★ reiGの『日記シックスは2人いた』 ★

山梨でHRバンドのドラマーをやってます
マツダ・アテンザと野球が大好きです

読書日記(雫井脩介/犯人に告ぐ)

2009-01-20 | 

雫井脩介の大ベストセラー警察小説「犯人に告ぐ」を読み、前後して映画の方も観ました。
やはり、「劇場型捜査」というアイデアは秀逸ですね(少々荒唐無稽な気はしますが)。

小説版・映画版ともに一長一短はあり、どちらもなかなか良い作品でしたが、
双方には、けっこうプロットの違いがありました。
小説は、劇場型捜査に戸惑いながら試行錯誤していく様を描いていますが、
映画では、最初から巻島にそれなりのプランがあったように描かれています。
また、序章となる「ワシ」の事件の犯人(と目される)有賀は、
小説では殺人への罪悪感に押し潰されて自ら命を絶ちますが、
映画では警察の捜査が遂に自分に迫ったことを悟っての自殺でした。
小説版は足柄署の名物刑事・津田長が非常に重要な役回りを演じますが、
(巻島とストーリーにとって大きな岐路となる、心に残る名言をいくつか発している)
映画版では、笹野高史の渋い演技力は光るものの、
それほど重要なキャラクターではなくなっていました。
なによりも、小説では、過去の恋愛にとらわれて策謀を巡らすが、
情けなくもどこか憎めない小者として描かれた植草が、
映画版では何を考えているのか分からない、冷徹な官僚的人物とされていました。
やはり文庫で650ページを超える大作だけに、
映画化にはいろんな面での取捨選択・改編が必要だったようです。
ただ、巻島の家族関係の設定や、犯人を追い詰めるクライマックスでの緊張感は、
映画の方が優れていると感じました。
有賀の扱いも、小説版は少々あっさりしすぎでしたね。
映画版は、トヨエツをはじめ、石橋凌、小沢征悦、笹野高史、池内万作、
といった存在感のある役者たちの演技が見事でした。

最近のエンターテインメント小説(特に警察小説)では、
多くのキャラクターからの多重的な視点でストーリーを展開させていくことが多いんですが、
この小説はほぼ、巻島と植草の二人からのみという、限定的な視点で構成されています。
(ごく一部、ダメ刑事・小川からの視点のパートがありますが)
あえて採用された構成だとは思うのですが、
犯人側や遺族側、TV局側などからも描かれていれば、
もっと重厚な作品になり得た気もしました。

なにはともあれ、クライマックスでの、

「バッドマンに告ぐ。お前は包囲された。
今夜は震えて眠れ」


このセリフには、本当にシビれました。
それまで、ある意味犯人に媚びを売らざるをえなかった巻島が、
遂に乾坤一擲の反撃に出たあの場面、劇的なカタルシスを感じさせてくれました。

P.S. 映画のラスト、負傷し病院のベッドで眠っていたトヨエツが、
      いきなり目をカッと見開くシーンで唐突に終わりますが、アレには何の意味が?


ライブ観戦記 (PASADENA)

2009-01-19 | バンド活動
今日は、音楽仲間のM・グローバーさん、
しっかりしぇんか~さん、ロニーさん、yassさん達と、
お友達のバンド『PASADENA』のライブをKAZOO HALLで観てきました。
もちろん他にも何バンドか出ていたんですが、
僕が語れるような音楽性のバンドさん達じゃなかったので、
とりあえず、それらについて書くのはパス(LINKIN PARK位はわかるけど)。

前ギターのUさんが抜けて以来、このバンドを観るのは実は初めてです。
1曲目はなんとLOUDNESSの「Crazy Doctor」、
しかも英語バージョンでカヴァーされてました(珍しい!)。
80年代にHRバンドをやっていた者なら知らぬ者のない、とまで言える曲でしょう。
ギターソロのキメ・フレーズは、誰もが一度は弾いてみたハズ。
2曲目はSHOW-YAの「野性の薔薇」。
初めて聴いた曲でしたが、けっこうカッコいいハードロックチューンでした。
ところで、マークさんの持っている5弦ベース、めっちゃカッコイイです。
後で聞いたら、国内のメーカーのものだそうですが、すごく高そう・・・。
ファッションや佇まいも堂に入っていて、存在感がありますね。

そして3曲目は、キター!のIRON MAIDEN「Aces High」。
メタルファンならば、絶対に燃えなくてはならない曲ですが・・・
・・・不二子さん、次からはツインリードで!
原曲には無い(ニコはワンバス)、もっちーさんのツーバスがカッコ良かったです。

お次はこれは懐かしい、DIOの「We Rock」。
次の曲と合わせ、サイト『We Rock City』へのトリビュートのようでしたが、
市長がロニー様だったとは知りませんでした(恵子姐が議員だとか)。
で、その次の曲が、またまたSHOW-YAの「私は嵐」。
寺田恵子姐さんの、代表曲中の代表曲ですね。
80年代後半を通ってきた人なら、誰もが知っている曲でしょう。
ここまできたら、「しどけなくエモーション」、
「水の中の逃亡者」といったあたりもお願いしたいところです。

最後の曲は、ジャパメタを少しでもかじった者なら涙モノの「More」。
もちろん、言わずと知れたEARTHSHAKERの名曲です。
これも、イントロのフレーズは誰もがやりましたよね!
ギターのJJさん、ギターソロにスウィープを取り入れていて驚かされました。
ロニーさんが、「叙情派の俺には弾けねー!」と笑ってました(爆)
それにしても、叙情派とは良い言葉だ・・・。
Q1:「速弾きやんないの?」 A1:「あ、オレ叙情派だから」
Q2:「タッピングやんないの?」 A2:「あ、オレ叙情派だから」
うん、納得です(笑)

今回のライブ、いつもに比べ、なぜかジャパメタ系の曲が多かったですねー。
あまりジャパメタには興味無い方たちかと思っていたんですが、
個人的にはそちらはイケるクチなので、嬉しい驚きでした。
それにしても、
PASADENAさんは毎回セットリストが結構違うんで、レパートリーの多さに感動です。

しかし今日はなにより、ヴォーカルの不二子さんがピカイチでした。
素晴らしく声が出ていて、フェイクしたフレーズもキマッているし、
とても気持ち良さそうでしたね (^o^)v
愛器・ランディVも、実は見事なオリジナル・カスタマイズモデルであることが判明し、
フロント(ウー)マンとして、すっごくカッコいいな~と思いました。

そうそう、ライブ後に不二子さんと話していて驚いたのですが、
PASADENAさんって、毎週のようにスタジオ練習しているとのこと。
月一程度しか練習をしない僕達は、偉いな・・・と感心したのでした。

アテンザさん日記(2009.1.17) 染めてみた

2009-01-17 | マツダ・アテンザ日記
サイドブレーキの銀色部分が黄色ステッチのブーツと合わないので、
話題の染める塗料『染めQ』で、黄色にしようと思い付きました。

本当はスプレーするものなのですが、
アテンザさんのサイドブレーキレバーは外れないし、
室内で直接スプレーする度胸もないので、スプレーを小さい容器に取り、筆で塗ることに。

薄い色の部分を染めるので下地処理は要らないと思ったのですが、
意外に下が透けた感じになってしまいました。
やはり下塗りは必要だったか、それとも、筆塗りしたのが悪いのか。
写真で見ると良い感じにも見えますが、近くで見ると結構微妙な仕上がりです。
そのうち黒で染め直すか、カバーでも付けるか・・・。

ちなみに、きちんとマスキングしたつもりだったのに一部浸みてしまったので、
上から黒の油性マーカーで塗ってごまかしました。

新年会 (&新年初音出し)

2009-01-13 | SSG/アダムスキー
神(あ、M・シェンカーね)の誕生日(1月10日)を祝いがてら、
ふだんアダムスキーを応援していただいている方々と、横浜で新年会をやりました。

朝10時頃に甲府を出て、しっかりしぇんか~さんと車で東京へ。
タイヤ・ホイールを換えたアテンザさんは、絶好調でした(ナビは結構バカですが)。
で、まずは14時頃に桜木町に集合、reiG・しぇんか~さんの山梨組、
なんと北海道からお越しのmiyaさん、千葉から来られたJICKさん・POIさんとで、
駅前のジョナサンで2時間ほどお茶(約2名は飲酒開始)。

その後、16時から神奈川組のネンコーさん、ようよさん、micha*さんと合流、
横浜駅近くのスタジオ・ペンタでセッション大会をやりました。
このスタジオは初めて使いましたが(当たり前)、素晴らしいです。
ドラムはラック式だし、ハットスタンドやスローンもダブルレッグの良い物を使ってます。
もちろん、スネアやシンバル(Aジル)は備え付け(山梨だと、ほとんど有料レンタル)。
ギターやベースも、よく整備された一流メーカーの物を少額でレンタルできます。
セッションは、僕とようよさん、micha*さんがボーカル、
しぇんか~さん、ネンコーさんがギターとベース兼任、
JICKさん、miyaさんがギター、POIさんがドラムでした。
マイケル関連では「Rock Bottom」、「Doctor Doctor」、「Armed And Ready」、
「Lights Out」等をやるよ!と言われていて、歌詞も持って行ったんですが、
(当然ながら)曲が足りなく、用意していない曲も多数プレイされました。
「Desert Song」等、歌詞を全く知らない曲も歌え!と緊急指令N.R.が下りまして、
うっそ?と思いながら、なんとかホニャララ英語で歌い切りました。
「Dancer」は不可能でしたが(笑)
それはともかく、特に「Doctor Doctor」は一度歌ってみたかったので、嬉しかったです。
ちなみに、マイケル関係以外の曲は僕がドラムを叩きまして、
(2日間だけ)練習してきていた課題曲「Crazy Train」は、最高に楽しかった!
が、それ以外は(聴いたことはあるけど)構成もロクに覚えていない曲ばかり。
大変でしたが、とても勉強(修行)になった気がします。
とりわけ面白かったのが、某国民的アイドルトリオの某曲に酷似していることで有名な(笑)、
某レンジャーの「君が僕のことを好きだなんて言わないで。」という曲。
(曲名を日本語にすると、槇原敬之のアルバムタイトルみたい)
実は、ネンコーさんは元プロミュージシャンで、
その某アイドルトリオのバックで弾いていたことがあり、
件の某曲を演奏しているTV映像も、YouTubeで観ることさえ可能なのです!
マイケル以外のロックをあまり知らないmiyaさんなどは、
「何で急に、Z●KK●N命が始まるのかと思った」と驚かれていました。
他に演奏された曲は、「Cry For The Nations」、「Shoot Shoot」、
「You Really Got Me」、「I Don’t Know」等。

19時からは再度桜木町に移動して、イタ飯屋さん『ラ・パウザ』で宴会。
このお店、パスタがすごくもっちりしていて、とても美味しかったです。
総勢8人のマイケル(又はハードロック)・マニアが集結しての会話は、
終了までの約3時間、盛り上がりまくりました。
マイケルネタに限らず、ありとあらゆる音楽ネタで話は尽きませんでした。
なかでもすげー!と思ったのが、ネンコーさんの高校時代のバンド音源(20ウン年前?)。
GARY MOOREの「Hiroshima」のカヴァーを演奏しているんですが、みんな上手い、上手い。
特にヴォーカルの方は、あの凄まじいチャーリー・ヒューンのシャウトを見事に再現。凄い。

22時に1次会は終了しまして、miyaさん、ネンコーさん、micha*さんとはお別れ。
残りの5人は、歩いて数分のハードロック・カフェ横浜に向いました。
実は着いたは良いものの、ハードロック・カフェも閉店時間でしたが、
店員さんのご好意で(まだ他のお客さんもいたし)、30分ほど居られることに。
別の店員さんで、しぇんか~さん達のネット仲間の甥御さんも顔を出してくれ、
MSGのライブ映像のリクエストにも答えてもらい、けっこう盛り上がりました。

そんでもって、ハードロック・カフェを追い出された後は、
危うくしぇんか~さん達に千葉まで拉致されそうになりましたが、
翌日朝から子供を鉄道博物館に連れて行く約束があったので、なんとか振り切りました(笑)
京浜東北線で大井町まで戻ったら、大井町線は終電ギリでした。
もし既に終わってたら、
五反田から妻の実家まで5キロ以上歩いて帰るつもりだったので助かりました。

なんとも恐ろしく長い一日でしたが、本当に楽しい日でした。

アテンザさん日記(2009.1.13) タイヤ・ホイール交換

2009-01-13 | マツダ・アテンザ日記
先日、作業中に発見したタイヤの劣化のため(ヒビだらけ)、買い替えを決心。
イエ●ーハットやオー●バックスを回って見積りをとったところ、
タイヤ・ホイールセットだと併せてかなりの値引きがあるため、
どうせ換えるなら・・・と、ついでにホイールも換えることにしました。
なにしろアテンザさん純正のアルミホイールは、あまりにもイケてなさ過ぎなので・・・。

まずアルミホイール(アルミホイルではない)は、WORK CR Kaiの白にしました。
サイズは、純正に近い17×7.0JJ、オフセット+47(純正は+55)。
オフセットは+42までイケると言われたのですが、
チェーンを使うし、車検の際の安全マージンも考えて+47にしました。
本当の本当はRAYSのTE37が欲しかったけど、あまりにも高くて断念。
CR Kaiは鋳造なんで重量も軽くないんですが(TE37は鍛造で超軽量)、
カッコいいし安い割に仕上げも良いので、たいして飛ばさない自分には十分OKです。
色については、かつて初代スズキ・スイフトを見て「やられた!」と感じて以来、
黄色い車に白いホイールを履かせるのが夢だったので、白しか考えていませんでした。
ちなみに、付属のメーカーロゴステッカーはキレイに貼るのが結構難しく、
結構斜めってます・・・(夜中に急いで貼ったんで)。

タイヤはダンロップの別ブランド、FALKENのZIEX ZE912に。
当初はオー●バックスブランドのMAXGRADE(激安)にしようかと思ったんですが、
みんカラでの評判をみてみたら最悪で、「危険」とまで言われていたので却下。
それにひきかえ、価格帯で1ランク上のファルケンの評判は上々。
店で速攻注文しそうになったところを、待てよ?と一晩持ち帰って調べて正解でしたね。
もちろん安価なスポーティタイヤなので、絶対的な性能は期待できないでしょうが、
素直で値段の割には良いタイヤ、という書き込みがほとんどでした。
実はMade In Thailandですが、住友の工場ですから、品質もまあ大丈夫でしょう。
ただ、左右非対称パターンなのに回転方向の指定が無いので(つまり4輪同じタイヤを使用)、
運転席側と助手席側でトレッドパターン(タイヤのブロック配置)が前後真逆になります。
本当に大丈夫?と心配になってお客様相談室に電話しましたら、
「それで正しい。大丈夫」とのことなので、とりあえずひと安心。
一瞬、店が組み間違えたのかと思いました。
だったら、入れ替えても違和感が無いデザインにすれば良いのに・・・。

購入後、さっそく東京往復してきたんですが、走りは上々です。
どこかグニャグニャした感触で不安感があった、高速走行での直進性が安定し、
コーナーやレーンチェンジでの応答性も良好。
また、今まで微速域で1回転以上ステアしたときにハンドルを取られるクセがあって、
ディーラーであれこれ調整・パーツ交換して貰っても良くならず、悩んでいたのですが、
それも、ほぼ完全に解消されました。
やはり、アレは劣化したタイヤのせいだったか・・・。
でもそんなことぐらい気付けよ、マツダ・・・ OTL

CD日記 (2008年12月~2009年1月)

2009-01-09 | 音楽
昨年末に東京の実家に行ったんですが、
またも中野・新宿を回って、中古盤屋で格安物件を大量に仕入れてきました。
それらのインプレを少々書いてみます。

●STAMPEDE/THE OFFICIAL BOOTLEG
NWOBHMの数あるレア盤のなかでも、
このアルバムだけは再発されないのかと諦めていた・・・(あまりの嬉しさに号泣)。
後にUFOやフィル・ライノットのGRAND SLAMに加入する、
ローレンス・アーチャーが在籍していたUFOタイプのバンドのデビュー作(ライヴ)。
ヴォーカルのリューベン・アーチャーは、もろにフィル・モグ・タイプ。
いかにレコード会社の思惑があったとはいえ(レコーディングコストの問題)、
いきなりライブ・アルバムでデビューしただけあって演奏力はなかなか。
曲も、「Missing You」「Hurricane Town」「Days Of Wine and Roses」など、
メロディアスでカッコいい佳曲が揃っているし、
ローレンスのギターは、当時からM・シェンカーを彷彿とさせる輝きがあった。

●GALNERYUS/VOICES FROM THE PAST 1・2
今のジャパメタ界では最も期待されている(多分)バンドの、ライブ会場専売ミニアルバム。
全曲カヴァーで、選曲がかなり通好み(たぶんプロデューサーの久武頼正さんが選んでる)。
『1』の方はスコピの「Pictured Life」、GARY MOOREの「Thunder Rising」、
ASIAの「Go」、VANDENBERGの「Waiting For The Night」、
AC/DCの「Whole Lotta Rosie」など、まあけっこう普通だが、
『2』は趣味の世界。
SILVER MOUNTAINの「1789」(俺がこの世で一番好きな曲!)に始まり、
オジーの「Secret Loser」も今では忘れられた名曲だし、
LEATHERWOLFの、これまた超名曲「Rise Or Fall」には涙、涙!
後はASIAの「Sole Survivor」(かなりアレンジしてる)に、ウリの「Fire Wind」。
1・2両方に収録されているASIAは、オリジナルよりもカッコいい程。
「1789」も、原曲にないハモリにグッときた。
やっぱ久武さんって、趣味イイDEATH!(俺と趣味合います)

●EUROPE/Almost Unplugged
『ほとんどアンプラグド』の題名どおり、
全部ではないが多くの曲がアコースティックで演奏されたライブ盤。
「The Final Countdown」のアレンジには仰天した(でも確かにこの方法論しかない)。
「Dreamer」「Mamories」のような初期の名曲をやっているのが嬉しいし、
UFOの「Love To Love」をカヴァーしてるのも驚き。
この曲でのジョン・ノーラムのギターには、素晴らしいのひとこと。
ラストの「Rock The Night」は全然アンプラグドじゃない・・・。

●COBRA/FIRST STRIKE
これ、今回の超目玉!
後にSURVIVORの二代目ヴォーカルに抜擢されるジミ・ジェイムソンと、
KROKUS~ASIA~KATMANDU~GOTTHARDと渡り歩くマンディ・メイヤーのバンド、
1981年に発売された唯一の作品。
過去にCDが出ていたこともあったのだが殆ど売れなかったらしく、
オークションなどでは1万円以上で取引されていた程のレア盤だった。
それが、数か月前に奇跡の再発。
ついに念願かなって聴くことができたが、これが期待に違わぬ素晴らしさ。
SURVIVORをもっとロック寄りにした感じの、アメリカンHRの名盤!
ジミには(噂どおり)RAINBOWに加入して欲しかった・・・。

●Blessed By A Broken Heart/Pedal To The Metal
アメリカ発、80年代ハードロックとメタルコア、
そしてダンス・ミュージックを融合させた新世代メタル・バンドのデビュー作。
いかにも最近のラウドロック調のヴォーカル、超メロディアスなリードギター、
テクノチックなキーボード、バスドラ4つ打ち多用のドラム、
LAメタル風の曲作り、というバラバラな要素が見事にマッチング。
メンバーも皆カッコ良い、またはキャラが立ってるし(ベースの彼は最高!)、
数年後には凄い大物になってたりして。
同傾向のENTER SHIKARIより、完成度は高い気がするなあ。
ダンサブルなシングル曲「Move Your Body」は、題名どおり踊らずにはいられない。
超楽しそうなビデオも必見。

●RAGE/REFUGE
ジャーマン・メタルの重鎮バンド、レイジ(reiGではない)のマキシ・シングル。
発表当時、タイトル曲のカッコ良さにはかなりやられた。
THE POLICEのカヴァー「Truth Hits Everybody」も必聴。
ジャンルは違えど、
同じ技巧派トリオ・バンドとしての誇りを証明したかのような会心の演奏。

●ORION THE HUNTER
BOSTONのバリー・グドローが当時(1984年)、
全然活動しないバンド(トム・ショルツ)にウンザリして立ち上げたバンドのデビュー作。
BOSTON程の完成度はないが、メロディの質などは同等以上。

●ZEBRA/LIVE
日本では全くの無名だが、アメリカではかなり人気があったトリオ・バンドのライブ。
ひとことで言うとRUSHのフォロワー。ただし、リーダーはギタリスト。
数年前にTV番組『ヘビメタさん』のギターリフ・バトル(なんだそりゃ)で、
P・ギルバートが彼らの代表曲「Tell Me What You Want」を弾いていた。
分かった人は何人いたのだろうか。

●SHADOW KING
元FOREIGNERのルー・グラムと、
元WHITESNAKEのヴィヴィアン・キャンベルが結成した(と言われた)バンドのデビュー作。
実はヴィヴィアンは雇われギタリストで、実際の音楽的リーダーは、
後にFOREIGNERに加入するブルース・ターゴンだったらしい。
ルーはレコーディングをサボってばっかいたとの情報も。
サウンドはFOREIGNERをハードにした感じで、以外なほど掘り出し物。

●GOTTHARD/D FROSTED
例のマンディ・メイヤー在籍時の、アコースティックライブ・アルバム。
曲の素晴らしさ、歌唱・演奏の巧さが光っている。
ちなみに、買ったCDは韓国盤だった(300円)。

●ROBBY VALENTINE(1st)
今では某ジャクソンみたいになってしまった、ロビー様のソロ・デビュー・アルバム。
当時はまあ、カッコいいといえばそうかもしれない。
曲・アレンジは、QUEENを超・拡大解釈したかのような超・大仰路線。
シンフォニックなハード曲やバラードが持ち味なんだろうけど、
個人的に好きなのは、「One Day」みたいなメロディアスなポップ曲。
これは泣ける!

●LAST AUTUMN'S DREAM/Ⅱ
哀メロ王ミカエル・アーランドソンと、
元FAIR WARNINGのアンディ・マレツェクが結成したメロハー・プロジェクトの2枚目。
どうもデモに近い段階の音源をアルバムとして発売されてしまったらしく、
音の薄さ・ショボさは近年まれに見る程。
ただ、元RISING FORCE~TALISMANのマルセル・ヤコブスと、
元TREATのジェイミー・ボーガーが参加したリズム隊のおかげか、曲に躍動感が加わった。
その躍動感とミカエル本来の哀メロが融合した「Fire With Fire」は、
彼らのレパートリーのなかでも屈指の名曲に仕上がっていると思う。

アテンザさん日記(2009.1.4) ブレーキキャリパー塗装

2009-01-07 | マツダ・アテンザ日記
どうもあけましておめでとうございます。
やっと死んでいたPCを買換え、ネットが使えるようになりました。
ということで、本年もよろしくお願いいたします <(_ _)>

さて、いきなり車の話ですが、アテンザさんのブレーキキャリパーは、
見た目があまりにも貧相なので、ずっと何とかしたいと思ってました。
エンドレスやらブレンボやらの社外キャリパーに換えるという手もありますが、
そんなお金はどこにも無いし、そこまでする必要も無いということで、
自分でキャリパーをカッコ良い色に塗ることにしました。

で、買ってきたのが 『ELSブレーキキャリパーラッカー』。
オートバックスで5,000円程する耐熱塗料です。
実は、ホームセンターなどで売っている汎用塗料の方が遥かに安いんですが、
まあ専用の物の方が良いだろうと思い、その辺はちょっと奮発しました。
昔の車が金色のブレンボだったことにちなんで、色はゴールドをチョイス。

フロアジャッキでジャッキアップしてウマをかまし、ホイールを外して、
半日かけて、ハケと絵筆で4輪分塗り塗りしました。
キレイに仕上げるためには2、3回塗り重ねなければいけないんですが、
真冬ですから、乾燥させるのに時間がかかるかかる・・・。
結局時間が無くなってしまい、後輪は1.5度塗りくらいになったような気もします。

近くでよーく見ると実は結構いい加減に塗られてますが、
発色も良いし、パッと見には非常にいい感じになりました。
めでたしめでたし・・・

・・・と思いきや、大変なことに気が付いてしまいました。
外したタイヤをよくよく見てみると、表面がヒビだらけ!
多分、新車購入時からの純正タイヤだと思うんですが(ちなみにダンロップ製)、
6年落ちの車なんで、まあそりゃ確かに劣化するよなあ・・・と。
ずーっと悩まされていたハンドリングの不良も、もしかしたらこのせいかな?とも。
そこで、しょうがないですからタイヤを換えることにしました。
では、その件についてはまた後日。