今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

シネマ!シネマ!シネマ!

2006年04月28日 | 映画&本&音楽&TV
今週発売のNewsweekはシネマ特集。

新聞下段の広告で「ジョージ・クルーニーの勇気と情熱」という見出しを見つけ、これは是非買わねばと思いました。私が観たいと思っている『グッドナイト&グッドラック』の監督をしているからです。

『グッドナイト&グッドラック』は赤狩りに立ち向かったCBSのキャスター、エド(ワード)・マローを主人公にしたモノクロ映画です。
折も折、TBSテレビの「CBSドキュメント」で、このエド・マローの特集をしていました。ドキュメンタリー好きの私ですが、遅い時間の番組なのでめったに見られない。ホントにたまたまチャンネルを合わせたらタイミングよくエド・マロー。

赤狩りを扱った映画は他に『マジェスティック』(ワケ分からんタイトル)、『真実の瞬間(とき)』(陳腐なタイトル)があります。どっちも観たけど『真実の瞬間(とき)』の方が『グッドナイト&グッドラック』に近い路線。

Newsweek誌のシネマ特集は『グッドナイト~』だけではありませんが、『スーパーマン』や『氷の微笑2』、昭和天皇を扱った『太陽』などの新作にはそれほど興味なし。
むしろ「いま注目すべき新星たち」や「感動は何度でも」と銘打った過去の作品のおさらいなどの方が面白かったかな。

ちなみに「グッドナイト&グッドラック」は、50年代に放送されていたCBSの「SEE IT NOW」という報道番組で、司会のエド・マローが番組の最後に言う言葉です。これぐらいの知識は私にもありましたが、実際に見たのはTBSの番組で、です。