3月になりました。
少しずつ日も長くなり、暖かい日もちらほら。
春はもうすぐですね。
気分も少し明るくなります。
さて、今月の言葉は「看却下(かんきゃっか)」
“却下(あしもと)を看よ”という意味です。
「灯台下暗し」で、自分の事を静かに見つめる機会があまりありません。
いや、「自分の足下の暗闇に気付きたくない」のかも知れません。
「看却下」は「我が身」や「我が心」を振り返り、自分が今どういう立場に居るのか良く見極めて事に当たれということです。
先ずはあなたの家の玄関先の履き物を揃える事から「脚下を看る」ことを始めませんか。
そこから本当に正しい次の第一歩が始まります。
何かに頼って生きているとそれが失われると一歩も進めなくなります。前を行く人の背中を追い掛けていると、ふと見失って迷子になります。
一歩を踏み出すのはあなた自身。
一歩一歩自分の足でゆっくりと確実に丁寧に歩くことが大切です。