レイン プロスタッフブログ

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100‘s(ハンドレッズ)の牛久沼トーナメントレポート~谷口泰 氏

2011-06-14 | フィールドレポート牛久沼
我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。

 6月5日(日)牛久沼たまやボートペア大会。
天気は晴れで無風だったが11時ごろから南風が少し吹き始めた。
水温は22℃を超え梅雨の合間の夏日であった。

 たまやボートペア大会は2名同船のチーム戦で6月と9月に開催される。
普段の月例会とは異なり仲間と同船することで和気あいあい度アップ、そのためか初出場という人も結構多い楽しい大会である。

 朝6時半スタート、出場は27組54名と大盛況。
最近好調なのはたまや桟橋から右の東谷田川上流方向、しかし我々百歳組(ハンドレッズ)は豊富な経験を生かすべく、というよりはフィッシングプレッシャーに弱い欠点をひた隠しにして気持ちの良い朝もやの中、稲荷川へ向かったのであった。



稲荷川はたまやボートから本湖へ出て左にある流入河川である。
上流に向かい左岸はブレークがはっきりしており右岸は水生植物や柳などのストラクチャーが入り組んでいるナカナカのポイントだ。

ただし河口から200mほどのところにある稲荷橋から上流はボート進入禁止、さらにおかっぱりも多いのが欠点である。

幸い先行者はなくまずはバズベイトとクランクでひと流し、あたりがないのでとっても美味しそうな葦撃ちに変更した。
束になったガマと後ろにある葦の壁との隙間にレインズヘビースワンプ4インチのノーシンカーをそっと入れる。
誘いをかけようとしてロッドを軽くあおるとロッドチップがクッと引き込まれる、そのままために入るとすぐに子バスが飛んできた。
200gの1年魚、本日の1尾目に副会長とがっちり握手だ!・・・200gだが1尾は1尾、ライブウェルのポンプの音が嬉しい。



その後もしばらく粘り、あたりは数回あったが1匹のみでこんどは西谷田川へ向かった。

西谷田川は本湖にでたら右奥へ進む、川幅は狭いが牛久沼の中では最も水深がある。
しかしいざ西谷田川に着いてみるとアルミボートやフローターがそこかしこにいる。
何かの大会のようだ。
ただでさえ川幅が狭くプレッシャーに弱い西谷田川、ピンチである。

しかし我々には長年培ってきた経験と何事にも動じない冷静な心がある!・・・というか、もう移動したくないのでそのまま西谷田川で釣ることにした。

右岸をヘビースワンプノーシンカーで釣り上がる。
小さいワンドの奥のパラガマがガサガサ揺れている。
実際何回かあたりもあったし、バラシ1回、ギル2匹。
ウ~~ン好調な感じはするがバスは釣れない。
そうこうするうちに直射日光に照らされて副会長ダウン。
そこで前後交代し私がエレキを踏む。
二人乗りだと明らかに前がよく釣れるが後ろにすわると操船もなくノンビリとすきなことがやれて高齢者には結構楽しいのだ。
ここはひとつ普段お世話になっている副会長に恩返しのつもりで頑張る。

ヘビースワンプを必死に撃ち続け、またしてもガマの束の裏でラインがゆっくり移動した。
先ほどよりは少し強い引きで300gをキャッチした。

上流まで釣り上がりUターン、今度は左岸を下がってくる。
こちらは沈木が多く良いポイントになっている。
時間は11時半、なんとかもう1尾!込み入った枝の中に打ち込んだヘビースワンプをピックアップしたときに今までと違う重い引き!ヨシッと思ったとたんフックだけ帰って来た。

残念だがそこでタイムアウト、急いで桟橋へ向かった(風が無ければ西谷田河口から桟橋まで1人乗り80lbエレキで約20分)。



ふたを開けてみれば本日は非常に良く釣れた1日だった。
出場27組中ウェイイン20組、74%が魚を持ち帰った。

優勝は有明、越川ペア、この二人は最近絶好調でお立ち台の常連である。
クローワームの5gテキサスを使い葦が壁状になっている所を重点的に狙い3本で4480gとダントツ勝利であった。



準優勝の岸、塩田ペアはレインワーム、バッドマンクローの愛用者である。東谷田川上流キャノン前の葦をノーシンカーで攻め3240g獲った。



さらに7位の笛吹、福島組もレインリングシュリンプのアンダーショットを使い、たまや対岸で2尾1200gをウェイインした。

我々ハンドレッズはというと2尾でナント500gというマイクロスコアー叩き出し18位入賞?に成功したのであった。

最近牛久沼でもレインワーム愛用者が増殖したのもしい限りである。

 牛久沼はブラックバスとともにトンボの聖地でもある。
スタート前に桟橋でヤゴ(トンボの幼虫)の抜け殻を見つけた。
この大きさからするとオニヤンマ?牛久沼の素晴らしい自然がいつまでも続きますように。



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