レイン プロスタッフブログ

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牛久沼たまやボート月例トーナメント最終戦~谷口 泰 氏~

2011-12-27 | フィールドレポート牛久沼
 2011年12月11日(日)牛久沼たまやボート月例トーナメントの最終戦である。晴天で朝7時の水温は6℃、気温はさらに低いため幻想的な朝もやが湖面から立ち上がっている。



出場36名、毎年12月は全く釣れない。
水深が浅い牛久沼は気温の影響をダイレクトに受けてしまうため12月ともなると毎年ウェイインは3名くらいである。
可能性のあるポイントはできるだけ水深のあるオダ、杭であり、最も有望なのは東谷田川上流右岸にある広大な蓮畑を囲む柵だが、最近人気急上昇でプレッシャーは非常に高い。

私は数日前のプラで本湖にある旧真珠棚で1回だけあたりがあったため、ただ一人本湖へ向かった。
真珠棚の鉄パイプ1本1本に4インチヘビースワンプノーシンカーワッキーをスローフォールさせていく。
ヘビーカバーではないのでオープンフックでラインはフロロ5.5lbである。
4日前のただ1回のあたりに期待してスワンプを投げ続けるが、その時とは明らかに違うことがひとつ!風が強い・・・!
気温、水温ともに明らかに低く風をさえぎる物のない本湖真ん中では致命的である。

一応ひととおり撃ってはみたものの、やっぱりなって感じでそうそうと西谷田川へと向かった。
西谷田川は牛久沼の中で最も水深があり特に上流に向かって左岸ははっきりとしたブレークに杭がからむ好ポイントだ。
冬の定番シャッドで探りながら上流を目指す。
中程の水門を越えたあたりで右岸に移り葦のえぐれにGIジグをストンストン落としていくが風が強くボートのステイが難しい。
それでも今年最後の釣りなので頑張って釣り上がる・・・といってもあたりは全くない。
たまたま1回の奇跡的遭遇を夢見て釣り続ける。
細見橋まで来てしまった。
ここには規模は小さいが水深3mほどの浚渫がある。
ここではスプーンを底まで落としてしゃくってみた。
漁探には無数のフィッシュマークが映っているが全くあたりはない。
バスではない・・・というか魚でもないのか?あきらめて左岸の沈木を中心に攻め下る。
残念ながらここでタイムアップ、予想通り?ノーバイト、ノーフィッシュであった。
 ウェイインは案の定3名のみ、しかもすべてワンバイトワンフィッシュ。


優勝は吉田郁夫選手、今年2勝目がビッグタイトルとなった。
さんざん動き回ったが、結局たまや前のおだに戻ってきて9:30ごろ枠の中にネコリグをキャスト、非常に小さいあたりを取って1400gをものにした。



 準優勝の新村高史選手が釣ったのは大本命、東谷田川上流の蓮畑の柵。
しかし外周の柵ではなく、内側にある杭にヘビダンを入れて喰わせた。
風が出てきた10:30ごろの第1投であたった。ナント優勝者と同ウェイトの1400gだったが検量順で2位になってしまった。

 3位は吉田雄一選手、東谷田川最上流の房内橋の橋脚をアンダーショットで攻め1360gを獲った。今年のAOYが確定した。



 今年は3/11の震災でシーズン初めの3月大会がつぶれました。
4月からチャリティーという形で再開しましたが、釣りなんてしていていいのだろうか?というジレンマが常時つきまとっていました。
それでも復興に対する支援を惜しまない、自分の生活は大切にし釣りも続けるという考えで1年間やってきました。
自分なりに1匹釣ったら1,000円募金、ぼーずだったら1000円募金と決めてやりました。
残念ながら近年で最低の成績に終わり毎回1000円づつしか募金できませんでした。
自分としても世間でも少しずつ気持ちが薄れてきていますがまだまだ支援は必要だと思います。
来年も募金は続けるつもりです。
毎回3000円以上募金できるようにがんばりたいです!!

 牛久沼たまやボートは3月から12月まで毎月第三日曜日に参加自由のオープントーナメントを開催しています(4月はスポーニングのため休み、12月は第2日曜)。
年間成績で12月にはAOYが決まりますが、都合の良い月に単回出場もOKです。
たまやのレンタルボートにエレキで競う手軽な大会で入門には最適です。
まずはたまやボートのHPhttp://www.tamayaboat.com/をのぞいてみてください。
ちなみに冬になると牛久沼から富士山見えるの知ってました?




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