ワイン

ボジョレー・ヌーボー解禁。バブルの頃ほどじゃないけど、相変わらず日本はいいお客さんのようです。

私がワインというものを初めて飲んだのは１０代後半で（コラコラ！）、その口当たりの良さに「こんなウマイものはない」と１本まるまる空けちゃいました。１時間ほど寝たあと、目が覚めて、嘔吐しました。私にとってはお酒を飲んで吐いたという初めての経験もこのとき。

２～３日前、会社の同僚から借りた『サイドウェイ』のＤＶＤを観ました。離婚経験を引きずるサエない中年男性が、親友を伴ってカリフォルニアのワイナリーを訪ねる１週間の物語です。この映画には好きなセリフがあります。
「人生は極上のワインのように、そのピークを迎える日まで日ごとに熟成し、複雑味を増す。それからはゆっくりと坂を下っていくが、ピークを過ぎた味わいも捨てがたい・・・」

毎年、ワイナリーを訪ねるたびに行っているレストランで働くマヤという女性が、サエない中年男マイルスに言うセリフ。これは愛の告白だよなぁ～と思うのですが、マイルスは今ひとつ自信が持てない。これ以上は言いません。大人の映画です。

片頭痛の持病がある私が避けなくてはいけないものに、チョコレート、チーズ、ワインがあります。チョコはひとかけらで十分満足できるからＯＫ。チーズも一度にたくさん食べられるものじゃありませんから、これもＯＫ。ワインは・・・時々すごく飲みたくなります。でも、７５０ミリリットル全部を飲んだ日にゃ頭痛は間違いないでしょうなぁ。