調子に乗ってしまった。
珍しく口の開け方がいいなと思って
ゴックンを確認しないで
早いペースで牛乳、トマトジュース(いずれもトロミ剤)を
飲ませてしまった。
しばらく経って咽せた。
止まらなかった。
吸引器を使うことにした。
車椅子からベッドに移した。
吸引にはどっちがいいんだろう。
スイッチをONにするが
作動しない。
よく見ると、吐き出し用の容器が曲がっていて
正しく装着されていなかった。
やり直すと正常に動いた。
喉の奥にチューブを入れて吸引するが
はっきりした異物や濃い痰は出てこなかった。
白い薄い痰が少しだけだった。
PSO2は98あった。
疲れたのかやがて眠りについた。
慌てず、焦らずだったのに
つい、焦ってしまった・・・。
☆ この吸引器は妻がゴックンが上手く出来なくなって
痰が肺に入ってしまったときに
看護師さんが診療所から持って来てくれたものだ。
PSO2が90くらいしか無かったとき、
鼻から管を入れて吸引すると
ドロッとした痰が出てきて、
みるみる98にまで回復した。
だから私は吸引器に絶大な信頼を置いている。
その日以来、今日まで3ヶ月も我が家に置きっ放しだ。
このへんは、診療所も
大らかというか
管理がゆるいというか、
思いやりがあるというか・・。
ケアマネさんに話すと、
市の補助制度があって、
新品を1割負担で買えるらしい。
カタログにあった5万円余の吸引器を申請することになった。
そのまま審査を通れば俺の負担は5千円余だ。
家にあれば、今日のような時でもすぐ対応できるので安心だ。
もっとも、大事なのは誤嚥させないような
慎重な食事介助をすること、だな。
☆ ヘルパーさんの日。
妻の朝食が 11:30頃に終わったので、
昼食の介助はなし。
5:00 前に起きたのに、
何故かこんなことになってしまう。
俺はホームセンターで買い物した後
ウォーキング。
パークゴルフ場も賑やかになっている。
暖かかったが、霞がかかって遠くの山々が全然見えない。
平日のせいか人が少なかった。
ジョギングの中高年の女性に追い抜かれただけ。
後ろ姿だけだが、フォームが安定してブレない。
腕もしっかり振れている。
ピッチ走法で
あっというまに行ってしまった。
俺も腰が落ちないよう、お腹を引っ込める。
( ズボンがずり落ちそうになる。)
ちょっと頑張った。
今日の1㎞。
往路 9分45秒
復路 9分40秒