気がつけば10月も半ば。
後半は穏やかなお天気だといいですよね。
さて、またしても遅くなってしまいましたが、今月の言葉です。
「魚行水濁(うおゆけばみずにごる)」
この句の続きに鳥飛毛落(とりとべばけおつ)とあります。
魚が泳いでいく 水底の砂や泥が動いて水が濁る
鳥が飛び立つ そこには羽が落ちている
動きの後にはその痕跡(こんせき)が残ります。
言葉もそう。
聞く側に反応を残します。
今日までの私の人生 良いこと、悪いこと、悲喜こもごもあっての今日の私。
そして、今日の私が連続して明日の私へとつながる。
悔いのない人生などありえないのですが、
でもできれば恥じ入る痕跡は誰しも残したくないものです。
しかし、過去の痕跡は消し去ることはできません。
確(しっか)り見つめ、出来る限り、今の一瞬、一瞬、外連味(けれんみ)なく、淡々、粛々と本来の在り様(ありざま)であるように務めて過ごしたいものです。
お知らせ
十月十九日 齢仙寺 達磨忌
後半は穏やかなお天気だといいですよね。
さて、またしても遅くなってしまいましたが、今月の言葉です。
「魚行水濁(うおゆけばみずにごる)」
この句の続きに鳥飛毛落(とりとべばけおつ)とあります。
魚が泳いでいく 水底の砂や泥が動いて水が濁る
鳥が飛び立つ そこには羽が落ちている
動きの後にはその痕跡(こんせき)が残ります。
言葉もそう。
聞く側に反応を残します。
今日までの私の人生 良いこと、悪いこと、悲喜こもごもあっての今日の私。
そして、今日の私が連続して明日の私へとつながる。
悔いのない人生などありえないのですが、
でもできれば恥じ入る痕跡は誰しも残したくないものです。
しかし、過去の痕跡は消し去ることはできません。
確(しっか)り見つめ、出来る限り、今の一瞬、一瞬、外連味(けれんみ)なく、淡々、粛々と本来の在り様(ありざま)であるように務めて過ごしたいものです。
お知らせ
十月十九日 齢仙寺 達磨忌