すっかり7月も半ばになってしまいましたが、今月のことばです。
今月のことばは、
「三省(さんせい)」
三省とはたびたび自己の行動を振りかえりみること
論語の学而編に孔子の弟子、曾子の言葉があります。
吾日三省吾身。為人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。
読みは、
「吾れ日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか。 朋友と交わりて信ならざるか。 習はざるを伝へしかと」
人のためにあれこれと手段を講じた時、
○正直に裏表なく行動したか
○交友関係において友情厚く誠実であったか
○真理を教わって十分に咀嚼していないのに、さも達観したように他人に伝えて混乱させていないか
曾子は他者との交わりの中に、自分の立ち位置を絶えず省みてみることを説いています。
今日、ついつい過ちを犯して反省というが、そんな反省は往々にして他者への対応の姿勢であり、一過性のものであることが多く、性根に迫っての継続性や反復性がありません。
ここでの三省はそんな軽々しいものでなく、真に噛みしめたい言葉です。
お知らせ
七月二十日(日) 午後二時 齢仙寺 観音講
今月のことばは、
「三省(さんせい)」
三省とはたびたび自己の行動を振りかえりみること
論語の学而編に孔子の弟子、曾子の言葉があります。
吾日三省吾身。為人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。
読みは、
「吾れ日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか。 朋友と交わりて信ならざるか。 習はざるを伝へしかと」
人のためにあれこれと手段を講じた時、
○正直に裏表なく行動したか
○交友関係において友情厚く誠実であったか
○真理を教わって十分に咀嚼していないのに、さも達観したように他人に伝えて混乱させていないか
曾子は他者との交わりの中に、自分の立ち位置を絶えず省みてみることを説いています。
今日、ついつい過ちを犯して反省というが、そんな反省は往々にして他者への対応の姿勢であり、一過性のものであることが多く、性根に迫っての継続性や反復性がありません。
ここでの三省はそんな軽々しいものでなく、真に噛みしめたい言葉です。
お知らせ
七月二十日(日) 午後二時 齢仙寺 観音講