レイン プロスタッフブログ

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100‘s(ハンドレッズ)の牛久沼トーナメントレポート~谷口 泰 氏~

2011-05-16 | フィールドレポート牛久沼
我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。
牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。

 5月8日(日)牛久沼たまやボートにて田辺哲男プロ主催によるチャリティートーナメントが開催された。
天候は曇りのち晴れ比較的強い南の風、6:30スタート時の水温17.5℃が正午には20.5℃まで上昇する暖かい1日だった。

 田辺プロの呼びかけにより81名という牛久沼トーナメント史上最多の参加者がたまやボートに集合した。
チャリティなのでルールは1尾の重量で競うこととし全員で楽しむことを目的とした大会であった。

 スタートと同時に迷いはなく東谷田川上流の通称「まさるワンド」を目指す。
広いシャローにブレークが隣接しており春の定番ポイントだ。

さっそくパラガマを3.5インチGテールサターンの猫リグで攻める。
なんだか妙な取り合わせだが頭にネイルシンカーを差し込んだ猫リグでは頭からまっすぐ落ちていくため、ゆらめくGテールが最高の仕事をしてくれるのである。
しかも込み入った倒れがまの隙間にもスルスル入っていくすぐれものである。
フックはガード付きのワッキーフックだが軸の太いヘビーなものがいい。
サイズは1/0、レインネイルシンカー1/32ozがベストマッチだ。



島状になったパラガマで抑え込むようなかすかな当たりがあった。
しっかりフッキングすると子バスがすっとんできた。
25cm300gそれでもこれでウェイインできる!ほっとする瞬間である。





これで気を良くし1日中まさるワンドを行ったり来たりして過ごした。
細かいあたりは数回あり、良型ギルも釣れた。
しかしバスは小型1尾のみ、なんとか大物をかけたいと思い5月3日のプラで成績の良かったノーシンカーに変えた。
4インチヘビーレインズスワンプ高比重である。
フックは3/0オフセット、ラインは投げやすさを考えフロロ10lbと細めにした。
すでに11時半を過ぎていた。
倒れ葦にキャストしゆっくり沈めると、白い影がユラッと動いたように見えた。
その瞬間クククッというあたり!反射的に強烈な電撃フッキングを決めた。
バスは一気にガマの中に遁走し強烈に走り回る。
ラインは10lbだ、しかし確実にフッキングはしている、だから無理に引く必要はない・・・と考えロッドテンションを少し緩めてしまった。
これがいけなかったのだろうか?すぐにフックアウト、ワームだけ帰って来た。
おそらく40cmオーバーか・・・。

 13時終了、81名中27名がウェイイン13位までがキロフィッシュという釣果であった。
女性も数名参加しており田辺プロの人気をうかがわせた。



私は300gで24位、悔しい結果ではあったがGテールサターンの有効なパターンが見つけられたのは収穫であった・・・・と自分をなぐさめた。

藤の花が美しい気持ちの良い牛久沼の一日であった。



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