手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

知っているようで実は何も知らない、わかっているようで実は何もわかっていないのかも

2020-09-14 | 手帳・雑感


先週は、

アメリカに住む友人とFaceTimeを2時間ほどしたり、

ドイツのUrsulaから長文の手紙が届いたりして、

それぞれの国に住む人たちのナマの情報を聞くことができました。





彼女たちの話を聞いたり読んだりしていると、

今自分が知ってる情報って断片的で、

ときに一方的だなと思うことが多々あります。


例えば、

日本で一般的に報道されているトランプ大統領の姿って、

言いたい放題で過激な発言が多かったり、

アメリカ至上主義だったりの面が目立ってます。

「彼って本当に大丈夫?」って感じさせるような話題が多いように思う。

政策に関しても、

「メキシコとの国境に壁を作る」なんてかなり過激なものばかりが目立って、

本当に彼がどんな政策を具体的に実行してきたかがあんまりわからない。

でも、

友人が教えてくれるトランプ政権の功罪を聞いてると、

そこに住む人の感覚と日本人の印象とは、

ずいぶん違うような気がしました。


彼って何もやってないわけではないですね。

いいか悪いかは別にして、大仕事もたくさん。

テレビ局との対立もあるから、

彼の仕事の良い面がアメリカ国内であってもあまり報道されてないのかもしれません。

そう言えば、

最近は、中東への貢献でノーベル賞候補に推薦されてましたっけね。

彼女の話を聞いて、ちょっと見直した部分も。


また、

アメリカ各地で起こっている暴動についても、

黒人が警官に暴行を受け死亡したこと、それに対する反発、差別に反対する黒人の決起と簡単に言い切れず、

諸々の政治的な要素が入ってるらしいのです。

とにかく今、かなり大変なことになってるとのこと。


そして、

身近なことで言えば、

ロスが最近49度まで気温が上がってたと報道されてましたが、

これもまた本当に大変だったよう。

その時期に停電にもなり、

窓を閉め切って熱波が家中に入ってこないようにしたとか。

こんな暑さでも、

一番どこの家庭でも電気を使う夕方から夜は、電気料金が割増だそうで、

彼女の家はクーラーを消してると言うのです。

わ〜〜お。

日本だったら死んじゃうよ〜。


山火事もひどく、降ってくる灰で、

服が汚れるほどだったとか。

家の近くから燃えてる山も見えたとかで、これも怖すぎ〜〜。

話がリアルです。


また、Ursulaから知らされるドイツの内情もそう。

わたしから見れば、

今回のコロナ対策についても、最初から優等生的対応をしているように見え、

そつなくきちんと動く国であるように感じていますが、

実は国中では色々な問題が噴出しているということのなのです。


コロナ禍を利用して、

極端な思想を持つ政治結社が力を増そうとしている背景もあるようだし、

連邦州各々でのコロナ禍への対応が違ってるので、

とてつもなく厄介だったり、

コロナ感染対策に疲れ切っている人々が、

いい加減な行動、危険な行動を取ろうとしたりすることもあるみたい。


ドイツも日本も、人間の住むところ、

やはり同じような「人と人との温度差」や、

「行政の対応の色々」はあるんですね。


これだけの情報社会になっても、

わたしたちのところに届けられる世界中の情報は限られています。


もちろん、ネットワークを張り巡らせて、

様々な情報を持った上で、

国際情勢を把握されてる方も多いかもしれませんが、

お茶の間の平凡な主婦の一人のわたしでは、

テレビやネットで流される情報がほぼ全てになっちゃいますからね。

もうわたしなんて、それだけを見たり聞いたりして

勝手にイメージを作り上げちゃってる。


日本は近代民主国家だと思っていても、

時に国に都合の良い情報だけが流れている可能性だってあるかもしれない。

情報操作は行われてるかもしれないのです。


本当は限られた、もしかしたら偏った情報しか手に入れてないのに、

あらゆる情報を手を入れられてるという錯覚の中で

実はわたしたちは生きているのではないか・・・と思わされました。


そんなわたしたちにとってできることは、

入ってくる情報を100%鵜呑みにしないということでしょう。

特に極端な情報は「本当にそうか?」と思いながら聞く。

時には自分でも調べてみる。


遠く離れている国のことはもちろんのこと、

特に新型コロナのようなまだあまり正体がわかっていないもののことなどは、

今自分の持ってる情報を絶対かのように思わないほうがいいですね。


自戒を込めてそう感じました。



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4 コメント

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Unknown (ちかこーん)
2020-09-14 21:43:52
49℃って想像つきません!
どんな暑さだろう。くらくらしそう。
窓を閉め切って熱波が家中に入ってこないようにするってこと自体が
なんだか不思議で仕方ありません。
締め切った家の中の方がまだマシということなんですね?!
うーむ,昨日もコメント入れたはずなんですが,失礼しました。
腰を据えて書くまでのとりあえずの入力アプリ,とっても便利ですよね!
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Unknown (ぶたうさぎ)
2020-09-14 22:00:17
現地からのお話はとてもリアルだね。
ドイツは上手くいったのは彼女の政策手腕かとおもったり、トランプさんは発言が過激でついていけない、何か危険だわとおもったり。
でもそれぞれ多様な面があるのね~
日本にいてもそうだよね。
メデイアの報道と実感してることが何かずれてるなと思うこと度々。
また、現地レポート教えてね✨☘️
返信する
Unknown (まんじゅう顔)
2020-09-15 21:14:58
49度というのは、ロスで一番気温の高かったところで、友人のところはそれよりは少し低かったみたいですけど、やはり40度以上・・・。恐ろしいですよね。
ただ、湿度が全然違うので、ますます想像できませんね。
そうみたいです。家の中の方が涼しいとか・・・・??!

コメント、うまく入らなかったとのこと、気になさらず。
ほんと、いつもありがとうございます。
こうやって毎回コメントくださるちかこーんさんには、ただ感謝しかありません。
どれほど励みになっているか・・・。ちかこーんさんはわたしにとって特別な存在です!
わたしも頑張ってコメント入れますね〜〜。
そうなんですよ。アプリ、重宝してます。これだけというのではなくて、自分の使い勝手のいいところでうまく使いこなせばいいのではと思っています。
返信する
Unknown (まんじゅう顔)
2020-09-15 21:18:28
ぶたうさぎさん、そうですね。
これは新聞やネットではなかなか手に入れられない情報です。
まあ何でもそうでしょうが、いろんな面があるということでしょう。
例えばブラジルの大統領のコロナ対応に、わたしたちびっくりしますけど、ブラジル人には支持がある人のようで、きっとわたしたちにはわからない理由があるのだろうなと想像してます。
日本でも、ちゃんとした情報が流れているか、時々は疑ってもいいのではと思います。マスコミが中立だというのは幻想かもしれません。
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