レイン プロスタッフブログ

REINプロスタッフによる釣行レポート、製品紹介など。

100‘s(ハンドレッズ)の牛久沼トーナメントレポート~谷口 泰 氏

2011-06-22 | フィールドレポート牛久沼
我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。
牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。

 2011年6月19日(日)牛久沼たまやボート6月休日大会のレポートである。
梅雨のさなかで前日までは雨が続いた。
当日は一日中曇りで風もほとんどない。
水温は21.5度と少し低下しているがいかにも釣れそうな日であり、確かに前日まで良く釣れていたようだ。
しかしふたを開けてみるとこの時期としてはかなり厳しい結果となった。
47名という最近では最も多い参加者で開催された今大会だったがウェイインできたのはなんと20名のみ42%と低い数値であった。
勘違いしないでほしいのは今年の牛久沼はここ数年では最も良い状態であるといこと。
今大会を除けば軒並み例年より高い釣果を示しており、釣れるバスのコンディションも良好である。
ただし今回だけは例年の6月の成績を大きく下回ってしまった。
原因として考えられるのは、
(1)水の濁り
(2)ほぼ完全に無風であったこと
(3)雨が続き水温の低下もしくは何か他のファクターが関係したか?ということである。



 そんな厳しい中グッドフィッシュを2本そろえてきたのは常連の田中選手。
東谷田川河口部の広大なシャローである通称住宅下で大き目のノーシンカーを使い2フィッシュ2バラシで2400g獲った。
本日の状況で4本掛けているのが驚きである。



 森田選手は東谷田川上流方面へ向かった。
プラの結果からポッパー、バズなどの表層系で攻めたが全く反応がなかった。
残り1時間というところで中流にある蓮畑の柵(牛久沼最大の縦ストラクチャー)にジグヘッドワッキーを落とし5分で2尾の大逆転、1840gを獲った。



 高橋選手は久しぶりの大会参加だが数年前には優勝経験もある実力者だ。
皆が水の濁りを嘆く中あえてそれを逆にとり、スポット的に水の良い所を探して集中的に攻めた。
東谷田川上流方面で手前にガマがあり後ろが葦になっているポイントをクローのテキサスで攻め1本ながら1600gを持ち込んだ。



 高橋選手の魚が本日の最大魚かと思いきや5位の中川選手の魚がそれを上回った。
腹のへこんだポスト?の魚だが体長は48.5cmであった(たまやトーナメントのビッグフィッシュは体長で決まる)。
たまや対岸上流側にあるゴルフ練習場付近の葦を攻め12時過ぎてからノーシンカーで獲った。
 本日の傾向としては非常に好調と思われたにもかかわらず釣れなかった。
その中では東谷田川が相変わらず好調であり、水の濁りをきらい活性の下がったバスが葦についてゆっくりした動きにのみ反応したという印象であった。
牛久沼では12時前後に喰いがたつ時間帯があり、我々はこれを「昼飯バイト」と呼んでいる。
本日は昼飯バイトとノーシンカーがポイントであったようだ。



良く見るとわかりますか?木の上にヘビがとぐろを巻いて昼寝しています。
ミスキャストで枝にかかってしまったルアーを見上げて冷や汗が出ました。
枝をゆすったら落ちてきそうだし・・なんとかルアーは回収できましたが、この日だけでヘビを3匹見ました。
亀もたくさんいますし、運が良ければカワセミに会うこともできます。
ナカナカいいですよ、牛久沼の自然は・・・。

最新の画像もっと見る