猛暑お見舞い申し上げます。
暑いですね。お体お厭いください。
暑い日々ですので、せめて「こころ」だけでも涼やかに。
今月の言葉は「風過而竹不留声(かぜすぎて たけにこえをとどめず)」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/05/bdcbea55d250b70bbd825eb5c327303f.jpg)
風過而竹不留声(風過ぎて竹に声を留めず)
中国明代末期の古典である「菜根譚(さいこんたん)」に
「風、疎竹(そちく)に来たるも、風過ぎて竹に声を留(とど)めず。
雁(かり)、寒潭(かんたん)を度(わた)るも、雁去りて潭(ふち)に影を留めず。
故に、君子は事(こと)来たりて、心に始めて現われ、事去りて心随(したが)って空し。」
という文があります。
大意は
「疎(まば)らな竹林に一陣の風が吹く。さやさやと葉々は音をなす。
風が吹き去ると静けさが戻り、竹林には音が留まっていない。
雁が冷たい淵(ふち)の上を飛んでいると水面(みなも)にその影が映るが、
飛び去ってしまうとその影は水面に残っていない。
高徳の人においては、何か事が起これば初めて心が作用し、
過ぎ去れば心は何事も無かったように穏(おだ)やかに静まりかえる。」です。
「事が起これば、そこで初めて素早く柔軟に反応し、
過ぎれば恬淡(てんたん)とした穏やかな心の在り方」に
憧(あこが)れるのは私だけでしょうか?
暑い八月、心だけでも涼しくありたいものです。
お知らせ
八月七日・八日 遠方 七日盆棚経
八月十二日 午前中 盆礼受け 墓参り
八月十三日・十四日 棚経
八月十二日~十四日 午後七時半 墓諷経
八月十五日 午前八時 山門施餓鬼会
八月二十五日 午後一時 齢仙寺地蔵盆
平成二十八丙申葉月
暑いですね。お体お厭いください。
暑い日々ですので、せめて「こころ」だけでも涼やかに。
今月の言葉は「風過而竹不留声(かぜすぎて たけにこえをとどめず)」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/05/bdcbea55d250b70bbd825eb5c327303f.jpg)
風過而竹不留声(風過ぎて竹に声を留めず)
中国明代末期の古典である「菜根譚(さいこんたん)」に
「風、疎竹(そちく)に来たるも、風過ぎて竹に声を留(とど)めず。
雁(かり)、寒潭(かんたん)を度(わた)るも、雁去りて潭(ふち)に影を留めず。
故に、君子は事(こと)来たりて、心に始めて現われ、事去りて心随(したが)って空し。」
という文があります。
大意は
「疎(まば)らな竹林に一陣の風が吹く。さやさやと葉々は音をなす。
風が吹き去ると静けさが戻り、竹林には音が留まっていない。
雁が冷たい淵(ふち)の上を飛んでいると水面(みなも)にその影が映るが、
飛び去ってしまうとその影は水面に残っていない。
高徳の人においては、何か事が起これば初めて心が作用し、
過ぎ去れば心は何事も無かったように穏(おだ)やかに静まりかえる。」です。
「事が起これば、そこで初めて素早く柔軟に反応し、
過ぎれば恬淡(てんたん)とした穏やかな心の在り方」に
憧(あこが)れるのは私だけでしょうか?
暑い八月、心だけでも涼しくありたいものです。
お知らせ
八月七日・八日 遠方 七日盆棚経
八月十二日 午前中 盆礼受け 墓参り
八月十三日・十四日 棚経
八月十二日~十四日 午後七時半 墓諷経
八月十五日 午前八時 山門施餓鬼会
八月二十五日 午後一時 齢仙寺地蔵盆
平成二十八丙申葉月