妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

嘔吐する  

2014-11-13 10:04:30 | 妻の症状

    昨日の夕方、妻を一人ソファーに座らせ、スーパーに買い物に行ってきた。


    前傾が深くなり、頭から落ちないように、ソファーの前に座布団や

    敷き布団、掛け布団をクッション代わりに積んで出かけた。


    ひざにはタオルケットを掛ける。


    40分後、家に戻って、妻を見ると、

    ん? 


    嘔吐していた。


    吐いた物が、タオルケットや足元を汚していた。

    かなりの量に思えた。


    妻はじっと座っていた。

    上着にも付着している。
    

    幸い、布団や毛布は汚れていなかった。


    私は、どういう順番でこの事態を処理するのがいいか考えていた。



    まず、被害を免れた布団や毛布を離れた場所に片付けた。


    そして、いよいよ汚物の処理を始めた。


    雑巾を2枚持ち、両手で、すくうように集めた。


    2~3回繰り返しきれいになる。


    次に、タオルケットを洗面所まで持って行き、吐しゃ物を洗い流す。


    そして妻の靴下を脱がせる。


    廊下、洗面所、のストーブを点け、浴室も暖めシャワーの準備。



    汚れたジャージのまま、妻をソファーから立たせ浴室へ移動。

    そのままチェアーに座らせる。


    妻を一人にしたまま、私は部屋に戻り、ソファー周りの吐しゃ物を処理する。 


    床を拭きながら考えた。


    何が悪かったのだろう。


    食事でいつもと違ったのは、

    薬膳粥の材料として買ったクコの実を雑炊に入れたことと、

    かぼちゃのタネ、松の実を潰してヨーグルトに入れたことぐらいだ。


    これらが悪かったのだろうか。


    しかし、私は何ともない。


    食べ過ぎだろうか。


    そんなに無理強いした覚えはないが…。


    風邪か。 熱は無いし…。




    それから、シャワーとシャンプーを済ませ、大体きれいになったソファーに座らせる。

    まだ少し臭いが残っている。


    スポーツ飲料をコップ半分飲んだあたりで眠ってしまう。


    
    疲れて眠っている妻を起すのも気が引けたので、

    そのままにしてテレビを観ているうちに私も眠ってしまった。


    気が付くと午前2時。

   
    目を覚ましていた妻をソファーから立たせ、パットだけ替えてベッドに寝かせる。

    足を揉んでいるうちに眠りにつく。

    少し開いた口にスポンジブラシを入れ、ケアする。


    吐いた臭いがまだ口に残っているが、

    あまりしつこくやると目を覚まさせるので

    軽くやって終える。

    

    しかし、今考えると、もしベッドに寝ていて嘔吐したら、

    喉を詰まらせて窒息ということもあり得た。


    妻を一人にして外出というのは危険だということか。

   

 

   ☆ 朝食は、おかゆに梅干し。


     私の悪い癖で、玉子やら人参の煮物やらも入れそうになったが、ぐっと我慢する。

     茶碗半分ほどを食べてくれた。


     子供の頃、あれは多分、片栗粉だと思うが、

     トロっとしたものを食べさせられた記憶がある。

     甘かったから砂糖が入ってたのかな。


     ちょっと試してみるか。

    

     妻は、笑顔も見せるので、体調の心配はしなくていいようだ。


     それにしても原因はなんだろう。


       - 私のどこがいけないの -


     といった心境だ。
   







     



    








   












コメント
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