★ reiGの『日記シックスは2人いた』 ★

山梨でHRバンドのドラマーをやってます
マツダ・アテンザと野球が大好きです

クルマ試乗記(マツダ・アクセラ)

2010-04-12 | 
アテンザさんが事故修理中のため、代車で同じマツダのアクセラ(先代セダン)を借りています。
それにしてもこの車・・・ものすごくイイ!

1.5Lでオートマのいちばんしょぼいグレードなんですが(レンタカーなんで)、
そのしっとりした足回り、正確なハンドリング、快活なエンジンと、まさにファン・トゥ・ドライブ。
オートマでこんなに運転が楽しい車には、初めて乗りましたよ。
これで2.3Lターボ・6速マニュアルのマツダスピードなんか乗ったら、2度と他の車に戻れないかも。
さすが、日本車ながら欧州カー・オブ・ザ・イヤー2位に選出され、
ヨーロッパで大ヒットして、わずか3年で100万台もの生産を達成した車です。
名車の呼び声高いフォード・フォーカスも、同じプラットフォームで生産されてますし。

難点としては、この初代アクセラ・セダンのスタイリングはイマイチ好みじゃないとこ。
ただ、昨年出た新型アクセラ・セダンはかなり良いセンいってるんで、
これにマニュアル車があったらいつかは・・・とも思いますね(スズキSX4なんかも同様)。
さて次は、スズキのスイフトスポーツに試乗してみたいな!

P.S. なんとスバル・インプレッサに、久々の4ドアSTiが出るとの情報が。
   写真も見ましたけど、なんか初代に近付いたイメージのスタイリングでイイ感じです。
   5ドアのスタイリングはリアがボッテリしてて好きじゃないので、嬉しいですね。

クルマ試乗記(トヨタ・アベンシス)

2009-05-09 | 
GW中、ちょっと訳あってアテンザさんを預けており、
遠出用にETC付きの車が欲しいということで、実家の車を借りました。
トヨタのアベンシス、後期型の2.4リットルです。

欧州のトヨタで企画され、イギリスの工場で製造されて日本に逆輸入された車。
発売前より自動車雑誌から注目を浴び、発売後もかなり好評だったので、
今さらですがけっこう期待して借り、400キロほど乗ってきました。

時速80キロ以下での走行は、サスペンションがしなやかで安定感もあります。
ただ、高速になると路面の凹凸によるショックが意外と強くなるように感じました。
ステアリングはかなり軽く、あまり路面状況をハッキリ伝えない感じ。
個人的には、もう少しショックが強くても路面状況が分かりやすい方が好みですが、
FR的な高質感を狙ったのだと思います。
ヨーロッパ製と言っても、国土の狭い英国で生まれた車なので、
アウトバーンでの高速走行を意識せざるを得ない独車とは、180度違うタイプですね。

エンジンはワクワクするようなところは皆無ですが、
低速トルクは十分あり、高回転までストレス無く回ります。

内装のクオリティは、さすがトヨタ。
このような大衆車でも、マツダやスバル辺りとはレベルが違いますね。
アルミのオーディオパネルやソフトパッドのシボの付け方など、素晴らしいと思いました。
シートは少々サポートが足りないですが(たぶん意図的)、座り心地は上々でした。
後席やトランクも広いですね。使い勝手はかなり良いです。

細かい所では、ヘッドライトの光軸調整ができない点がちょっと気になりましたが、
給油口のキャップがゴムでつながっていて、
置き忘れることがないように工夫されていることに感動しました。

クルマ試乗記(日産デュアリス)

2009-04-19 | 
今日は「のってカンガルー」グッズ目当てで、日産に試乗に行ってきました。
試乗した車は、前からちょっと興味があった『デュアリス』です。
ディーラーは生まれて初めてクルマを買ったところで、営業さんもそれ以来の付き合い。
かなりヘナチョコな人なのですが、誠実な人柄が意外とウケるらしく、
実は社内でも指折りの成績なのだとか(ご褒美でゴーン氏にも会ったらしい)。
僕が初めて会った10年前は、事務から営業に配置転換されてまもなくで、
ほとんど車を売ったことが無く非常に頼りない人だったのが、わからないものです。

このデュアリス、元々は欧州専売の小型SUV『キャシュカイ』で、
日本仕様も当初は英国で生産されていました(ポンド高の影響で現在は九州で生産)。
爆発的ヒットではないですが驚くほど評論家筋の評価が非常に高く、
かつてのプリメーラ(P10)のように、じわじわと売れてきている気がします。

試乗コースが短く道もけっこう混んでいたので、
評判の足回りの真価はいまいち体験できませんでしたが、
普通に乗っても、まあまあしなやかな足だとは感じられましたね。
ただ、個体差もあるかもしれませんがブレーキペダルが異常に渋く、
あやうく前の車に追突しそうになってしまいました。
それ以外はエンジントルクもあり、シートも快適、
見晴らしも良く取り回しも良好で、とても運転しやすい車だと感じました。

シンプルで変な色気の無いデザインもなかなか好みで、
マニュアル車があればいつか乗ってみたいのに・・・と、残念に思いました。
まあ、アテンザには敵いませんが。

クルマ試乗記(マツダ・新型デミオ)

2008-09-23 | 
え~、実に1ヶ月ぶりの更新です。
その間にいろいろあって、ネットは見事にご無沙汰・・・。
またしても手を怪我したり、ライブやったり、読書にハマったり、
夏休み取ったり、某ネットオークションを出入り禁止にされそうになったり、と。

そんでもってその色々のうちのひとつに、愛車をぶつけられてしまった事が。
そんなわけでここしばらく、ディーラーから代車を借りています。
最初はホンダのフィット・アリアだったんですけど(これはツマラなかった)、
途中で換わって、今はマツダの新型デミオ。
例の玉置宏、じゃない玉木宏がアホ面してCMしてたやつです。
彼も「のだめ」以来芸風変わっちゃって・・・(笑)

まあ代車なんでグレードは最低のヤツ。1.3ℓエンジンで、タコメーターも無し。
なんとマニュアルミッション(嬉しい)。完全に営業車ですけどね。
このマニュアル仕様はインパネシフト(2代目シビックタイプRみたいな感じ)で、メーカーは「ステアリングとの位置関係はスポーツカーと同等」と言い張ってるらしいけど、後付けの理屈だな、って感じです。
ただ単にATと同じ位置に置いてるだけだし、百歩譲ってステアリングとの関係はイイとしても、
シートからは遠過ぎで実用車としては×でしょう。
また、ギヤ比がちょっと高い気がします。
混んだ道のノロノロ運転だと、2速ではツラく感じるときがあります。
でも、シフトフィールはなかなか良い感じです。
ちょっと人工的だけど、カチッとしていて安グルマとは思えないかな。

エンジンはさすがマツダご自慢のMZR、低速トルクはイマイチだとしても、
回すとキビキビ走るし、音やフィーリングもコンパクトカーとしては上々です。
足回りはまあ普通だと思いますが、トヨタ車みたいな頼りなさや、
スズキのようなキャパの絶対的な少なさは感じませんので、まあ良し。

しかしこのクルマはなんといっても、そのスタイリング。
パッと見、とても日本車とは思えないような雰囲気を持っています。
特にリヤからサイドにかけてのデザインは、
ボリュームがありながらスマートで、本当に素晴らしいと思います。
これほど欧州的な雰囲気を持ったコンパクトカーは、初代ヴィッツ以来でしょうね。

まあなんだかんだ言ってこのデミオ、けっこう気に入りました。
もし今このクラスのコンパクトカーを買うなら、絶対にコレにするでしょうね。
あ、ヨーロッパ車は抜きにするとして・・・(絶対フィアット500)。

スタッドレスタイヤ交換

2008-05-25 | 
え、まだだったの?という感じですが、
5月も終わりにして、やっとスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに交換。
ここしばらく、なかなか土日にまとまった時間がとれなくて・・・。

タイヤ交換自体はどうということはないんですが、
マンション3階から駐車場までタイヤを持って行く(そして持って帰る)ことと、
空気入れが足踏み式なので(電動式も昔使っていたが、ある日爆発してご臨終)、
けっこう大変。
なんだかんだで2時間近くかかってしまいます。

昨日はバンドの練習だったし、今日も疲れました。
とか言いながら、今から富士吉田まで行ってきます (o^-’)b

マイナーチェンジ考

2008-03-18 | 
日本唯一の本格4ドアスポーツ、マツダRX-8がマイナーチェンジされた。
が・・・何だ?あの変にカッコつけたエクステリアは。
RX-8はあのちょっとファニーな顔が良かったのに。
シンプルな造形が潔かった日産ティーダも、妙にスポーティなバンパーに。
どうも最近の世界中のメーカーは、
大きなツリ目とゴテゴテしたエアロがスポーティだとカン違いしているようで。

だいたい、売れないからってマイチェンで顔を大きくイジって(最近は大抵イジるが)、
成功した例はほとんど無いんじゃないのか(かつてのS14シルビアくらいか)。
最近でいうと、初代トヨタ・ヴィッツ、先代トヨタ・カローラ、
ダイハツ・ストーリア(トヨタ・デュエット)、2代目マツダ・デミオ、
2代目スバル・インプレッサ(飛行機グリル)、
先代BMW3シリーズ、アルファロメオ156、プジョー307、現行VWポロ、
どれも元々のデザインが台無しだし、スバルなんか本来の設計思想まで変えてしまった。

ヴィッツや156なんか本当に、衝撃的なまでに素晴らしいデザインだったのに、
なんかその功績まで、水の泡になってしまったような気もする。
しかもたかがマイチェン、全体のスタイリングを変えられるわけではないから、
顔やエアロだけの後付け感がアリアリなんだよなあ。
中身のハードウェアは、見事に進歩させている車もあるんだろうけど・・・。
(実は、コストダウンだけが目的のマイチェンも多いらしいけど)

クルマ試乗記(プジョー207GT)

2007-04-10 | 
先ごろ新発売されたプジョー207の試乗会に誘われたので、行ってきました。
なんと高速道路も走らせてくれるという、たいへん太っ腹な企画です(1区間だけですが)。

乗ったのはスポーツグレード、GTの5速マニュアル車。
外装は、キュートな206からえらく獰猛なルックスになったな、という印象。
しかも、マイチェン後の307とパッと見、区別つきません。
206可愛い!って買ったお姉さん方が、果たしてまた買ってくれるかどうか・・・?
ボンネット先端の立体的なボリューム感はカッコいいですけどね。

まず車に乗りこむと、最近流行の装備、グラスルーフの開放感が気持ちイイです。
内装は簡素ながら、どことなくオシャレ。エアコンがちょっと使いにくいのは残念です。
ただ、スポーツグレードとはいえプジョーには、黒よりもっと明るい内装が良いかもです。

1.6ℓの直噴ターボエンジンは、先日乗ったMINIクーパーSとほぼ同じもので、
走り出すとターボの効き方は自然で低回転時のトルクも太く、
また、踏み込んだときの加速感も凄いです。
MINIのような、発進時のクラッチの違和感はありませんでした。
しかし、スポーツグレードなのに低回転ではエンジン音が静かすぎ、
でも回すとやたらウルサイのは、MINI同様です。

硬いシートと17インチ扁平タイヤのせいか、
いわゆる「猫足」と呼ばれる、独特の柔らかさは体験できず。
スポーツ系車両としては充分に乗り心地の良い方ではあると思いますが、
307フェリーヌの気持ち良さには、とうてい及びませんでした。

操作系についてですが、
電動パワーアシストになってしまったステアリングは、正直あまり好みではないです。
シフトレバーはちょっと身体から遠く、
また、ギヤを抜いたときのセンターへの戻り具合が妙に人工的で、不自然な感触でした。
ABCペダルの間隔はかなり良いですが、クラッチとフットレストの間隔が狭いうえに、
フットレストがセンターコンソールの奥をえぐるようにして設置されているので、
足を置き換える度に、クラッチペダルかセンターコンソールに足が引っかかります。
これにはイライラさせられました。
やはり左ハンドルの小型車を右仕様にするのは、どうしても無理があるようです(特にMT車)。
ハッキリ言って、マニュアルミッションのラテン車は左ハンドルオンリーで良いと思います。
いまどきMTを選ぶ人は走りや(外車としての)イメージ重視ですし、
下手すりゃ、左ハンドルの方がウケるのでは?
ムリに右ハンドルにする必要があったのか、正直疑問です。

結論としては、207GTの日本仕様車は(私には)あまり魅力的ではありませんでした。
今のプジョーでは307の1.6ℓ、マニュアル車が買いなのではないかと考えますね。

クルマ試乗記(Newミニ/プジョー307)

2007-03-12 | 
最近機会があり、フルモデルチェンジしたばかりのNewミニ・クーパーSと、
プジョー307を運転しました。その際の感想を少し。

○Newミニ・クーパーS(6MT)
エクステリアは可愛い。
青や黄のポップな色か、渋いブリティッシュ・グリーンにストライプでキメてみたいです。
笑ったのが、ボンネット上のエア・スクープ。
ここ、先代はスーパーチャージャーのインタークーラーがあり、
冷却風導入のために開けられていたんですが、なんと新型は、穴が開いていないダミー。
ターボのインタークーラーは、グリル下にあるそうです。要は、ただのカッコつけです。
今や伝説の迷車となった三菱GTO(超なんちゃってフェラーリ)を思い出しました。
インテリアはまあ可愛いんですが、ちょっとクドイ。すぐに飽きる予感がします。
3サイズはプジョー206くらいですが、ラゲッジスペースは遥かに狭い。
奥行きは正直、軽自動車くらいです。しかも3ドア。実用性は相当低し。
いざ運転してみると、クラッチが異常に重い。たかだか170馬力なのに、なんなんでしょう。
しかも発進時、かなり気を使って繋いでも、なぜか変なショックが来ます。
シフトも全然ダメ。ノブはデカすぎるし、ストロークは長いうえに、入りは妙に堅い。
「よいしょ、ゴリゴリ」って感じで、ちっとも気持ち良くありません。
エンジンも、BMWのバルブトロニックを使っているそうですが、フィールが全然ダメ。
低回転では変に静かですが、回すと、ウルサイうえにガサツ。レスポンスも良くないです。
BMWの316Tiは、遥かに良かった記憶があるんですけどねえ。
まあBMWエンジンっていってもドイツ本国ではなく、
アジアだか南米だかで作ってるらしいんで、しょうがないんでしょうか。
ただ、物凄く速いです。踏むと、低回転からドビューン!と加速します。
しかし、乗り心地はガチガチで最悪です。シート、サスペンション、まったくダメです。
結論。Newミニ、どんな機会があろうとも絶対に買うことはないでしょう。
市街地と幹線道路しか走っていませんので、ワインディングでの走りはわかりませんが、
あのシフト&エンジンフィールでは、たとえどんなに速くても、楽しくはないです。
本当にイイ車は、市街地をゆっくり流してもワクワクしてきます。

○プジョー307(4AT)
2005年にマイナーチェンジで一新されたエクステリアには、正直ついていけません。
やたらデカい口、これもやたらデカいライオンマーク、
あるんだか無いんだか判らないバンパー、どれも本当にイヤです。カッコ悪い。
しかし室内は想像以上に広いし、ラゲッジルームは、それこそ広大。
まあ全長4.2m・ホイールベース2.6mありますから、あたりまえかもしれませんが。
走り出すと、なにしろ乗り心地がイイ。シートは最高。絶妙なカタさ・形状です。
アシも、さすが「プジョーの猫足」です。しなやかな乗り味。
エンジンは、まあフツー。ただ、トルクはしっかりあって、悪くないです。
トランスミッションはオートマでしたが、これは完全に×。
マニュアル操作ができるのは良いけど、変速が遅い。
そして、停車すると1速に戻るんですが、このときに異常に大きいショックがあります。
結論。結構イイ車です。あの足はハマるかもしれませんし、なんかオシャレです。
コレか206、306はいつか、マニュアル車で乗ってみたいです。
でももし買うとしたら、マイチェン前の型です。現行型はやはり、見た目が許せません。

ノスタルジックカーショー

2006-05-27 | 
今日は、東京ビックサイトで開催中のノスタルジックカーショーへ。
今年はスカイラインがメインで、
写真は、星野一義のカルソニック・スカイライン。
しかし、もうR32がノスタルジックといわれるのか…時代の流れは速い。

ちなみにイベントで一番面白かったのは、
何故か出演したベンチャーズのコピーバンド。
演奏は結構良かったし、客の扱いも上手かった。

WRC応援記(アルゼンチン)

2006-05-02 | 
スバルのソルベルグが、久しぶりに2位入賞。
一時はトップを走っていたんだけど。
しかし、ローブは半ワークスなのに、本当に強いねえ。

スズキはウィルクスが優勝、P.G.アンダーソンが3位。
アンダーソンに序盤のトラブルがなければ、1-2だったな。

がんばれ日本勢!

灯台下暗し・・・

2006-04-12 | 
前回の日記で書き忘れたのだが、
インプレッサのビデオを撮っていて、今まで全く気付かなかった事実に気付いた。

純正ブローオフ・バルブの作動音(ターボ過給した空気を逃がす音)が、やたら大きいのだ!
エンジン・排気音を録るため、停車したままアクセルをアオリまくっていたら、
アクセル抜いたときにパンパン鳴る鳴る。いや、WRCなみにカッコ良く。

ガンガン走っているときはロード・ノイズが大きいので殆ど聞こえず、
純正の音は小さいな~なんて思っていただけだったようだ。
手放す寸前になって知ったこの事実に、また少し悲しくなってしまったのだった。

さよなら、インプレッサ

2006-04-11 | 
今日は、インプレッサとの別れの日だった。
約4年半の年月を一緒に過ごした愛車は、新しいオーナーを求めて貰われていった。

昨日は最後のドライブということで、インプ最後の雄姿を写真やビデオに収めるため、
最初は山梨市のフルーツ公園に行ったのだが、なんかイベントをやっていて大混み。
写真どころではないので早々に退散、昇仙峡に向かった。峠道を流して楽しんだあと、
県営駐車場奥の土産物屋でそばを食べ(これ意外に美味い)、ちょっと散歩してから、
昇仙峡の市営駐車場付近(いつもガラガラ)で、走行シーンをビデオに撮ったり、
停めて写真を撮ったり。

ホント、いつも愛車との別れは寂しいね。インプのこれからの幸運を祈る。

1週間位の内には新しい愛車、アルファ155がやって来るけど、また大事に乗ってやろう。

走る凶器

2006-04-02 | 
実は今、車の乗換えを考えているのだが、アルファロメオ155・V6という多少レア気味の車なので、
ネット・足併用で、あちこちの店を回って探している。

で、今日は調布市のとあるお店に行ってきたのだが、
駅まで迎えに来てもらいお店に向かう途中、交通事故に遭遇。
数十メートル先を走っていた年寄りの運転する車が、自転車の男性を撥ねたのだ。
慌てて車を止めて被害者に駆け寄ったが、被害者の方は耳から血を流されて、ピクリとも動かず。
正直その瞬間、ああ、残念だけどこの人はもう亡くなったな、とも思った。
いずれ生死にかかわらず動かさないのが適切と判断、まず119に電話を入れた。
そうしているうちに道路脇のお店から出てきた方が来て、「私、看護師です」。
そして被害者を処置しているうちに、意識が回復。ほんと、あのときは心が軽くなった。
その間、車屋さんは同僚の方も呼んで、大渋滞となった道路の交通整理を。いい人達であった。

いつになったら来るんだ、と皆がイライラし始めた頃、やっと消防・警察が到着。
あとはプロに任せて引き上げた。あの人無事だったかなあ・・・。

事故を間近で目撃した警備員さん(?)に聞くと、
どうやらベロベロに酔っ払って自転車に乗っていた被害者が、
突然加害者の車の前にフラフラと飛び出したのが事故原因らしかったのだが、
頭にきたのが、加害者の態度。最初から被害者に近寄りもせず、オロオロするばかり。
いい年して、なんの役にも立たない。
落ち着いたかと思ったら、回りで目撃した人達に、話を聞いたり連絡先を聞いたりしてやがった。
あまりにムカついたんで、こちらにお礼に来たときに、説教してやった。
自分が悪くないと思うのは分かる、だけど人として、少しは相手を心配しろよ・・・。

しかし、その後の車購入テンションはガタ落ち。
死亡事故かと思うのを見た直後に、車なんか買えねえよ。
目当ての車の状態も悪くなかったが、まあ希望と違う部分もあって、縁が無かったね、と。
まあ、また別のトコで探すさ。

ちなみに、加害者の乗っていた車は、20年以上前のスバル・レオーネ。
今回インプレッサを売るのは、保険料なんかの維持費の点と、
もうカリカリ走るのはやめようかな~という気持ちからで、
でもまだ踏ん切りがついていない部分があったんだけど、これで決心ついた。
今日の事故は天が俺に、スバルはしばらくやめておけ、と言ってるのかな、
別の車でゆっくりツーリングしろと言ってるのかな、とね・・・。

不謹慎な言い方かもしれないけど、ほんと、今日は勉強させてもらった。
車はやっぱり怖いよ。車の無い生活は絶対考えられないけど、俺も気をつけなきゃ・・・。

読書日記(間違いだらけのクルマ選び:最終版)

2006-02-19 | 
約30年にわたり毎年(5年前からは年2回)刊行されてきた、
車購入のバイブル「間違いだらけのクルマ選び」が遂にその歴史を閉じた。
著者の徳大寺有恒氏は現在65歳。35歳の時が初刊行ということで、まさにライフワークだ。

で、今回の最終版は、今までの34冊からの総集編。
編集方法で面白いと思ったのが、車のジャンル(高級車とかミニヴァンとか)だけでなく、
一部、カローラvsサニーとかマークⅡvsスカイラインとかのライバル車対決とか、
シビックやゴルフの歴代の移り変りとかをテーマに章分けしたところ。
日本のモータリゼーションの盛衰が見え隠れするような気がした。

こうして振り返ってみると、徳大寺氏はなかなか鋭いことを書いている。
セダンの衰退とか、スカイラインの消滅(一時的。ただ、ファンには現在も無いも同然)とか、
予言めいたことも書いている。
まあ、ベタ誉めしていた車を、モデルチェンジもしていないのに、
1年後にコキ下ろすなんて不思議なことも、ザラではあったが。

しかし、三本和彦氏のTV「新車情報」も終わってしまったし(こちらは27年)、
自動車評論家にも世代交代の波が来ているということか。
こういう辛口の評論家はなかなかいないし、寂しい限りだ。
若手でも、森慶太氏なんかはなかなか良いけど。
あとちょっと胡散臭いけど、国沢光弘氏もキャラがいいね。

リチャード・バーンズ氏逝去

2005-12-24 | 
21世紀最初のWRC年間チャンピオン、
リチャード・バーンズ氏が脳腫瘍のため、闘病の甲斐なくこの世を去った。

スバル~三菱~スバル~プジョーといくつかのチームを渡り歩いた彼だが、
その経歴のハイライトは、二度目のスバル在籍時。
1年目の1999年こそ、ユハ・カンクネンに次ぐセカンド・ドライバー扱いだったが、
すぐにその才能を爆発させ、2000年には押しも押されぬエースに。
その年はダントツの最速ステージ数を誇りながら、惜しくも選手権2位。
しかし2001年には、丸目インプレッサを駆るそのクレバーな走りが実を結び、
遂に念願のシーズンチャンピオン獲得。
そして2002年に、最強チームの呼び声高いプジョーに移籍。
さらなる活躍を期待されていた矢先、ラリー中に突如失神。
脳腫瘍が判明し、懸命の闘病を続けているなかの訃報だった。

私がスバル(&インプレッサ)を好きになったのも、彼の活躍があったから。
マクレーやソルベルグはもちろん、マキネンあたりと比べても地味なチャンピオンだったが、
大好きなドライバーであった。
彼の安らかな眠りをお祈りする・・・。

それにしても最近のスバル関係者には、ポッサム・ボーン、(移籍後ですが)マイケル・バーク、
そしてこのリチャードなど、若すぎる死が多すぎる。
ラリー活動もあまり上手くいってないし・・・。
今年もまあ、新井のPCWRC世界チャンプ獲得という朗報もあったが。