齢仙寺雑記帳

滋賀県にある臨済宗妙心寺派のお寺、齢仙寺の日々のお話

鳰戸(におうど)

2011年10月07日 | 齢仙寺のご紹介
鳰は、かいつぶりのことで、滋賀県の県の鳥です。
知ったかぶりカイツブリというキャラクターもいるのです。

齢仙寺の門前にある池は、琵琶湖が鳩の湖といわれていたことから、そのはじまりという意味で鳰戸(におうど)と呼ばれています。みそぎの似小戸とも春日の霊泉とも伝承されている池です。

琵琶湖水百選のひとつでもあります。

現在は、放生池として親しまれています。
放生とは、捕えた生き物を殺生しないで放つということです。

齢仙寺の放生池では、鯉や亀、うなぎや金魚が泳いでいます。
縁日ですくった金魚も池の中でとっても大きくなります。

気付いていないだけで他にもいるかもしれませんね。

昔は絶滅を危惧されているハリヨもいたのですが、今では見ることができなくなりました。