当たりのいい

     大きな庭には、

     水仙、レンギョウ、桃、ビオラ、そして

     チューリップも咲いていた。


     どのお宅も

     大小はあっても

     きちんとしている。


     40分ほどで家に戻る。


     庭を見る。


     いかにも、設計がない、思想が無い庭だ。


     四季折々、花を楽しみたい、という

     思いはあるが、

     美的センスが無い。


     きれいに見せるという思いが弱い。


     その都度、気に入ったものを

     空いている場所に植えるので

     ゴチャゴチャしている。


     行き当たりばったり、

     その場しのぎ、

     無計画。    
    
     
     庭は人を表す。     


     

     


     

     

     

     

     


     
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