ふたつのお知らせです。
「成道会(じょうどうえ)」のお知らせ
来る12月9日(日曜日)午後1時より齢仙寺に於きまして、「成道会(じょうどうえ)」を厳修いたします。
「成道会(じょうどうえ)」は、お釈迦様がお悟りを開かれた(成道)12月8日を記念して、全国の仏教寺院において催されます。
お経のあとは、法話会があります。布教師さんは名古屋の林貞寺さまです。
どうぞ、みなさま、お参り下さい。
「東嶺(とうれい)禅師」さまの墨跡展のお知らせ
現在、花園大学の歴史博物館※にて、齢仙寺ゆかりの「東嶺(とうれい)禅師」さまの墨跡展が齢仙寺の什物を中心に行われています。
※花園大学は、住職が日頃お世話になっています。歴史博物館はそんなに広くはありませんが、博物館相当施設です。
出町の中村修さまのお宅の前、西川常三郎さまと島田育男さまのお宅の間の旧中山道に面して「東嶺禅師御誕生地」という顕彰塔が建立されているのをご存知でしょうか?
東嶺禅師さま(東嶺和尚さま)は、享保六年(1721年)四月14日、当地にあった薬屋「中村善左衞門」家にて母露さんとの間にお生まれになって居られます。
その後、厳しい行脚と修行の末、現在の臨済宗のみならず黄檗宗までもの全ての臨済宗派系の根本的立脚点となっておられる「白隠(はくいん)禅師」さまのお弟子としてその法を受け継がれ、多くのお寺の建立(例としては静岡県三島市の龍澤寺など)や禅僧育成、世間の教化に尽力され、白隠禅風の興隆に大きな一翼を担われました。
「白隠あっての東嶺か、東嶺あっての白隠か」と言われています。
東嶺禅師さまは、寛政四年(1792年)齢仙寺にてご遷化されています。
ご両親、特にお母さんの露さまのことは心に掛けて居られ、西日本(当時の江戸以西)を往来される都度、齢仙寺に立ち寄られ、法筵(説法)をひらかれました。
ご両親のお墓は齢仙寺に今もあり、また、ご両親や祖先、また多くの縁者の菩提を弔うために齢仙寺墓所中央に総檀歯髪塔を建立されました。
今回の墨蹟展では、その歯髪塔の中に納められ、供養された方々のお名前を記した「大過去帳」も出品しています。
ご縁のある皆様方のご先祖の法名も記載されています。
また、以前に佐野美術館、滋賀県立琵琶湖文化館、三島市郷土館などに出品した、齢仙寺に伝わる多くの什物を出品しています。
花園大学の歴史博物館は、京都妙心寺の近くで少し距離はありますが、ご関心のある方はどうぞご参観くだされば幸いです。
2012年12月15日まで行われています。
休館日がありますので案内をご参照下さい。
パンフレット
ご案内
ご案内(花大)
「成道会(じょうどうえ)」のお知らせ
来る12月9日(日曜日)午後1時より齢仙寺に於きまして、「成道会(じょうどうえ)」を厳修いたします。
「成道会(じょうどうえ)」は、お釈迦様がお悟りを開かれた(成道)12月8日を記念して、全国の仏教寺院において催されます。
お経のあとは、法話会があります。布教師さんは名古屋の林貞寺さまです。
どうぞ、みなさま、お参り下さい。
「東嶺(とうれい)禅師」さまの墨跡展のお知らせ
現在、花園大学の歴史博物館※にて、齢仙寺ゆかりの「東嶺(とうれい)禅師」さまの墨跡展が齢仙寺の什物を中心に行われています。
※花園大学は、住職が日頃お世話になっています。歴史博物館はそんなに広くはありませんが、博物館相当施設です。
出町の中村修さまのお宅の前、西川常三郎さまと島田育男さまのお宅の間の旧中山道に面して「東嶺禅師御誕生地」という顕彰塔が建立されているのをご存知でしょうか?
東嶺禅師さま(東嶺和尚さま)は、享保六年(1721年)四月14日、当地にあった薬屋「中村善左衞門」家にて母露さんとの間にお生まれになって居られます。
その後、厳しい行脚と修行の末、現在の臨済宗のみならず黄檗宗までもの全ての臨済宗派系の根本的立脚点となっておられる「白隠(はくいん)禅師」さまのお弟子としてその法を受け継がれ、多くのお寺の建立(例としては静岡県三島市の龍澤寺など)や禅僧育成、世間の教化に尽力され、白隠禅風の興隆に大きな一翼を担われました。
「白隠あっての東嶺か、東嶺あっての白隠か」と言われています。
東嶺禅師さまは、寛政四年(1792年)齢仙寺にてご遷化されています。
ご両親、特にお母さんの露さまのことは心に掛けて居られ、西日本(当時の江戸以西)を往来される都度、齢仙寺に立ち寄られ、法筵(説法)をひらかれました。
ご両親のお墓は齢仙寺に今もあり、また、ご両親や祖先、また多くの縁者の菩提を弔うために齢仙寺墓所中央に総檀歯髪塔を建立されました。
今回の墨蹟展では、その歯髪塔の中に納められ、供養された方々のお名前を記した「大過去帳」も出品しています。
ご縁のある皆様方のご先祖の法名も記載されています。
また、以前に佐野美術館、滋賀県立琵琶湖文化館、三島市郷土館などに出品した、齢仙寺に伝わる多くの什物を出品しています。
花園大学の歴史博物館は、京都妙心寺の近くで少し距離はありますが、ご関心のある方はどうぞご参観くだされば幸いです。
2012年12月15日まで行われています。
休館日がありますので案内をご参照下さい。
パンフレット
ご案内
ご案内(花大)