ライン出版編集部

一人一著作を!
rein(独)を信条に
誠実な出版を目指す
ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

桜おこわ

2010-02-18 21:42:25 | Weblog
煮物やお漬物などのおかずも詰めたが
メインは桜おこわ。

3:1でうるち米を1合入れた。

桜の塩漬けは伊豆松崎町産、
桜花の塩漬けは小田原の関山。

初めて作ったにしては上出来。
その証拠に一つ残さずきれいに食べてくれたもの。
なんてね。
こんなに簡単な桜おこわ
リクエストがあればいつでも作るわん。


藤沢周平作「花のあと」朗読会

2010-02-18 20:53:52 | Weblog
朝起きてみると雪。

降ってもいるけれど
夜半から降り始めたのか
あたりにはうっすらと積もっている。
車などはうっすらどころじゃない。
何センチも積もっていて雪下ろし?が大変。

なんで~?
よりによってきょうが雪なのよっ!
と、失意。
どん底から抜け出すべく桜弁当を作り始める。
作っているうちに覚悟ができてきた。

だれが来なくたって、私だけでも聴こう!

お客様のためにカイロ30個入りを2箱買う。
室内に花があれば明るくなるなあ、
と、花屋さんに花束2つ届けてねとお願いする。

そして現地に到着。

管理人さんが
「雪だしだれも来ないから中止かと思いましたよ」と。

それから無心に準備に取り掛かる。
座布団を敷いて、舞台の準備、お茶の準備、受付周り、
案内表示、もろもろ。

そうこうするうちにお手伝いを頼んだスタッフが次々と。

お客様は一人もキャンセルなしに集まって
受付では悲鳴を上げるほどの混雑となった。
期待の熱気でムンムン。

朗読がすばらしいのは当然のことながら
一弦琴の音色が美しく調和して
えもいわれぬ雰囲気をかもし出す。
のれんの隙間から会場の様子を覗くと
お客様の集中力はすごい。
咳一つせず、物音一つ立てず真剣に聴き入っている。

終わってから一人の男性が朗読家のところへやってきた。
「情景が浮かんできて
まるで映画を見ているようでした。
ちょっとうるんでしまい危ない場面もあったんですよ」
別の男性が言いました。
「きょうの朗読は、
これまでの朗読の観念を打ち破るくらい
グレードの高さを感じました。
無理して来て本当によかった」

ティータイムには桜もちと煎茶のサービス。
スタッフが総力を挙げて入れたお茶はさぞおいしかっただろう。

お香の加藤さんが伽羅を焚いてくださり、
それも好評であった。

また、シダレザクラの南画の掛け軸には
その前までにじり寄って見入っていた人もいた。

桜の押し花のランプが心に明かりをともした。

一弦琴に興味を持った人は
先生の指導で即座に「さくらさくら」に挑んだりしていた。

このように一体感のあるとてもよい朗読会になったように思う。




いわき会

2010-02-18 20:27:38 | Weblog
恒例の在京者とふるさとから上京した方々との交流会が
新橋第一ホテルで開かれた。
幼馴染み、高校の同窓生、マスコミの方々、いわき市関係、
議員の方々…
顔なじみも増えてきた。

今年は翌日平林寺においての朗読会を企画していたため
出席を見合わせるつもりだったが、
友人から「来ないの~」メールが入ったため
無理をした。
案の定、乾杯のお酒だけで気持ち悪くなってしまった。
並んだパーティ食も少しつまんだだけ。
疲れだろうか。

家に戻ってみるとイヤリングが片方ない。
Cを二つつなげた高級ブランドだから、
ちょっとはショックだったけれど、
「厄落とし」と割り切れることがいかにも年の功。
片方だと拾った人にも役には立たないし、
かわいそうなイヤリングだけれど。

それはともかく、
パーティで地元の議員さんに話しかけられた。
この方は、学生時代保谷に住んでいて、
新座におばさまがいらっしゃるという。
共有事項があると話が弾むものだ。
ぶんか村を見たいのでぜひ送ってほしいとのリクエストをいただく。

ともあれすごい盛会だった。
名産の「長久保のしそ巻き」がおみやげ。

学園さくら子ちゃん

2010-02-15 09:38:34 | Weblog
プチぶんか村の2・3月号は三春からの桜の話題です。

三春には「さくら湖」というダム湖があることを記事に書きました。
現地で「さくら湖」を案内してもらったとき
「さくら子ちゃん」を連想したので
そういったことにも触れています。

で、さくら子ちゃんの正式名称が昨日決まりました。
というか勝手に決めたんですが、
「学園さくら子ちゃん」と。

そして今年になって初めてさくら子ちゃんを作りました。
というのは
ぶんか村を読んだ人が興味を持ってくれた、
といううれしいメールが来たからです。
そんなことでもなければ
さくら子ちゃんに着手するのはもう少し先になったでしょう。

このさくら子ちゃん、
見るからに簡単そうですが
ちょっとばかり手がかかっています。
ピンクの布と毛糸(髪の部分)は桜染めした素材を使っているからです。
一昨年の「ギャラリーふぅ」さんで開催した桜の街のさくら展Ⅱでも人気者で、
5個も6個も買ってくださった方がいました。
海外ならもっと喜ばれますよ~、という声もかかりました。

さくら子ちゃんの今春のデビューが
いつ、どのようになるのかについては
またお知らせしたいと思います。

シネサロン和光の10年をふり返って

2010-02-12 23:29:01 | Weblog
というNPOの催しに出席した。
和光で清水かつらの啓蒙活動などをしてきたKさんのお誘い。
Kさんはいま
文化をはぐくむつどいの代表。

市民文化活動をしている方々が集まって
シネサロン和光の代表である長谷見さんの話を聞く。
シネサロンとは、和光市民会館サンアゼリアを拠点として年数回の映画上映をしているグループだ。
4月には「HACHI」と「剱岳~点の記~」を上映する。
「阿弥陀堂だより」の上映にまつわる原作者とのやり取りなど
舞台裏には苦労が偲ばれた。

苦労とはいっても
好きなことなら困難にも立ち向かえるし、
成功したときには達成感があり、
お客様に喜んでもらえている実感もあるという。
手ごたえが感じられるのはすばらしいことだ。

ちょうど10年ということはプチぶんか村の歩みと同じ。
活動の趣旨も似ているせいか
長谷見さんの話には共鳴する箇所が多かった。

中座しなければならなかったのが残念。

きょうは滅多にないことなのだが携帯がフル活動。
メールは次々入るし、電話は鳴りっぱなし、
しかも返信できない状況が続いたから
きっと各方面に迷惑をかけたことと思う。
思い当たる方、ごめんなさい!

つるし雛

2010-02-11 19:00:12 | Weblog
伊豆稲取の「雛のつるし飾り」は有名ですが、
いま光が丘のホテルカデンツァのロビーでは
段飾りとつるし飾りがとっても華やかで賑やか。
お客さんも仰ぎ見て満足そう。
わ~きれい!女の子(?)でよかったァ、なんて。

デモンストレーションの次は

2010-02-10 18:43:56 | Weblog
パーティ会場に移っての試食会。

前田先生やパネルディスカッションに出演された農家の方々に挨拶しているうちに
料理はあっという間になくなって…
と思ったら、次々と追加が運ばれてくる。
結局最後までフルに用意されていた。
この心配りはすばらしい!

取材者なのでシンプルに今回の主題であるフルーツ中心に味わったけれど、
干し柿の天ぷら(写真)だけは味わえず。
惜しいことをした。

地元の食材を考えるこの催しは、
大変意義のあるものだといつも感心させられる。
それだけに主宰者のご苦労はいかばかりかと思う。

昨夏のカレー特集もこのシンポジウムに負うところが大きかったし、
プチぶんか村の編集には欠かせない催しである。
関係者のみなさま、ありがとうございました。

そうそう、会場で牧ひろしさんにお会いした。
牧伸二さんのお弟子さんで牧プロ代表取締役。
声をかけたらとても気さくに応対してくださったのでカンゲキ!

おいしい練馬 観光シンポジウム

2010-02-10 18:09:27 | Weblog
毎年、光が丘のホテルカデンツァで行われる練馬区異業種交流会主催のイベントを取材させていただいている。
今年は「練馬産のくだもの」について。

基調講演は、元立教大学教授の前田勇先生。
何度かお目にかかっている方だ。
「観光」のオーソリティらしく、全国レベルのお話から地域の話まで
アカデミックに展開し、大変興味深く拝聴。


映画

2010-02-08 09:39:59 | Weblog
忙しくても息抜きに映画を見ることがあります。
あまり気の進まないまま付き合いで見た映画というのが
思いのほかよかったので、ここに挙げておきましょう。

まずはじめに「今度は愛妻家」。
タイトルからしてなんかね~
という感じではありましたが
先行情報を得ずして見に行ったことがよかった!

どんでん返し?みたいなストーリーで
見終えてからの余韻がすばらしいのです。
『葉桜の季節に君を想うということ』の読後くらいびっくりした。
少ないキャストもすべて好感が持てて。
また下北沢、目白といった青春時代になじんだロケーションが
高感度を上げたことも要因。

次にみたのが「サヨナライツカ」。
タイのオリエンタルホテルが舞台と聞いて
ストーリーはともかく映像を楽しみにしていました。
が、辻仁成の著作に奥様が主演、外国人監督、
と、こちらも期待以上。
これは二重丸かなと。

ただ、主題がよくわからなくて
原作を読まなくちゃと。

タイへもまた行きたくなったし、
今度はオリエンタルホテルに泊まりたいし。
できればサマセット・モームの部屋に。
(現実味薄いかも)

中山美穂さん、存分に魅力的でした!